東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成29年度 活動ブログ

平成29年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2017.06.24

第2回科学者の卵養成講座を終えて

皆さん、第2回科学者の卵養成講座お疲れさまでした。仙台青陵中等教育学校4年 山本 望海です。

梅雨に入っているものの、今日は天気も良く、東北大学 青葉山のキャンパスでたくさんの新しい仲間と学びに触れて、頭も心も満たされて帰ってきました。
遠方から来ていて長旅の方も多いので、皆さん気をつけて下さい。

前置きはこれくらいにして、今回の振り返りをしたいと思います。
午前中はサイエンスチャレンジがあり、短長2種類の竹ひごとモールを使って、4つのピンポン球を乗せられるタワーを作り、その高さをグループ対抗で競いました。

私のグループは短い竹ひごを2本1セットにして縦に立てて置き、それを土台の柱として三角形の頂点になるように並べ、モールをその土台に巻きつけて安定させて......という作業を繰り返してみよう!となったのですが、モールが曲がりやすく、全く安定しませんでした。『モール=曲がりやすい』『竹ひご=硬い』このそれぞれの特徴を活かして、モールはジョイントとして竹ひごと竹ひごを繋ぐ役割を、そして竹ひごは形状が変化しないことを利用して高さを出す役割を、というようにハッキリと役割を分ければよかったな...と後悔しています。
私のグループはモールを巻きつける以外に、土台やピンポン球を乗せる籠代わりにも使ってしまったことが不安定になり崩れてしまった結果を招いたように思います。
『もう一回チャレンジしたい!!』これが1時間の制限時間が終わった瞬間の私の気持ちでした。

このサイエンスチャレンジでの挑戦を通じて、思考を巡らせる訓練になったのはもちろんのこと、仲間と協力して一つのことに取り組む楽しさも肌で感じることができました。

続いて午後に行われたのは、橘 由加教授による英語能力獲得大作戦(プレゼンとE-learning)でした。私が英語を始めたのは、中学生になってからですが、読書が好きな私にとって『英語が分かる=海外文学作品の原作が読める』ことが勉強の励みになり、英語が好きになりました。ということで、今回の講義はとても心待ちにしていました。
まず、英語は英文法無くして習得なし。今まで高校の英語表現の授業の意義をあまり感じられなかった私にとって、これから頑張ろうという意欲になりました。
また、建築に例えた英語力(reading・listening・writing・speaking)のそれぞれの役割と流れは、これから英語力を伸ばすのに努力していく中で路頭に迷ってしまったときの道しるべになるなと思いました。


そしてRichard Meres講師によるプレゼンで、メトロノームを使った『ネイティブスピーカーと日本人の英語発音の決定的な違い』を実践して頂いたときは、『英語を聞いていて、聞き取れない部分があるのはどうしてだろう...』という私の長年の疑問が今日の青空のようにスッキリ解決することができました。日本人とアメリカ人の発音の違いはsyllable-timingとstress-timingによるものであることがわかりました。

日本人はどの部分も同じような抑揚で平坦に話すのに対し、アメリカ人は大事な部分とそうでない部分に分けて、抑揚をつけて話すので、大事でない部分の音が繋がって聞こえる、ということ。listeningテストがある身にとって、このことは厄介なことのように一瞬思いましたが、会話をする上では大事なことだけがきちんと相手に伝わる素晴らしい言語だと思いました。

Richard Meres講師の話を聞いて楽しめたことで、新たな知識や学びを得ることが出来ました。世界共通語である英語を学ぶことは、国境を越えて文化や技術を始め、『人生を豊かにする方法』を共有出来ることに繋がるのだなと改めて感じました。これからますます英語力をつけるべく頑張ろうと思います!

また7月に皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.06.24

科学者の卵 第2講を終えて

 こんにちは。聖ウルスラ学院英智高等学校2年の小松優香です。今回初めてのブログ投稿となります。前回は投稿しそびれてしまいました。前回の伊藤先生によるDNAと遺伝子組換え植物という講義でしたがとても興味深く,将来私が学びたい分野の内容でした。私の学校では2年生から生物基礎を習い始めるので講義についていけなかったらと心配でしたが,そんなことはなく,伊藤先生の面白くわかりやすい授業でさらに遺伝子に興味がわきました。ブロッコリーの実験ではブロッコリーのすりつぶし不足により,うまくDNAを抽出することができませんでした。しかし,こんなに身近なものでDNAを観察することができるのだと分かり感激してしまいました。家でも別の食材を使って実験してみようと思います。

