米国カリフォルニア州ロスアンゼルス市で5月11~16日開かれたインテル国際学生
科学技術フェアに日本代表の1人として参加された、山中美慧さん(科学者の卵・
4期生、仙台第二高等学校3年)が、部門賞の2等に選ばれました!
☆☆☆ 受賞後の 山中美慧さん ☆☆☆
(写真提供:日本サイエンスサービス様より)
公式HPより詳細 :http://isef.jp/
審査会当日 (2014/05/15)
Intel ISEF 2014 日本代表3名が特別賞受賞! (2014/05/16)
Intel ISEF 2014 日本代表2名が優秀賞2等を受賞! (2014/05/17)
こちらが文部科学省が掲載している賞の名前です。
エネルギー・運輸部門 優秀賞2等賞
欧州原子核研究機構(CERN)賞、アメリカ化学会賞佳作
URL:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/05/1347894.htm
河北新報、デーリー東北、毎日新聞、朝日新聞などでも取り上げられていましたが、
ウェブ上だと http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000005-resemom-life
にも載っています。
さらに、朝日新聞 5月22日(木)より山中さんに関する部分をご紹介いたします。
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身近な疑問 世界を変える?
日本国際学生科学技術フェア 日本人2人部門賞
世界の高校生が科学研究の成果を競うインテル国際学生科学技術フェア(ISEF)が
17日まで米ロサンゼルスで開かれ、日本の高校生2人が部門賞の2等に選ばれた。
日本代表の生徒たちは、審査員の前で、研究内容をものおじせずに英語でアピール。
協賛企業や大学などが選ぶ「スペシャルアワード」も3人が受賞するなど活躍した。
花や虫からヒント
フェアには約70の国・地域の予選で選ばれた1300研究1700人以上が参加。
昨年12月に開かれた「第11回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、
テレビ朝日主催)の最終審査会で上位に入賞した8研究10人も参加した。
エネルギー・運輸部門で入賞した山中美慧さんはアジサイの色素を高効率の太陽
転地に生かす方法を開発した。自宅と隣家のアジサイは、同じ種類なのに花の色が
違うのはなぜかという素朴な疑問が出発点だ。土壌の石灰の量が影響しているとわ
かり、花の色素が出来る過程に興味を持った。
東日本大震災を体験し、「復興に役立つ再生可能エネルギーの研究をしたいと思い、
色素を活用してエネルギーを作ろうと考えた」と話す。
大会では、海外の生徒たちのプレゼンがすごくうまいと感じた。会場で行われた
予行演習の際、海外のあるチームで、教師が「いかにして世界を変えるのかを、審査
員にアピールしなさい」と生徒を指導しているのが印象的だった。
山中さんに賞を贈った欧州合同原子核研究機関からは、スイスとフランスにまたがる
大型加速器の見学に誘われており、「今からわくわくします」と顔をほころばせた。
( 中 略 )
グーグル・NASAも注目
ISEFでは、生徒たちは会場の自分のブースにポスターを掲示し、そこに審査員が
訪問して質疑応答するをする。1人あたり15分程度で、計6~10人ほどの審査を
受ける。審査員は米大学教授らを中心に約千人おり、ボランティアだ。
部門は動物科学、行動・社会科学、生化学、コンピューター科学、細胞・分子生物
学など17に分かれ、審査の結果、各部門の1~4等を決める。各分野の1等の中から、
最高賞の「ゴードン・E・ムーア賞」と、次点にあたるインテル・ヤングサイエンティスト賞
が選ばれる。
( 中 略 )
高校生といえど、優れた研究成果は企業にとって魅力的。グーグルなどのIT企業や
大学のほか、米航空宇宙局(NASA)などの政府機関、NPOがブースを設け、生徒ら
に事業内容などを熱心に説明する姿が見られた。 (米ロサンゼルス=嘉幡久敬)
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事務局にも山中さんから受賞の報告と喜びの声をいただきました。
日本代表団と切磋琢磨し、素晴らしい経験をされたようで何よりです。
今後のご活躍に期待しております。
(会場外の様子~山中さん撮影)
(山中さん撮影)