東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成29年度 活動ブログ

平成29年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2017.05.29

第1回科学者の卵養成講座を終えて 感想

初めまして。秋田県立能代高等学校の佐々木円花です。今回、第一回目の科学者の卵養成講座に参加して多くの学びを得ることができました。そこでその感想を簡単ではありますが、書かせていただきたいと思います。初めての投稿で拙い部分もあると思いますが何卒お見逃しください。

1.開講式・オリエンテーション

 前年度の海外研修に参加した先輩方からお話を聞いて、皆さんがおっしゃっていたことの共通点は「積極的に」「能動的な学びを」ということでした。他の科学者の卵の皆さんと交流をするにしても、先生方や大学生の先輩方に質問をするにしても、自分からきっかけを作る必要があります。折角このような機会を与えていただけたので一つ一つのチャンスを見つけて、つかまえられるよう、常に好奇心を持っていたいと思います。受動的な学習は学校の授業だけで十分です。興味を持って、科学を楽しむことを第一に、能動的に活動に臨みたいと思います。また、講義や他の卵の皆さんから新しいことを吸収し学んでいきたいです。

2.講義

 今回は伊藤幸博先生の「DNAと遺伝子組換え植物」という講義でした。稲わらの糖化性の向上について老化したらセルラーゼが発現するというように、遺伝子の発現時期まで操作することができるということにとても驚きました。プロモーターも塩基配列からなり、その配列によってプロモーターの種類が異なって、その後にくる遺伝情報の発現する状況を決定するそうです。これを聞いて私は、周囲の環境(例えば、温度や湿度など)によっても遺伝子が発現するかしないかということをコントロールできるのではないか、と考えました。調べてみたところ、温度によって遺伝子を発現させるプロモーターはあるようでしたが、湿度についてはこれといった記述は見つかりませんでした。また、伊藤先生に質問させていただいたのですが、タバコなどでは葉の一部からカルスを形成してタバコの新しい個体を作ることができるそうです。以前読んだ本には、植物体のいかなる部分であっても再分化させて新しい個体を作り出すことは理論的に可能であると書かれていましたが、実際には、分化して個体を作るのに利用できる部分は ①アグロバクテリウムが感染することができ かつ ②再生可能な部分 に限られるということだそうです。しかし、タバコにおいて葉などから新しい個体が作れるというのは、目から鱗が落ちる思いでした。遺伝子組み換え植物は研究をされている方々の様々な努力と工夫のもとで生まれた知の結晶であるのに、社会で良い感情を持って受け入れられていないというのは非常に残念なことです。私自身もこの講義に参加するにあたって遺伝子組み換えについて調べてみるまでは、学校や家庭で遺伝子組み換え食品は危険だと教わってきたため、あまり良い印象を持ってはいませんでした。しかし、遺伝子組み換えに対する反対意見の多くは非科学的であったり、誤った認識に基づいていたりするものなのだと改めて考えさせられました。インターネットで事前に調べた反対意見の中には「遺伝子組み換え作物はアレルギーを引き起こす危険性がある」というものが多かったように思われます。今回、レポートの課題である「遺伝子組み換え植物を新しく作るとしたら、どのようなものが良いか」という問いを見たとき、私はこのことを思い出して、アレルギーが起こらない植物があれば良いと考えました。このような植物があれば、世間一般に考えられている遺伝子組み換え作物の欠点を補うことができると思ったのです。その方法として ①ある植物のアレルギーを引き起こす遺伝子を見つけ出し、②同じ植物内で良いので人体に影響を与えない(アレルギーを引き起こす危険性のない)遺伝子を①の遺伝子と入れ替える という方法を考えたのですが、②の遺伝子をちょうど①の遺伝子と入れ替える方法については具体的に考えることができませんでした。講義終了後のレポートでは短い時間で自分の意見をまとめることがうまくできませんでした。レポートと質問の時間の兼ね合いを考えて、講義を受けながら最低でも質問する内容を整理することはしようと思いました。私は物理選択のため、生物の講義と聞いて少し自分の知識不足を不安に思っていましたが、それさえも埋めるほど楽しく講義を聞くことができました。伊藤先生、ありがとうございました。

 これから一年、このように一つ一つの新しく触れる分野に興味を持っていきたいと思います。最後になりますが、東北大学関係者の方々、卵の皆さん、一年間よろしくお願い致します。ここまでお読みいただきありがとうございました。


