東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.08.18

Attended the 4th class

I am Syunto Arai, going to Tochigi high school.

 

In this lecture, British high school students and Japanese high school students described the results of research in English. This presentation was held at the part of the Japanese-British science workshop.

 

I tried to hear all presentations seriously, but I was not able to hear the most contents. The reasons are as follows.

 

At first, their conversation is very fast for me. As Mr. Richard explained in the previous lecture, I couldn't catch it because the actual English conversation is faster than that in English teaching materials.

 

Secondly, many technical terms were in presentation. I understood the word which is also used as Japanese, such as "DNA". But I didn't catch many technical terms in English.

 

Thirdly, I couldn't follow native pronunciation in English. However, I was able to catch the point of the study by watching photographs and graphs which were on the screen.

 

Afterwards, I brought back the presentation material and I translated English into Japanese at home.
Then I could understand the details of the study.

 

My target is getting used to the speed of English, scientific technical words, and native pronunciation.

投稿者:栃木県立栃木高等学校 |個別ページ

2016.08.18

UK-Japan young Scientist Workshop 減災アクションカードゲーム実施

科学者の卵 重点コース 仙台三高 鈴木 智寛です。

8月2日、3日に私は東北大学で行われた「2016UK-Japan Young Scientist Workshop at Tohoku University」に参加した。そこで、今研究活動をしている「減災アクションカードゲーム」を英語で実施した。90分程を2日間。今年3月、アメリカカリフォルニア州リバーサイド市で8日間行った海外研修が活かされて、今回はスラスラと英語で会話やディスカッション、説明も行えた。

 まず、「2016UK-Japan Young Scientist Workshop at Tohoku University」とは、福島高校主催の日英の高校生らが交流し実践的な研究活動を発表する機会である。今回は日本の高校生約20人と、英国の高校生約30人が参加した。IMG_8838.JPG science workshop

 「減災アクションカードゲーム(DMAC)」とは、災害が発生したときにどのように行動するかを考えるゲームである。災害発生時のとっさの行動を平時に考えておくことの大切さ、災害に関する正しい知識を持つことの大切さ、そして、災害の教訓を次の世代まで伝えていくことの大切さを学んでほしいという思いで、東北大学によって開発された。私は今、留学生にも分かりやすく、為になるようなゲームにする、という目的を持って研究している。今回は、東北地方で身近な災害、積雪と火山災害に関する問題を英語で作成し、ゲームに取り入れた。(このDMACを詳しく知りたい方は、インターネットで検索する、または僕に質問してください。)DMAC カード説明.jpg

 8月2日、グループ2の日本人高校生2人と、イギリス人高校生3人に向けて減災アクションカードゲームを行った。

 時間は90分。解説が短くて、時間が余りそうで焦った。インターネットを使い、イギリスの高校生に、日本の東北地方の積雪被害や、除雪機、北海道の雪まつりを見せたら驚いたり、喜んだり、興味をしめしていた。アンケートをとるのは上手くいった。

 「緊急地震速報」、「津波注意報」、「噴火注意報」などを、それを知らないイギリス人に説明するのは難しく、時間がかかった。それに関連した問題を出すのなら、事前にそれらについて説明する必要がある。

 今回良かった点は、終わった後に参加者が「楽しかった」と言ってくれたことだ。

 8月3日、減災アクションカードゲーム実施2日目。今回のグループは日本人高校生3人、イギリス人高校生2人。前回の反省を活かして、事前に説明したい日本の災害についての画像を用意した。

 事前に問題を5つ用意して挑んだ。三つは、地震、津波、緊急地震速報に関した質問。残り2つが、火山と積雪に関した質問だ。その二つは自分で考えて作ってみた。なぜなら、以前に東北大学に通う留学生にアンケートを取ったところ、積雪と火山に関しての不安が、地震と津波に次いで高かったためだ。

 しかし、今回自分で作った二つの問題は、問題の中に「火山警報」「日本の東北地方の積雪」についての詳しい説明を入れてしまったので、長い問題になってしまった。ちょっと難しくなってしまったことが反省点。問題の改善の余地がある。

 あと、プレイヤー同士のディスカッションをもう少しやってもらってもよかったかもしれない。短すぎた。

 今回は少し久利先生に手伝ってもらったが、火山の噴火に対しても、図を使い、火山灰、火砕流、墳石などについてもそれぞれ説明したい。絵や写真を使うと説明しやすいし、理解してもらいやすい。

 地震のP派とS派の揺れの大きさ、速さの違いに対してもしっかり、具体的な数値を出しながら説明したい。

 ビーチにいて、小さな地震が起きた時でも津波は来る可能性はあると説明したい。もっと詳しく。

 みんな、楽しかったと答えてくれてよかった。成功と言えるだろう。アンケートを集計するのが楽しみだ。エクセルで。

 アンケートで「明確な答えを示した方がいい」という回答があった。自分も今回は解説がしっかりできなかったので、1つ1つの問題に対しても簡単に「こんな時はまずはこうするべきだ」「まず、安全なところに逃げてから、情報を得るべきだ」とか説明したい。

