週明けから東京方面へ。いろいろと。打ち合わせ内容は、企業秘密なので。。。そんな合間に、東京理科大学理工学部の朽津先生のところで、自家不和合性に関する招待セミナー。出前講義で話をすることはあっても、セミナーは、1年前の名古屋大でのこと以来。どの様な専門なのか、きちんと把握する時間もなく、いつものスライドで、失礼しました。 ゼミは植物の生殖から入り、アブラナ科植物の自家不和合性がどの様な歴史で現在に至ったのか、また、残された問題は何なのか。。。いわゆる、アクティブラーニングのような形式で、学生さんなどに答えてもらってもよいのですが、どうも、大学生、大学院生に対しては、抵抗があって。。。なので、心の中で考えてもらう。いわゆる、座学で静かに聞きながら、それでも脳みそはactiveにという意味では、物事は、達成されたような。。。
講義では、最初に植物の生殖のお話。花の構造から、基本、他殖性が重要だと言うこと。一方で、自殖性もなければ、農耕が成立しないと言うことなど。では、その他殖性の仕組みは、。。。雌雄異熟、自家不和合性など。で、その自家不和合性について、アブラナ科植物を例にして、渡辺が研究をした歴史を踏まえて。何よりも、その歴史の中には、成功と失敗とが満載ですから。特に失敗、後世に活かしてほしいわけです。同じ失敗はよくないですから。。。と言うことで、そんな研究の論文は、渡辺のHPにありますので、よければ、downloadしてみて頂ければ。。。講義のあとには、たくさんの質問も頂きました。ありがとうございました。最近は、朽津先生の研究室でも植物の生殖を扱うようになられたと。。。研究を展開される上でのヒントになれば、幸いです。最後になりましたが、こうした機会を頂きました、東京理科大・朽津先生にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
わたなべしるす
【招待ゼミ】東京理科大学理工学部・招待ゼミ「アブラナ科植物の自家不和合性--研究の現状と展望--」(7/19)
2016年7月21日 (木)
【出前講義】仙台市立長町小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー」(楽しい理科のはなし2016--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン、7/21, 25追記)
2016年7月21日 (木)
昨日の夕方は仙台市立片平丁小学校の方々と「セミ」の羽化。終わったあと、しばらくしたら、雨降りに。今朝方まで、雨降りだった感じで。少し湿度は高いですが、気温が低い分だけ、活動しやすい天候。今日の夜も昨日と同じイベントはありますが、小学校へ出向いての出前講義は今月最後となった、仙台市立長町小学校。去年、「河北新報社」様から声をかけていただき、始まった「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画。去年は、仙台市立泉ヶ丘小学校での実施でした。今回も、主催が河北新報社、協賛が東京エレクトロン、後援に仙台市教育委員会、大和町教育委員会、協力として、東北大学。去年もそうでしたが、講義をする側もわくわくする横断幕、いつもなら数個のキャベツ、ブロッコリーがたくさん。講義に関わるもののほとんどを河北新報社様、東京エレクトロン様の連携により準備頂いたことで、楽しみながら、出前講義ができました。ありがとうございました。 スタート前には、去年もTAとしてお手伝い頂いた大学院生の宮澤さんに準備と写真撮影の担当を。もちろん、班ごとの活動になれば、必要に応じて、suggestを。もう数名、お願いできればよかったのですが、この時期、色々なイベントなどが重なり。。。来年は、うちの学生さんにもお願いできればと。。。そんなで、サポート頂いている「河北新報社」様、「東京エレクトロン」様にもお手伝い頂き、最初の準備を。。。申し訳ありませんでした。次年度、またこうした機会があるようでしたら、もう少し要領よく。。。準備が整ったところで、児童の皆さんもそろい、校長先生から今回のイベントと渡辺の紹介。ありがとうございました。
講義では改めて、渡辺の自己紹介。愛媛県今治市の出身。今治タオルを愛用してくれている方も。そうそう、忘れてはいけないのが、今回のイベントが「河北新報社」様、「東京エレクトロン」様のサポートであること。地元紙なので、新聞として読んでいる方もおられるのでは。。。一方で、東京エレクトロンは、前回、うまく説明できないことなどもあり、今のように半導体を集積して利用することで、生活が便利なった、根本を作っている会社と。。このあたりの説明であっていたでしょうか。渡辺も昔は「電気・電子」と言うと感動というか、大好きな分野でしたが、ちょっとしたきっかけで、今のような植物の遺伝学、品種改良の基礎学問を学ぶことに。そんなきっかけが今日であれば、幸いだなと。。