 さて,第二講ですが今回は英語を主としたものでした。その前にサイエンスチャレンジというグループ対抗での実験をしました。モールと竹串でどうやって高くピンポン玉をあげるかというものでした。私のグループはピンポン玉を安定におけるアイデアを出し,50cmという記録を出しましたが,一位には及びませんでした。しかし,このような体験をして分かったことは,一番はコミュニケーション能力が求められるということです。科学の力よりも,知らない人同士でコミュニケーションをとり,互いの考えを表現し合い,成果を出すことが目的だと考えました。

 午後は橘先生とリク先生による講義を受けました。日本人の英語はアクセントやイントネーションが少なく,スピーキングの際はストレス,リエゾン,簡単な英語が求められることが分かりました。インプットの量を増やし,普段から日常英語に浸るとより効果的だそうです。リーディングの時もまず文法や単語などの基本の土台から固めていきます。学ぼうとして学ぶのではなく,身近に英語を感じようと思います。例えば,身の周りにあるものでpenやcomputerなどは簡単ですが,ホッチキスってなんて言うんだろうと考えたとき調べると意外に全く違う言葉だったりします。ホッチキスは英語でそのままだと思っていました。ちなみにホッチキスはstaplerと言うそうです。こうやって英語を覚えていくと普通に単語の暗記をするよりも身に付きます。つまりは習うより慣れよですね。

 サイエンスチャレンジやリク先生,橘先生の講義,TOEICなど一日でこんなにも充実した体験をできるのは科学者の卵ならではだと改めて実感しました。また,学校の英語の時間以外でこんなに英語に触れたのは初めてです。なおさら英語の力をもっとつけなければいけないと思いました。楽しく,かつ自分のためになる一日を過ごせました。ここまでブログを見ていただき,ありがとうございました。

                              

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.06.23

第一回目の講義を受けて

こんにちは。宮城県泉館山高校2年の大瀧結衣です。5月27日に科学者の卵養成講座の第一回目の講座が行われました。今日は講義に参加して、感じたことを書いていきたいと思います。

最初に前年度の海外研修に行った先輩方からの報告会がありました。たくさんの先輩方からのお話を聞いて特に印象に残ったのは「積極性」という言葉です。私は、どちらかというと積極的な方ではなく、いつも受け身がちになってしまいました。しかし、先輩方のお話を聞いて、自分から積極的に行動を起こすことの大切さに気づきました。「積極的に行動することで、より多くの知識や経験を得られる」。この言葉を聞いた時、自分から行動しなくては!と思い、これからの講義では受け身にならず、疑問に思ったことは積極的に質問し、自分の考え発信していくために、まずは一つ一つの講義を好奇心を持って受けていきたいと思います。

さて、今回の第一回目の講義は、「ⅮNAと遺伝子組み換え植物」という内容でした。まずは遺伝子とは何か、という話から遺伝子組み換え技術の話など、遺伝子は私たちの形質を決定していることに気づきました。特に、アグロバクテリウムが遺伝子組み換え技術に大きく関与していることに気づきました。稲わらの糖化の向上では、糖度が上がると同時に不稔になってしまうという欠点を補うために、さらにセルラーゼを老化期特異的に発現させるという技術があることを聞いて、アグロバクテリウムが遺伝子組み換え技術において大きな役割を果たしていることに驚きました。

またブロッコリーを使って、実際にⅮNAを見てみるという実験をしました。まずⅮNAをが肉眼で見えるようになることに驚き、また見えるのはどうしてだろうと疑問にも感じ調べてみました。すると、細胞の中に含まれる様々なたんぱく質を包んでいる水が加えられた食塩によってたんぱく質とはがされて、たんぱく質が直接触れ合うことで沈殿するという仕組みでⅮNAが見えるということがわかりました。実際に見てみることで、今まで遠くに感じていた遺伝子が身近なものに感じました。

学校では教わらないことばかりで内容も理解するのに大変でしたが、自分でもいろいろ考えたぶん理解できた時には何か達成感に近いものを感じました。科学の面白さのひとつはこういうところにあるんじゃないかなと思いました。なるほど!と思える部分がたくさんあり、私は物理選択で生物分野の講義についていけるか不安でしたが、とても楽しく講義を受けることが出来ました。しかしレポートを書いたのですが各時間が短く自分の考えをうまくまとめられず、後悔が残るかたちとなってしまいました。とても悔しかったです。学校では知識のインプットが多く、自分の日常でのアウトプットの機会が非常に少なかったことを今回の講義で痛感しました。次回の講義では、講義を聞きながらじぶんの考えをまとめてレポートの構成を作っていく必要があると思いました。また、講義の内容をより深く理解するためにも事前に調べておくことも良いと思いました。

今回、第一回の講義を受けて普段経験できないものを体験したり、聞いたりして私にとって新鮮で良い刺激となりました。この一年間で様々分野に興味を持って真剣に講義を受け、そして仲間と意見を共有しながら自分の科学的な視野を広げられていけたらいいと思います。これから一年間、よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.06.22

