エクステンドコースを担当してくださっている工学研究科 祖山 均先生より,現在実習中の内容について昨日に引き続き紹介記事をいただきました。
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今日は,キャビテーションの様子を写真に撮りました(Fig. 1)。
撮った写真の一枚をFig. 2に示します。細く絞ったガラス管に水を流すと,細い部分で流速が早くな
り,その分だけ圧力が低下し,飽和蒸気圧程度になると,水が泡(キャビテーション)になります。
広がった部分では流速が遅くなり,圧力が回復するので,キャビテーションは水に戻ります。
キャビテーションというと単一気泡の写真や模式図がNatureやScienceに掲載されていますが,Fig. 2に示したような小さな気泡の塊のほうが,キャビテーションの崩壊時のエネルギーが大きいことが 東北大での研究によりわかっています。
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昨日更新した記事,受講生の神田君の投稿記事もあります。あわせてご覧ください。