植物の生長というか、生活環のをトマトをモデルとして復習。では、今日のテーマであるキャベツ、ブロッコリーでは。。。これが難しいですね。ブロッコリーは、冷蔵庫の中で、花を咲かせた方も多いのですが、学区の中が町中と言うことで、なかなか、こうしたものの栽培をしたことがなく、キャベツがどうやって花を咲かせるのか。イメージが難しかったかもしれないですが。。今回のことがきっかけになれば。。。キャベツとブロッコリーの遺伝子を混ぜると言うことで、イントロでは、渡辺が高校時代に興味を持った日本型、インド型のイネについて。よく知っていましたね。インド型のイネ。その性質も。感動でした。
そのキャベツとブロッコリー。実は同じ種であって、人間が品種改良したもの。その遺伝子を混ぜると何が起きるのか。3クラスを4つのグループに分けて、グループ学習。すぐに意見がまとまり、書くことができるチームから、最後の5minで勝負をかけるところまで。。色々と多様でした。プレゼンでは、しっかりまとまって、質問に答えることができていたのは、niceでした。一方で、チームの意見をまとめ上げることができないところも。。意見の集約は難しいものです。でも、なぜ、そうするのか、何が本質なのかと言うことをしっかり考えてがんばってみてください。これからの力になりますので。もちろん、最後は謎解き。理科は答えは1つかもしれないですが、科学は色々な答えがあると。それを大事にしてほしいと。。。
質問の時間には、普段、植物について、色々考えているなと言うことがよくわかるような質問も。これからも学校の帰り道などで花を見かけたら、受粉をしてみて下さい。きっとおもしろいことが見えると思いますよ。その後、代表の方から、今日の講義についてのお礼の言葉。niceでした。植物に興味を持って、これからも学習して下さい。その後が、恒例の横断幕を持って情報発信。あれと思う方も。。。その当たりは、。。。。申し訳ありません。
講義の後、短い時間でしたが、鶴谷校長先生と今日の企画を頂いた方々を交えて、昨今の教育問題であったり、普段の生活の中で、何をどの様に学ぶのか、自然が少ない環境で何ができるかなど、deepな議論の時間でした。ありがとうございました。最後になりましたが、本講義の場所を提供頂きました、仙台市立長町小学校校長・鶴谷先生、6年生担任の先生方をはじめとする皆様にお礼申し上げます。また、主催の河北新報社の佐藤様はじめ関係の皆様には、当日までの準備、運営において、たいへんお世話になりました。協賛の東京エレクトロンの河本様はじめとする関係の皆様には、今回の企画の多大なるサポートを頂きました。ありがとうございました。また、こうした機会がありましたが、お声かけ頂ければ、できるだけのことをしたいと思いますので。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 長町小学校、初めて出前講義に伺ったものだと思っていましたが、渡辺の過去の出前講義のリストを調べてみると、2006年の10月に。この時は、仙台市教育委員会からのリクエストだったような。ほぼ、10年近く前のことなので。。。何より、こうした出前講義を始めて、すぐだったこともあり。。。写真と記録だけ。今回のように文章と写真が少しでもあれば。また、ちがった記録して残るのだなと。。。その点では、鶴谷校長先生には、昨年度は、仙台市教育センターの企画で、仙台市立若林小学校への出前講義でお世話になったのでした。同じ「キャベツとブロッコリー」の講義で。。。不思議なご縁でした。ありがとうございました。
PS.のPS. 「楽しい理科のはなし2016--不思議の箱を開けよう--」という企画は、連動企画として、8月23日(火)に東京エレクトロンホールで、サイエンスショーと「楽しい理科実験教室」が。渡辺の研究室も参加します。実験教室は、去年も盛況でした。渡辺は諸般の都合で午前中の参加になりそうですが、より多くの方々に、また、ご参加頂ければ、幸いです。
PS.のPS.のPS. 今日のイベントに加えて、工学系の先生方が行った出前講義の模様が、河北新報社の新聞記事として、月末に掲載されると。。。日付けを失念してしまいました。改めて、ご紹介しますので。