科学者の卵第一回目を受講して

こんにちは。岩手県立一関第一高等学校の八幡佑奈(やはたゆな)と申します。会話することが大好きなので、たくさんの方々と交流したいと思っています。よろしくお願いします。 第一回目について話す前に、一つ感動したことがあったので紹介したいと思います。それは、青葉山駅から青葉山キャンパスまでの道です。ゆっくり歩いてみたのですが、とても美しいのは言うまでもなく、知的な雰囲気も感じました。この場所で呼吸をするだけで、学力が上がりそうだとさえ思いました。また、科学者の卵に参加できるという喜びも噛み締めることができたので、自然とモチベーションが上がりました。学ぶ環境が個人に与える影響が大きいことを再認識したので、東北大学は本当に素晴らしい環境であることを感じました。 第二回目が二日後というとても遅い投稿になってしまいましたが、第一回目の科学者の卵を受講しての感想を述べさせていただきます。 今回は開講式と伊藤幸博先生による講義でした。開講式では、まず、ひよこの方々からお話をしていただきました。先輩方のお言葉に鼓舞させられ、自分も頑張ればできるんじゃないかと思ったので、頑張っていこうと改めて決意しました。また、簡潔にまとめられていて、とてもわかりやすいプレゼンテーションだったので、先輩方の素晴らしさをこのことからも感じました。 さらに、アメリカ研修へ行った方々のお話も聞きました。とても興味があったので、お話を聞くことができて光栄でした。どんなことをしたいのか、何を目標にしたかなどは十人十色だったので参考になり、普段から目標を立ててみようと思いました。 次に、伊藤幸博先生による講義を受けました。講義は思っていた以上にスピーディーで大変で、ついていこうと必死でした。内容を聞きながら質問を考えようとしましたが、今回はついていくだけで精一杯だったので、講義を重ねていくうちにできるようになりたいと思いました。講義の内容で一番感銘を受けたのは、アグロバクテリウムです。この生物に対するみなさんの第一印象はどうでしたか。私はずる賢い生物だなと思いました。しかし、先生の講義を聞き、この生物が遺伝子組み換え技術に必要不可欠な存在であることに非常に驚きました。このように、植物にとっては有害な生物が私たちに利益をもたらすことがあるので、科学の発展には身近なものも見逃さない姿勢が必要なことを学びました。 また、先生が研究なさっている食糧・燃料両用イネに興味があります。もし、このようなイネができたら、飢餓に苦しむ人々のための食糧を燃料にすることを抵抗なく行うことができるようになると思います。 今回の講義では、科学についてだけではなく、自分のビジョンを考えたり、世界の問題を考えたりすることもできました。有意義な時間を過ごすことができたので、第二回目も楽しみです。

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.06.18

初めての講座を終えて

 こんにちは、岩手県立盛岡第三高等学校の佐々木暖人です。前回の講座(5月27日)から、だいぶ時間が経ってしまいましたが、講義を受けての私自身の感想を綴りたいと思います。稚拙な文章かもしれませんが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 まず、私は、講座に参加するための受付を済ませてから、建物内を見て回りました。すると、広い学食コーナーがありました。その日、私は自宅から昼食を持参してきたので、学食を実際には食べませんでしたが、とても美味しそうで魅力的なメニューがたくさんありました。また、学生の方々も親切に案内してくださるなど、場に流れる雰囲気もとてもなじみやすく、今までよりも一層、東北大學にいきたいと思うようになりました。

 

 次に、本題の講義についてですが、今回の内容は、前半は「開講式」、後半は伊藤先生による、「DNAと遺伝子組み換え植物」という演題の講義でした。前半の開講式では、科学に興味がある百人以上の参加者が初めて対面しました。ほとんどが知らない人である中で、私は内心、とても緊張していましたが、周りの受講生の方々は皆、積極的に初対面の私にも話しかけてくれました。そのおかげで、私の緊張は少しずつほどけていきました。今後、英語サロン等の自発的なコミュニケーション力が試される機会が多くなるので、少しずつでも、自分から他者へ話しかけることができるようになりたいと思いました。また、昨年度の海外研修に参加された方々の貴重な発表を聞くことで、海外の文化や社会、そして研究について、今まで知らなかったことを新たに知ることができました。後半のDNAと遺伝子組み替え植物の講座では、私たちの生活の身の回りにある食べ物や原材料に応用されている遺伝子組み換え技術が、アグロバクテリウムが植物に遺伝子を注入する際に使う方法を模倣して考えられたということを知りました。

 

 このように、多くのことを学ぶことができたうえ、「科学」という同じ一つのことに興味を持つ仲間と出会えた、とても有意義な一日でした。最後に、来週の土曜日(6月24日)もよろしくお願いします。

投稿者:事務局 |個別ページ

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