IMG_8843.JPG

(8月2日の参加者、向かって右から三番目の黒いTシャツが自分。)

IMG_8850.JPG

(8月3日、向かって右から4番目のキャプテンアメリカのTシャツを着ているのが自分。2枚の写真を見比べて、同じ人物が2度登場しているので、その人物が自分、と説明した方が早かったかな。)

とにかく充実した2日間だった。この場を用意してくださった関係者の皆様に、ここで感謝を表します。ありがとうございます。そして、声をかけてくださった久利先生、ありがとうございます。

 

眠さに耐えながら夜中に書いたブログであるため誤字脱字があれば教えてください。

 

P.S. 実は、9月18日19日に「GSC全国受講生研究発表会」にて、「減災アクションカードゲーム(身近な災害編)の開発と評価」というタイトルで研究発表することが決まりました。会場は東京でス。本当にうれしいです。少しの不安もありますが、今までやってきたことを信じて、頑張ってきます。私は、まず、発表用のポスター制作の完成を急ぎます。ではでは。

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2016.08.10

第4回の感想です。

第4回科学者の卵は、日英サイエンスワークショップの発表会がありました。 仙台行きの新幹線に乗っている時から、英語の発表を聞き取れるか不安で不安で、案の定発表の8割すら理解出来ず、これは早急に何とかせねばならぬと1分に1度思うほどの悲惨さ。日本語で各グループの研究内容についてまとめたA4用紙に縋り付く自分を情けなく思いました。昼食を兼ねた休憩タイムでは、同じ卵の友達が前半最後の発表について詳しく話してくれたり、サイエンスワークショップが終わってからはまた別の卵友達のレポートの裏が英語でギッシリ埋まっていたり、毎度の洗礼を受けて来ました。発表する卵さんの中には、同じ高校で近所の先輩がいました。もちろん彼女も英語でスピーチをして同じグループの人と英語で会話もして、本当に凄いと思いましたが、私もそうなる予定です!レポートは帰宅してから書いたのですが、専門用語さえも難しいのに更にそれが英語になっていて理解するのが難しいので少し手間取ってしまいました。しかし、さっきまで私にとって何が何だか分からない英語だらけの紙が意味のある興味深いスライド資料になった時の達成感は言い知れぬものがありました。皆さんにとってはそのように頑張って読むものでもないのかもしれませんが、今は笑われても泥くさくてもいいから、今持っているスペックで尽くしていきたいです。そして、この科学者の卵養成講座を有意義に活用して、終わった後自分に満足できればいいと思います。 サイエンスワークショップの閉講式に参加した後は、同じ高校の卵友達に付いて行き、大林教授のところにお邪魔させていただきました。午後に何かするとは聞いていたのですが、何をするのかすっかり忘れていた私は少し戸惑いました。大した質問は出来ませんでしたが、ゲノムについての話は本当にとてもおもしろかったです。人間のゲノムの半分はほとんど重要ではないものだと聞き、なにかと無駄の多い人間らしいなと思いました。また、不思議に思ったらすぐ調べてある程度の答えがすぐ出るし、研究が楽しい話されていて魅力を感じました。友達が些細な言葉からさえ教授も感心する質問をして話を掘り下げていて、感心するとともに少し悔しかったです。彼の頭は私よりももっと解き放たれた世界なのだと理解し、自分の中の世界を柔らかくしたいと感じました。 次回は英語交流サロンがあります。今日はALTの先生とマリオとポケモンで上手くコミュニケーションをとれたので、この調子で頑張りたいと思います。もちろん英単語、特に専門的なものは覚えたいと思いますが、仲良くなろう、伝えよう、相手を知りたいという気持ちを大切にジェスチャーな表情、態度などにも注意して楽しみたいです。 最後に、打つときは改行しているのですが、いつも結局全ての文章が繋がってしまいます。読みづらくて申し訳ありません。

秋田県立秋田高等学校1年 早坂椿

投稿者:秋田県立秋田高等学校 |個別ページ

2016.08.09

第四回科学者の卵を受けて

山形南高校の須貝拓磨です。第4回科学者の卵に参加しての感想を書かせていただきます。 今回は日英サイエンスワークショップで、プレゼン発表がほぼ全て英語で行われました。私はこのプレゼン発表に圧倒されっぱなしでした。日本人の発表者は同じ高校生なのに英語で受け答えまでしており、英語を完全に自分のものにしているなと感じました。プレゼンの内容については、動機、目的、調査方法がはっきりしており、本物の研究なのだと思いました。特に印象に残った発表はモバイルアプリケーションを用いた津波被害想定結果の活用の発表です。東日本大震災を受けてその被害を減らすため、津波の最高点を知らせてくれるアプリを用いるというものでした。まだWi-Fiを必要とするなど問題点はあるものの、もし実用化されたら津波による被害を大きく減らせるだろうとおもいました。 今回は英語の力の差を改めて感じました。自分はまだまだ英語ができないと自覚しながら、日々の勉強をしたいと思います。

