東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.09.24

第五回科学者の卵を受けて

第5グループのみんなで 山形県南高校の須貝拓磨です。 第五回講義の感想を書きたいと思います。今回は初めての英語交流サロンがありました。学校の英語の問題を黙って解くのとは違い、その場で話していることを理解し、 すぐに受け答えすることは難しく、とても良い経験をする事ができました。留学生のJohnはフィリピン出身でフィリピンの特徴やどんな分野の研究をしているのかを詳しく話してくれました。さらに、Johnは私たちに様々な質問を私たちにしてきて、その答え一つ一つに感想を付けてくれました。実際に英語だけで会話をしてみて大変でしたが、意外にスムーズに受け答えできました。英語で会話をするのは難しい文法を使うことより、相手に伝えようとする気持ちがあれば成り立つのだと感じました。 午後は航空機と病理学についての講義でした。私は宇宙に打ち上げるロケットにだけ興味があり、近い分野である飛行機のことは考えたことがありませんでした。しかし、今回の講義で飛行機が飛ぶ原理や飛行機ができた歴史について聞き、飛行機にとても興味が沸きました。病理学についての講義ではまず、医者との違いを説明されました。私は病理学について全く知っておらず、初めて知ったことがたくさんありましたが、2人に1人は生涯でがんに罹患することが一番印象に残りました。 今回は自分の知らなかった分野に興味をもつ良い機会となりました。次回の講義も頑張ろうと思います。

投稿者:山形県立山形南高等学校 |個別ページ

2016.09.22

第四・五回講義を終えて

こんばんは、群馬県立前橋高等学校の山田桂一です。遅ればせながら、本日の第5回講義について記事にしていくとともに、前回の第4回講義についても綴っていきたいと思います。(前回は更新を忘れてしまいました・・・。)

まずは、本日の講義からです。

本日は、午前は英語交流サロン、午後は浅井圭介先生による講義「進化する飛行機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」、堀井明先生による講義「がんを知り、診断し、治療する~病に立ち向かう病理学の世界~」の2つの講義を受けました。

午前中の英語交流サロンでは、2人の留学生の方と複数名の卵たちで会話をしました。

私は、正直なところ、英語が苦手であるため最初は話せるかとても不安でした。しかし、第1回講義にて昨年度の受講生の方の発表にあったように、カタコトでもとにかく英語を使ってみることに努めました。私の話を正確に伝えることができたかはわかりませんが、積極的に声を出すことはできたと思います。

留学生の方も「使っているうちにだんだんと自然に話せるようになる」といったことをおっしゃっていたので、次回からも拙い英語であってもまず話し、積極的なコミュニケ-ションを図ることを念頭に置いて臨みたいと思います。

また、留学生の方と文化について会話をしたことは、興味深いことが多く、新しい知識も得られ、とても有意義な経験でした。

私が英語交流サロンを通じて感じたことは、異文化コミュニケーションにおいて最も大切なことは「うまく話そうとすること」ではなく、「相手に自分を伝えたいと思う感情」なのではないかということです。話さなければならないからうまく話そうと思っても、それは私のように能力の足りていないものには不可能なことであり、空回りに終わってしまうことがあると思います。しかし、伝えたい、というシンプルな感情が原動力であれば、伝えるための手段が乏しくても、それを補うための別の手段が自然と出てくるのではないかと感じました。

午後の飛行機についての講義では、人類の飛行技術の進歩の歴史から現代の飛行機で用いられている揚力について、さらには最新鋭の火星飛行機のプロジェクトまで、親しみを持てるような雰囲気の中、大変わかりやすく、広くを教えていただきました。

講義の途中では、紙を切っただけのグライダーにどのような工夫を凝らせば長距離の滑空をさせられるか、講義内容を実践したサイエンスな活動がありました。当然、切っただけの神は木の葉のように舞い落ちるだけです。また、折り線に沿って折り上反角を付けても結果はほとんど変わらず、その場に舞い落ちました。そして、クリップを先端に取り付けて重心を前に持っていくことでやっと滑空しました。その後、私は個人的に、上反角を付けずクリップを先端に付けただけの場合も試してみたのですが、上反角のみの場合よりも滑空らしい動きを見せたものの、ほんの少しの距離で落ちました。ここから、現在の飛行機に施されている工夫(実物はもっと複雑だと思いますが)は、ひとつでも欠けると途端に揚力を急激に失ってしまうことを学びました。講義で学んだことを紙のグライダーに適用したことから、理論を実物へ応用する過程も学べたのだと思います。

続いてのがんについての講義では、がんという言葉の定義、がんの種類、発生のメカニズム、転移、治療方法など、がんという病気についての膨大な情報を教えていただきました。非常に中身が濃く、1時間半とは思えないほどでした。

私の中では、がんという病は転移を繰り返し人体を脅かす治療の難しい、ただただ恐ろしい病気であるという程度の認識でしかなく、何がどう恐ろしいのかほとんどわかっていなかったのですが、今回の講義を通して、鮮明に理解することができました。

専門用語が多く難解な部分もありましたが、今回の講義で生じた新たな疑問を解決しながらより深い理解をできるよう努めていきたいと思います。

続いては、第4回講義についてです。

前回は、日英の高校生たちの英語でのプレゼンテーションを聞きました。

私は、前にも述べた通り英語が苦手であるため、概要がなんとなくわかる程度で、発表内容のすべてを理解することは到底できませんでした。

家に帰り、配られたレジュメを読み込むことで、「ああ、こんなことを言っていたのか」と思う点がいくつもありました。

発表を聞いてまず感じたのは、「自分の知らないところでは、こんなにも専門多岐なことを研究している高校生がいるのか」という大きな驚きでした。そして、発表後に質問をしていた卵の受講生もおり、自分との圧倒的に大きな差を実感しました。

