こんにちは。宮城第一高校の佐藤和奏です。
卵の生徒の皆さま、一年間、お疲れさまでした。
この講座に参加するたび、周りの卵の皆さんの知識量と、科学への思い入れが、自分よりもはるかに大きくて、はじめは正直びっくりしました。
ただでさえ、講座の内容も難しく、一体先生は何をおっしゃっているのか・・・と途方に暮れることもあったにも関わらず、質問・ブログ・まちかどサイエンスのレベルの高さに毎度毎度、刺激されました。
質問された卵さんのなかには、「予習してきてわからなかったことなのですが・・・」という方、先生の回答にどんどん食らいついていく方もいて、「自分はまだまだだな・・・」と諦めかけていたこともありました。
そんな時、研究発展コースの連絡をいただき、「どうしよう。私なんかができるだろうか・・・」と悩みましたが、折角選んでいただいたのだから、と、参加を決めました。
早速研究がはじまったものの、(言い訳にしか過ぎませんが)まだ物理の授業を受けていないこと、同じ班の先輩方のレベルがあまりに高かったことに、やはり自分では無理なのではないかとまた諦めそうになりましたが、それ以上に、この研究がやりたい、楽しい、と思えるようになり、家で調べたり、研究室の小室先生・先輩方に何度も細かく、わかりやすく教えていただいたりして、最後までやりきることができました。
最終日の英語での口頭発表、ポスター発表、そして、見に来てくださった方の質問に自分一人で対応できた時、いままで頑張ってきてよかった、と強く感じました。
先輩方はアメリカでこの研究を発表すると伺っています。少しでも、先輩方のお役にたてていたらいいな、と思います。
小室先生、先輩方、長い間ご迷惑をおかけしました。本当にありがとうございました。
この一年で、私の世の中の見方・考え方が、大きく変わりました。
例えば、まちかどサイエンスに投稿したい、と周りのものをしっかり見るようになりました。実際文章にするのが難しくて、投稿しなかったものもたくさんありましたが、知らなかったことを学べた喜びは非常に大きいものです。
講義や事前課題、イングリッシュサロンなどで、自分の将来の夢がすこしずつ、具体化しています。最近はかなり具体的な夢・目標がみえてきて、その夢に向かって頑張りたいと思えています。
一年間、本当にありがとうございました