投稿者:事務局 |個別ページ

2017.05.28

第一回科学者の卵養成講座を終えて

 皆さん、こんにちは。宮城県仙台第一高等学校1年の栃木陽太です。これからよろしくお願いします。
 昨日、今年度最初の飛翔型「科学者の卵養成講座」が行われました。始まる前は話の内容をちゃんと理解できるか、レポートをしっかり書ききれるか、など不安なことがたくさんありましたが、同じテーブルの方たちと話していると緊張もほどけてきました。他の学校の方と話せる機会はそう多くないのでいい刺激になりました。また、この交流を通して自分の考えをわかりやすく伝えられるようになりたいと思いました。積極的に相手との距離を詰めて、考えたことを伝えていきたいと思います。
 前年度受講生の先輩方のお話は勉強になりました。これから始まる講座は、自分から積極的に疑問を抱き質問して理解するという能動的な態度で受けることで、より理解が深まるというお話から、後半の講義に向けて身が引き締まる思いでした。海外研修のお話はとても魅力的でした。文化も言語も違う相手とたくさんコミュニケーションをとることで、今までとは違う価値観で物事を考えれられるようになったり英語力を身につけられたり多くの友人を作ることができたりするのは素晴らしいことだと感じました。
 DNAと遺伝子組換え植物についての講座もとても面白かったです。私は少しだけ植物の遺伝子組換えについて事前に調べていたのですが、アグロバクテリウムについては理解できていないことが多くありました。特に、どうやって自分のDNAを植物に組み込むのか、なぜそのようなことをするのかがよくわかっていなかったのですが、今回の講座で疑問に感じていたことが解決できたのでよかったです。
 質問の中に遺伝子組換えをした作物の安全性についてのものがありましたが、今の日本には遺伝子組換え作物に対する不安感があることは否めないと思います。今以上に遺伝子組換え技術の研究が進み、安全性などについても世間の理解が進めば遺伝子組換えしたイネも主流になっていくのではないでしょうか。
 さて次回は英語についての講義やTOEIC Bridgeテストなど英語を身につけていく内容とのことです。サイエンスチャレンジもとても楽しみですね。
 最後に、拙い文章ですがここまで読んでいただきありがとうございます。

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.05.28

第一回 科学者の卵養成講座を終えて

 こんにちは。仙台二華高校の金井智奈です。

 先日行われた初めての講座について、初めてのブログを書いてみようと思います。少し短めにまとめました。

 講座第一回は、本当にずっと緊張していました。応募した時は、「どんな事をするのかな?」「知らないことをたくさん知れそうだ!」とワクワクしていたのですが...当日いざ会場に入ってみると、真剣でかつ意欲に満ちた皆さんの顔を見て、一気に気を引き締められました。科学を好きな人が集まっているからこそ、得ることができた刺激だと思います。

 さて、第一回の内容ですが、初めに先輩方のお話、次に伊藤先生の講義がありました。

 まず、先輩方のお話では、その話す姿を見て、皆さんそれぞれが講座を通して何か大きなものを得て、それを今確実に生かせているのだということを感じました。とても堂々としていて、私と1,2歳しか違わないとは思えないほどでした。そして、私の心に響いた言葉があります。それはやはり、「チャンスはたくさん転がっている。それを生かせるかどうかは自分次第。」という言葉です。この講座に参加するという大きなチャンスをつかんだのだから、思い切って行動していこうと思いました。

 次に、「DNAと遺伝子組み換え植物」に関する講座では、アグロバクテリウムの力に驚きました。見た目は普通のバクテリアですが、植物の性質を変えてしまうほど大きな力を持っていると考えると、生き物は面白いなと思いました。学校の授業とはまるで違い、難解の言葉も多く、私が理解できたのは一部だったのだろうと思います。また、レポートを書く作業でも新たな経験をしました。学校では、あのように短時間で自分の知識を最大限に活用してアイデアを出すということは、やったことがありませんでした。

 今回の講義では、事前知識が不十分だったことや、レポートを仕上げられなかったことなど多くの悔いが残りました。

 手にしたチャンスをしっかりと自分なりに生かせるように、色々な方法を模索し、実践していきたいと思います。

 これから、よろしくお願いします。

 

