東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成29年度 活動ブログ

平成29年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.03.29

海外研修を終えて part2 by Miu Yamamoto

皆さん、こんにちは。仙台青陵中等教育学校4年 山本望海です。今回は3/19〜20の活動をご報告します。

≪その3 今日の活動を振り返って 3/19(in California)≫

今日は初めてのSTEM校での活動があり、日本の高校での授業との違いを感じました。
日本の授業は座学で先生の話を聞くことがほとんどですが、STEM校での授業は学生同士の作業が多く、とても自主的に活動しているように見え、日本の大学の授業に近いなと思いました。

このような授業を通じて、日本よりも早くから社会に求められるコミュニケーションの取り方や自律的な学習の仕方が身につけられているので、アメリカから積極的にクリエイティブな企画や商品がうまれているのかなと、ふと思いました。

また、私たちはCenter for Environmental
Research&Technology とBOURNSを訪問させて頂き、環境のことを考えて最先端の技術を使って実際に行動に移しているアメリカと、電力の安定供給のための発電方法について討論を未だに交わしている日本の差を感じたり、会社を立ち上げるパイオニアになるために必要なことはなんだろうかということを考えさせられました。
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その後STEM校の皆さんと交流する時間があり、ジェンガをして私たちのグループは非常に高く積み上げることができました。(高さは約160cmと私の身長ほど!)
私は高く積み上げる秘訣がないか気になって、調べてみたところ、そもそも、ジェンガのブロックは54個あり、すべて同じ大きさでできているように見えますが、実はちょっとした微妙な大きさの違いや重さの違いがあることを知りました。重心を見極めることが最も大事だそうです。
私は、下の方の段は3つに並べてあった状態から抜かれたりしている=重心が定まっているので、ジェンガの取り方以上に、取ったジェンガの置き方が勝敗を決めるのではと考えました。また機会があればチームを作ってチームごとに作戦を練って「科学的」にやってみたいです。
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≪その4 今日の活動を振り返って 3/20 (in California)≫

今日はCity Hallで市長訪問から始まりました。私は市長さんに親書を手渡しする大役を頂いていたので、少し緊張した状態で始まりましたが、その後STEM校の高校生たちと合流してArt Museumへ行き、自由行動でリバーサイド市街地を散策できたことで高校生たちと親しくなり、かなりリラックスした時間を過ごせました。
Art MuseumではWendy Maruyamaさんを中心とする日系アメリカ人の方たちの作品を目にすることができ、戦争が本当にあったのだということとその事実の重さを感じました。また、そういった事実を伝えてくれる作品を守り残していくことは戦争を繰り返さないために大切だと思いました。
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これは私の住んでいる仙台の街においても同じことが言えます。リバーサイドと姉妹都市であるということで、ホストファミリーやSTEM校の高校生たちに仙台のことを聞かれる機会が多いのですが、東日本大震災が知られていなかったり、自分自身が仙台のことをあまり知らない・説明できないことに気づかされました。国境を越えて、震災があった事実を伝えていくために何か形に残るものが求められていると思いました。

今日はCity Hallで下の写真のような木を見つけ、ウェルカムパーティーでもらった小さな蜜柑のような果物を思い出しました。見た目は蜜柑にそっくりなのですが、食べてみると蜜柑というよりオレンジの味がしたので、不思議に思いホストファミリーに聞いたところマンダリンオレンジだそうで、1900年代初期、アメリカ農務省フロリダ柑橘局でミカン類とスウィートオレンジを交配育成し、誕生した品種といわれています。
その後、1922年(大正11年)にフロリダの苗木農家であるチャールズ・マーコット・スミス氏により芽接ぎ繁殖されたことがわかりました。

ミカン類とスウィートオレンジが交配されているから見た目が蜜柑で味がオレンジのようだと感じたのだと思います。今が旬だということで、美味しく頂きました。
[参照]http://www.fruit-safety.com/fruits/orange6.php

投稿者:事務局 |個別ページ

2018.03.29

海外研修を終えて part1 by Miu Yamamoto

皆さんこんにちは、仙台青陵中等教育学校4年山本望海です。先日行われた海外研修での振り返り(日記形式)をさせて頂きたいと思います。
数回に分けてご報告させて頂くつもりですので、皆さんよろしくお願いします。

≪その1 成田での事前研修≫3/17〜18

事前研修が行われた成田では、はじめに改めて自己紹介をし、渡辺教授からこれからの10日間を過ごす上での心構えをお話し頂き、主に研究発表の練習をしました。
お互いの発表を見合い、先生方からアドバイスを頂くなかで、周りのチームの研究発表を見ているときに感じたことがありました。
それは、どのチームも難しい研究内容の発表をしているので、わかりやすく伝えるのが難しいなか、安斎さんと大井さんのチームが「笑える要素」を含んだ発表をしていたことです。お二人の発表は「聴く姿勢」を作りやすいなと聴く側の立場から感じました。

そして、自分が時間内で・わかりやすい・そして聞き取りやすい英語で説明できるかということばかりに気を取られていたとハッとさせられました。
聴く人を惹きつけて、興味を持って貰わなくては、折角準備した発表も意味を成さないので、明るく・笑顔で・抑揚をつけるなど自分の出来る限りの工夫をしていこうと思います。
本番では、事前準備よりもさらに成長した・良い発表をしたいです!
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≪その2 ホストファミリーとの初対面≫3/18(in California)
私は5人姉妹のいる大家族の方たちがホストファミリーで、今日の午後はお買い物に連れていって頂き、大変楽しい時間を過ごしました。
ホストファザーとマザーはメキシコ出身ということで、お家のなかでは、英語とスペイン語の2カ国語が飛び交っています。
また今晩はメキシコの料理を振舞って頂き、文化の違いを舌で感じることができました。