PS.のPS.のPS.のPS. 7/25(月), 14:20. 東京エレクトロン様より、受講した児童の皆さんに配布された「AR元素周期表」。スマホでかざすと、それぞれの元素の詳しい情報が。。。渡辺は、スマホを持ってないので。。。学生さんが見えるところに掲示をしておきました。色々な刺激になればと。。。ありがとうございました。
【出前講義】仙台市立片平丁小学校・わくわくサイエンス教室「セミの変身をみてみよう」第1弾(7/20)
2016年7月20日 (水)
月曜日がハッピーマンデーと言うことで、祝日。海の日。その関係で、脳みその時計が狂っているようです。今日が水曜日という感覚がありません。。。困りました。昼休み明けに研究室内の掃除の時間になって、今日は水曜日なのだと。。。明日、木曜日という感覚になればよいのですが。。。 さて、今年度、来年度は、仙台市立片平丁小学校の学校評議員を渡辺が仰せつかっており、その関係というか、ここ数年、連携をしています。何よりも、すぐ近くというのは、アドバンテージになります。渡辺が子供の頃は、だいたい、19:00が自宅に帰る時間。遅いと怒られたこともあるような。。。平和な田舎なのですが。。。そんな夏休みというか、夕方は、カブトムシ、クワガタムシをgetするか、セミの幼虫を探すこと。セミは、いわゆる、不完全変態なので、卵、幼虫、成虫というパターン。去年は、研究室で、羽化の様子を観察しましたが、今回は、そんな渡辺が子ども時代に観察していたことを、片平キャンパスの中で、セミの幼虫を探して、羽化までを観察する。と言う生命の神秘を観察すること。そのために大事なことは、見つけ次第、自宅に帰り、レースのカーテンにくっつけて、安定した場所に、おくこと。それで、脱皮を始め、成虫になります。つまり、おうちに帰るまでにいかに幼虫のエネルギーを奪わないか。それが、幼虫が成虫になるのを観察するために、重要なことだと。片平丁小学校のHPにあったように、18:30に、正門集合で、幼虫探しを開始。
生命科学研究科本館の中庭にある樹木の下には、セミが土から出てきた穴がたくさん。渡辺はそんな穴の小さなのを見つけて、幼虫を引っ張り出すのですが、集合時間の18:30には、かなりの幼虫が。樹木の上に。参加してくれた児童の皆さん、保護者の方々、先生方も樹木からget。その方が速かったです。最初に見つけることができたのは、さすが、校長先生。急ぎ、校長室のカーテンで、脱皮が始まったのではと思います。皆さんが無事geしたあと、写真担当(数枚の写真は、帰り際に増子さんが対応してくれました。スマホのカメラ、よくできています。)をしてくれたD2の辺本さんと片付けをしていたら、すでに脱皮を開始している幼虫も。夜の観察で、これはすごかったというのを見てもらえればと思います。あと、虫をさわることができない子供さんが何名か。。。これも時代の流れでしょうか。
最後になりましたが、成田校長先生、浅野教頭先生、武田先生を始めとする多くの先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。また、明日の夕方の18:30に片平キャンパスの正門でお待ちしております。今日、参加できなかった児童の皆さん、明日の参加をお待ちしております。
わたなべしるす
PS. 今日、何かのイベントで、参加できなかった皆さん。明日も天気は雨降りにならず、持ちこたえそうです。明日、是非、ご参加下さい。それでもまだ、残念だったという方。梅雨明け後に、改めて機会を設けるようにしてみますので。。。
幸せ感じた3連休
2016年7月20日 (水)
こんにちは,D2の辺本です.昨日は,あっつーい中でのソフトボール大会でした.負けちゃったけど,みなさん頑張りました!暑い中,お疲れ様でした!工藤くんが詳しく書いてくれていますので飛んで読んでみてね.
さて,あっという間に7月の連休が終わってしまいましたね.雨が降って蒸し暑い日もありましたが,みなさんどう過ごされましたか?私の場合,友達が遠くからはるばる仙台に遊びに来てくれるので,毎年楽しい連休を過ごすことができています.ありがたやー.今年は,学部4年生時に一緒に頑張ってくれた同期が遊びに来てくれました.ようこそ!
まあ,ほとんどの人がそうだと思いますが,私たち美味しいものを満足するまで食べることが大好き.今回も,お腹いっぱーいと言いながらも次々と美味しいものを口に詰めまくりました.山形そば屋さんで美味しい蕎麦を食べたり,仙台に観光しに来た人が必ず食べたいと言う牛タン定食を食べたり,蔵王クリームチーズ入りのサンドイッチ,ホヤ,笹かま,じゃこ天(※愛媛の名物),ずんだシェイク,はらこ飯ーなど,いろいろ.ちなみに,写真のはらこ飯定食は私たちの朝食でした.