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.05.28

第一回科学者の卵養成講座に参加して

こんにちは。群馬県立高崎女子高校の細矢祥子です。先日、「科学者の卵」第一回の講座に参加しました。東北大学に行き、大きな講義室で大学の先生方や大学生のひよこさん方のお話を聞く、また実際に講義を受けるといった貴重な体験をさせていただきました。どれも初めての体験でとでも緊張しましたが普段聞けない興味深いお話をたくさん伺うことができました。
このなかで私が最も印象に残ったことを二つ書きたいと思います。
ひとつは『積極性』についてです。多くの海外研修に行った先輩方もこのことについておっしゃっていましたが私はこの講座に参加できるだけで満足してました。しかしそれではいけないんだと切実に感じました。自分から何事にも進んでチャレンジしないと今の自分はなにも変わりません。昨日の講座でもわからないことがいくつもありました。ですがそれをそのままにするのではなく自分で調べられるものはしっかりと調べ自分の『糧』にしていきたいと思います。また興味のある分野だけでなく、さまざまな分野を知り自分の視野を広げていきたいです。
二つめは伝える努力をすることについてです。私は初対面の人と距離を縮めるのにいつも時間がかかっていました。ですが海外研修に行った先輩のお話を伺い、考えると自分から相手との距離を縮める努力をしていなかったからではないかと思います。この講座では全国から集まった高校生、または大学生の方と交流を図れる機会がたくさんあります。今までの自分の殻を破るためにもとにかくたくさんの人と会話をし、多くの友人をつくりたいです。
第一回の講座は「DNAと遺伝子組み換え植物」の講義を受けました。海外では遺伝子組み換え大豆などを使用しマウスに与えて実験を行っておりそこではマウスの発育が悪かったりがんになるなどよくない結果が出ているので私は何となく遺伝子組み換え食品は人の体にあまりよくないものだと思っていました。ですがとくに悪影響はなく言い方による問題だと知り驚きました。
この講義の中で疑問に思ったことがあり先生に質問します。稲わらの糖化性の向上のため稲わらが老化してからセルラーゼを発現させるとおっしゃっていましたが具体的にはどのようにするのでしょうか。プロモーターとはどのようなものでどのように利用しているのでしょうか。プロモーターについては自分のできる範囲で調べてみたいと思います。
今回の講義では早速レポートを書きましたがそこでは自分の力の無さを改めて痛感しました。すぐに書くことが決まらずレポートの半分もうめることができませんでした。これも予習不足や講義の最中に「なぜ?どうして?」という疑問を持つことができなかったことから来ているように思います。次回はしっかり予習を行い自分なりの考えをもって臨めるようにしたいです。
これから一年間よろしくお願いします。

投稿者:事務局 |個別ページ

2017.05.28

第1回・科学者の卵を終えて。

 初めまして。仙台第三高等学校1年、松浦公平です。みなさん、昨日はお疲れさまでした。これからの活動、よろしくお願いします。

 今回の内容は、「ひよこ」さんたちの体験談と、植物の遺伝子組換えの講義でした。

 はじめの「ひよこ」さんたちの体験談で、特に私が興味をそそられたのは海外研修でした。実際に英語圏に行くことで、英語力を磨けたり、海外に友人ができたり、と魅力に限りはないようです。が、なによりも、私は昆虫との触れ合いが一番の魅力に感じました。昆虫が大好きな私にとって、海外の昆虫にあえるのは非常に刺激的な体験だからです。海外研修に行くためにも、「ひよこ」さんたちのおっしゃっていた、積極性やコミュニケーション能力を身につけていきたいと思います。

 伊藤先生による遺伝子組換えの講義も、とても刺激的なものでした。遺伝子とは?話から始まり、遺伝子を理解する方法、遺伝子の構造、そして遺伝子組換えと、どれも興味深い内容でした。特に私が驚いたのは、アグロバクテリウムの頭の良さです。たった1個の細菌で、植物を家畜化できてしまうなんて、恐ろしい生き物だと感じました。まさしく生命の神秘です。

 また、疑問に思った点もありました。それは、プロモーターが、目的以外の遺伝子も動かしてしまうことはないのか、ということです。伊藤先生は、遺伝子の大半は働いていないとおっしゃっていました。だとすれば、プロモーターが、目的であるアグロバクテリウムに入れた遺伝子以外、つまりはもとあった働いていない遺伝子を動かすことがあるのではないのでしょうか。遺伝子の機能にもよりますが、予期していない、悪い変化が起こりうる可能性があると思います。

 そして、レポートの作業もありました。書けはしましたが、後悔の残るものとなってしまいました。次回までに、短時間で自分の考えをまとめ上げ、文字に打ち出せるよう、練習を積んでおきたいと思います。

 後悔は残りましたが、講座自体はとても充実したものとなりました。次回以降の講座が楽しみでなりません。

 最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。次回の講座で会いましょう!!

投稿者:事務局 |個別ページ

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