4回は私にとって非常に刺激的な経験であり、好奇心を持って自分をより高めていく必要性を痛感した回でした。

投稿者:群馬県立前橋高等学校 |個別ページ

2016.09.22

第5回 科学者の卵

秋田県立大館鳳鳴高等学校の吉田まりあです。

先日の講座では英語交流サロンがありました。留学生やほとんどが初対面の卵の方々と英語で色々な話をしました。しかし、私の少ない語彙では会話のほとんどが理解できなかったと思います。特に留学生の専門分野に関しては、わからない単語が多く、何度も聞き返しました。普段の学校の授業で習う文法や単語の一つ一つが重要なのだと痛感しました。また、この交流サロンは、リスニングやスピーキングの力が十分に試される絶好の機会だと思いました。日常生活で英語を使う場面はほとんど少ないため、英語はコミュニケーションのツールにすぎないとはいえ、毎日の文法や単語の積み重ねが大切なのだと改めて気づきました。正直、受験のためだと思っていた英語への見方が大きく変わりました。2つの講義もとても有意義なものでしたが、私にとって一番印象に残ったのは英語でのコミュニケーションでした。

投稿者:秋田県立大館鳳鳴高等学校 |個別ページ

2016.09.22

第5回を受講して

 栃木県立栃木高等学校1年の新井駿斗です。台風が通り過ぎたとはいえ、仙台は肌寒く感じられました。

 

 留学生と交流する英語サロンが今回初めて行われました。数名の受講生と留学生がグループを作り、自己紹介とその質問を中心に話し始めました。他の班は留学生が二人でしたが、僕の班はフィンランドからの留学生一人でした。話題は他の班より少なかったのですが、その分話を注意深く聞くことができました。準備した最低限の自己紹介はできましたが、質問に対する受け応えはうまく答えられませんでした。他の受講生からフォローしてもらい、何とか自分の意思を伝えることができました。

 

 浅井先生の実験空気力学の講座では、飛ぶこと全般の歴史の詳しい解説とこれからの飛行機の利用についての解説がありました。空気は流体として考えること、それに粘性で表されることを知りました。その空気の粘性を表す方法としてレイノルズ数があり、その値によって翼の形状に影響を及ぼすことが分かりました。
 かなり難しい講義の内容でしたが、映像、イラスト、および写真を多用した説明により、理解することができました。また実験の結果を通して空気力学を分かりやすく学ぶことができました。

 

 堀井先生の病理学の講義では、がんの死亡するリスクやがんの転移、増殖、および再発など中心に、細胞の構造やがんになるまでの過程、免疫、治療法など詳しい説明がありました。がんといっても部位によって死亡するリスクが全く違ったり、男性と女性でがんにかかるリスクが違ったりと知らなかった事実が沢山ありました。
 講義中に、比較された写真や過程を表す模式図を多く使用されていたため、どのような操作をするとどんなことが起きるかが理解できました。難しい英語の論文も要点を抜き出してあり、また複雑な図も詳しく解説されてあり理解しやすい講義内容でした。

  

 英語交流サロン参加にあたり、今回は最低限の自己紹介のみを準備してきましたが、次回以降では趣味や最近のニュースに関する意見など様々な質問ができるように準備をしたいと思います。

投稿者:栃木県立栃木高等学校 |個別ページ

2016.09.20

第5回科学者の卵

岩手県立水沢高等学校の千葉萌々香です。バタバタしてて中々ブログが書けなかったのでこの時期の投稿となりました。上手くまとまらないと思いますが、自分なりに書きたいと思います。

まず初めての英語交流サロンについて。参加する前は凄く楽しみにしていましたが、やはり不安もあってとても緊張していました。しかし留学生の方々がとても気さくな方々で話しやすく、落ち着いて会話できたと思います。その国の文化などに触れたり、自分のことや日本のことについて話すことが出来てとても楽しかったです。ですがまだ留学生の方々にリードしていただく場面が多くみられたので、リード無しでもきちんと自分の意見を言えるようになることが今後の課題だと思います。

講義について。最初は浅井先生による航空機についての講義でした。この講義では、私が分からないなと思うところを実際に自分で実験して理解を深めることが出来ました。例えば、ベルヌーイの定理はカエルが描かれた紙を用いて私でもわかるように教えていただけたり、航空機の安定性に欠かせないものを実際に紙飛行機を作って証明したりなど、とても楽しく勉強になった時間でした。今日では民間による宇宙旅行が可能になったり、火星を探索する計画も進んでいて、それにより様々な探索飛行機も開発中です。それほど宇宙はにんげんにとって身近な存在となっているんだなと思いました。

次は堀井先生によるがんについての講義でした。私自身医療系はあまり興味がなく最初は少し気がのりませんでしたが、講義内容は自分のためになるようなものばかりでした。私の祖母もがんで亡くなっているため、生存率や治療法、転移についてなどがんについての知識をつけることが出来てよかったです。その中でも私が気になったのは乳がんです。生涯乳がんを患う日本人女性は、現在12人に1人と言われており、他人事では済まされない病気です。私が一番驚いたのは、哺乳動物の場合沢山の乳腺があるから乳房をとってもがんになるという話です。このように、乳がんについて知らない人が沢山いると思うので、これから広めていく必要があると思います。

今回の講義で時間を割いてくださった大学の先生方、メンターさん、ひよこの方々、本当に有難うございました。次回の講義も頑張ります!

投稿者:岩手県立水沢高等学校 |個別ページ

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