そうそう,牛タン炭焼利休さんで,初めて「極」を食べたのですが・・・全然違う!見た目から違う!噛んだ時の弾力が違う!いやー,写真の左が普通の定食,右が「極」定食.まゆちゃんから勧められて今回食べ比べしてみたんですが,食べ比べしてみて正解!自分の好みが分かります.「極」は勿論美味しいのですが,普通のも好きだわーって人も出てくるのかなと思いました.みなさんも是非食べ比べしてみてくださいな.
話は変わり,今回遊びに来てくれた友達は,研究室見学が好きなようなのでナベ研にも連れて行きました.普通ラボに誰かがいるのであれば行きたくないという友達が多いのですが.彼女は堂々と入り,そして誰よりもリラックスしていましたね.流石ー!偶然(?)いた,岡本ーず,お話ししてくれてありがとうね!さらに・・・偶然なべさんとも会え,良いものを貰って嬉しそうでした.良かった.翌日にはケーキも頂けて満足そうでした.なべさんお気遣いありがとうございました.あとケーキ食べる時にいた,まゆちゃん,ゆたろーくん,ありがとうね.こんな感じで,2人で大好きなものを沢山満喫した3日間でした.素敵な3日間をありがとう!
D2 ナベ
やさしいせかい
2016年7月19日 (火)
こんにちは、工藤です。
最近暑いですね。ようやく夏が来ました。
熱中症等で体調を崩しやすい時期でもあるので、気を付けていきたいものです。
さてさて、今日は旧遺生研ソフトボール大会がありました。
院生会の大会時に岡本が書いてましたが、最初に計画していた日は天候が悪く延期となってしまいました。
しかし、第二予定日の今日はとても天候がよく最高のソフトボール日和でした!!
一回戦目は地圏
守備位置と打順は以下の通り
1 左 深沢
2 遊 高田
3 一 佐藤
4 投 工藤
5 二 鈴村
6 三 張
7 中 辺本
8 右 梶野
補 近藤(助っ人)
こっちの作戦としては深沢くんのやる気を出させた後に2~4番である程度点を取っておく感じでした。(適当)
試合直前に打順と守備位置を決めるというぐだぐだっぷりに適当さがにじみ出てますね。
あとお気づきの方もいるかもしれませんが、チームの主砲の体育会系コンビ岡本と祐太郎がいません。
いったいどうやって点を取るのだろう
結果的には、
深沢 アウト
高田 フライ(惜しかった)
佐藤 ヒット
工藤 ヒット
鈴村 アウト
案の定1点も取れませんでした。
その後、相手には1回に2点取られました。
次の相手の打順どうしようと考えていたら、
なんと!
なんと!!
張さんが2ベース打ちました!!!
張さんありがとう!!!
しかも女性陣もヒットを打ちなんとか1点取ることができました!!!
後攻は相手に5点取られて終戦かと思いきや
こちらの攻めで終わらせてくれることに。先攻でよかった...
審判がとてもやさしい。ぼくのボールもだいたいストライクにしてくれました。
相手の女性陣もボール球3回あっても必ず1度はバットを振ってくれた。みんなやさしい
そして最終回
今までがなんだったのかというくらいボコボコ点が取れました。
誰が何点取ったかはうろ覚えですが、高田さんと佐藤君と張さんが2ベースヒットを打ってくれて
女性陣もヒットを打ってくれて、打順も一周回って良い流れで進んでいきました。
6-7であと少しというとこで、ついに我らの最終兵器鈴村が登場
彼はこれまでの大会で幾度となく窮地を(ジャンケンで)救ってくれた救世主です。
今回も救ってくれ...と祈っているとボールがバットにジャストミート!!
僕と鈴村のボールがゴロにならずに打球が飛んでいったのを見たのは久しぶりです。
一瞬チームに希望の光が見えましたがショートに取られて試合終了。
結局6-7で負けてしまいました。とても惜しかったです。
今回は裏トーナメントがあったので、連戦で2回戦へ突入
2回戦目 宇宙
守備位置と打順は以下の通り
1 左 深沢
2 遊 高田
3 一 佐藤
4 投 工藤
5 二 鈴村
6 三 張
7 中 辺本
8 右 梶野
補 近藤(助っ人)
変わってませんね。
日差しが強く、皆疲れていました。
結果的には0-7で負けで、試合内容は特に言うことも無いくらいボコボコ。
1回で7点取られて5点ルールなんで消えたのかという思いでした。
そんなこんなで旧遺生研のソフトボール大会が終わりました。
写真が少ないのは選手全員が試合に出てて写真を撮る人がいなかったからですorz
やっぱ岡本と祐太郎は研究室に必要な存在だと再確認することができた大会でした。
M1クドウ
おまけ
参加賞いただきました
このあと辺本さんにバトンタッチします!!