投稿者:山形県立山形南高等学校 |個別ページ

2016.08.09

日英サイエンスワークショップ2016

科学者の卵養成講座事務局 サブコーディネーターの下山せいらです。
今回、日英サイエンスワークショップ2016に参加してきました。

このプログラムは、震災後に東北の高校生がイギリス・ケンブリッジ大学に招待されたことが始まりです。
今年度は6回目、日本での開催でした。
サイエンスな国際交流と震災からの復興状況をアピールするために開かれました。

7月31日
郡山駅で合流し、会津学鳳高等学校での開講式、そして鶴ヶ城へ行って、日本の文化を学びました。

とても暑い日でしたが、お城の1層目は蔵のようになっていて涼しく、天守閣も見晴らしと風通しの良い構造でした。

DSCN3207.JPG鶴ヶ城前で集合写真

その後、磐梯山噴火記念館で噴火についての文献を中心に学びました。
最古の地震計が素敵なデザインでした。
地震が起こった方角の龍の口の球が落ち、下のカエルがキャッチする仕組みです。
DSCN3221.JPG最古の地震計

夕食後は学校紹介や国際交流の時間で、書道に挑戦しました。
イギリスの高校生の名前を漢字で書いたり、ちょっとしたゲームをしたり。
かなり仲良くなれたようです。
鶴ヶ城の見学が福島民報福島民友に掲載されました。


8月1日
朝は大雨でしたが、浄土平につくと真っ白で何も見えませんでした。
小雨の中、吾妻小富士を登ってきました。
火山が噴火してできた凹んだ火口。
火口を覗ける火口壁を歩いてきました。
溶岩がかたまってできた石にも黒や赤、かたまり方の異なる岩石があり、
久利先生が石のでき方を教えてくださいました。
石ばかりかと思えば、植物が生えている部分もあり、生物が生息地を広げようとしていました。


DSCN3352.JPG霧が途切れた瞬間の火口。

そのあと、土湯温泉に行き、地熱発電をはじめとする地熱の利用について視察。
火山や地震は時に被害をもたらしますが、利用できるものもたくさんあります。
温泉や地熱で蒸したトウモロコシ、温泉卵を食べてそれを実感。
足湯にも浸かって、イギリスの高校生にも温泉の良さが伝わったようです。

8月2日~8月4日
東北大学でのワークショップが始まりました。
オープニングセレモニーの後、10つの研究室に分かれて研究室での実習へ。
6日の発表会に向けてプレゼンも作成していましたが、
イギリスの高校生が英語のプレゼンを一緒に作ってくれたのですぐに出来上がったチームも。
夕食後、津波被害についてプレゼンで紹介があったほか、プレゼント交換やジェスチャーゲームを行いました。

8月5日
東北大学へのワークショップを終えて、岩沼市へ。
千年希望の丘など、津波が来た場所が今、どうなっているのか視察に行きました。
千年希望の丘は仙台空港の近く、今は丘のある公園になっています。
中学生が暑い中、走っていました。
高い堤防と津波が来た時に避難する丘がありました。
津波などなかったかのようにきれいな公園でしたが、落ちている石には瓦の破片が多く混じっているところを見ると、
人が住んでいた形跡があります。
DSCN3566.JPG千年希望の丘、丘からの眺め(暑い中、走っている中学生たち)

塩釜から船に乗って松島へ。
津波が来たとは思えない穏やかな海、小さな島が波に削られて不思議な形になっています。
DSCN3618.JPG小さな島がたくさん。削られた地層が斜めに傾いていて、島ができた経緯が気になります。

牡蠣の養殖や漁の網なども見えました。
津波が来たと言っても、海とは切っても切れない関係です。

8月6日
イギリスの高校生と英語のプレゼンに挑戦した日本の高校生たち、そして、今年度の卵の受講生が英語で質問に挑戦。
活発な発表会でした。
記念撮影の掛け声が「ONSE--N!」になるほど、イギリスの高校生たちは温泉が好きになったようです。

Ferewell Partyでは、踊りだしたり、歌い出したり、1週間をスライドショーで振り返ったり、セルフィーしたり。
修了証の授与も行われました。
1週間ですっかり仲良くなった高校生たちは、歓声と写真を撮って大盛り上がりでした。
名残惜しい日本の高校生たちは、アーチを作ってイギリスの高校生たちを送り出したり、
バスを追いかけてダッシュしたり。
1週間で多くの経験をし、英語で過ごし、震災の復興を見て、国際交流を楽しみました。

海も火山も津波、噴火、地震と多大な被害がでますが、
日本人は海や山の景観を楽しみ、海で魚をとって食べたり養殖をし、
温泉につかり、地熱で発電や食べ物を加熱するといった活用をしてきました。

私は引率側(先生側)での参加でしたが、
高校の先生が目指す教育についてや、大学と高校のコラボでできること、
震災のあった東北や、地震大国の日本だからこそ学べることがあることがわかりました。









投稿者:事務局 |個別ページ

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