お家にあったこの植物(下の写真)が気になったので、ホストマザーに質問したところ、これはグアバの苗木で今は葉だけなのだそう。ホストマザーはその際、「その葉を茹でて頭皮にあてることで、抜け毛を防ぐのよ」とだけ教えてくれましたが、どうして抜け毛を防ぐのか気になり調べてみると、βカロテンを100gあたり374 μgとたくさん含んでおり、βカロテンはビタミンAに変換されて作用することから、生体内では皮膚や粘膜の健康を維持したり、光刺激反応に重要な役割をしたり、様々な細胞の増殖や分化に寄与しているそうです。
また、ビタミンAとしての機能以外で、βカロテンは抗酸化作用および免疫を活性化する作用などがあることが報告されているので、老化予防や風邪の予防に貢献してくれると言えるなと思いました。
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投稿者:事務局 |個別ページ

2018.03.26

2018年・飛翔型「科学者の卵養成講座」米国リバーサイド研修-7(3/24)

飛翔型「科学者の卵養成講座」事務局の下山せいらです。

海外研修最終日は、ホームステイファミリーを別れを告げてロサンジェルス方面へ向かいました。
カリフォルニアサイエンスセンター自然史博物館へ見学に行きました。

サイエンスセンターには、スペースシャトル・エンデバーを展示しています。
エンデバーがミッションを終え、サイエンスセンターまで運ばれる映像も観ることができます。

サイエンスセンターには、エンデバーの外部燃料タンクや航空機、医学や生態系などをテーマにしたエリアなどがあり、体験型の展示が多く一日でも回りきれないほど。

生体の展示もあります。
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自然史博物館では、恐竜や動物の化石、はく製が多数展示されていて、圧巻でした。ここまで多くの生物の骨格を展示している博物館はなかなかないと思います。
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平成29年度の海外研修メンバーは、無事に帰国しました。

投稿者:事務局 |個別ページ

2018.03.25

一年を振り返って

皆さんこんにちは。岩手県立花巻北高等学校の高橋優奈です。 先日、とうとう最後の科学者の卵の講座が終わってしまいました。改めて一年間、卵の皆さんお疲れ様でした。 この一年間様々な新しい発見や体験をして、知識が増えたり積極性が向上したりなど一年前と比べてとても成長したと感じます。 中でも最も変わった事といえば、自分の将来に対するビジョンが明確に見えた事です。雑然としていた将来の夢が、科学者の卵養成講座を通じて地に足をつけたようにはっきりと確固たるものになりました。よって勉強への意欲も増し、普段からの勉強に対する姿勢が変わりました。二年生という期間に、とても素晴らしい経験をさせていただきました。欲を言えば一年生の時も参加したかったと思います。 身近に同じ志を持つ人がほとんどいない状態で、交流したいという目的もあって応募した科学者の卵養成講座でしたが、目的通り様々な人と繋がりを持てたし、その交流は自分にとってとても良い刺激となりました。この一年間でできた人との繋がりをこれから先大事にしていきたいです。 始めは時間に追われ散々な出来だったレポートも、回を重ねるにつれて少しずつ伝えたい事を的確に簡潔に表現できるようになってきました。レポートを上手く書けなかった原因の一つに、その分野に対する事前知識が全く足りていないということがありました。数回講義を重ねて漸くその事に気づき、次回からは講義を担当する教授の研究室などについて調べるようになりました。事前学習の大切さを実感し、高校に誰かが講演に来る時など予めその人について調べるようになるなど、日常生活にも活かせています。 また、レポートに書いた疑問や考察に教授がコメントをくださっていたのを見て、とても嬉しくなりました。 この一年間の経験は自分を変えるきっかけとなり、本当に感謝しています。最後に、科学者の卵養成講座に関わった大学の先生方やスタッフの方々に改めて申し上げます。一年間、本当にありがとうございました!!

投稿者:事務局 |個別ページ

2018.03.24

2018年・飛翔型「科学者の卵養成講座」米国リバーサイド研修-6(3/23)

飛翔型「科学者の卵養成講座」事務局の下山せいらです。

カリフォルニア州リバーサイドでの海外研修も6日目を迎えました。

本日は、初めにScience ambassadorによるカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)のキャンパスツアーに参加しました。

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キャンパス内には多数の柑橘類の木があり、白い花を咲かせていました。ジャスミンのような香りでした。

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カリフォルニア大学リバーサイド校の昆虫学のNaoki Yamanaka先生とマウスの鋤鼻器官について研究されているSashiko Haga-Yamanaka先生にお会いしました。アメリカで研究者として働くことや、研究についてお話しいただきました。たまごたちの質問に対し、研究内容についてや、昆虫の魅力、研究室の探し方なども丁寧に教えてくださいました。

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たまごたちの研究発展コースⅠの研究発表を行いました。英語での発表の準備をしてきたたまごたちは、英語での質疑応答にも対応していました。

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投稿者:事務局 |個別ページ

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