東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

ニュース

ニュース更新情報や最新ニュースをお知らせ

2011年4月の記事一覧

2011.04.26

【お知らせ】日本植物生理学会「高校生生物研究発表会」参加者のみなさまへの賞状等の発送に関して(4/26)

 前略 生命科学の渡辺でございます。東北関東大震災から、1ヶ月半が過ぎました。みなさまの周りは復旧が進み、少しずつ、普通の生活にもどりつつあるのではないでしょうか。東北の動脈の1つである、新幹線も仙台までつながり、残すところ、仙台-一ノ関間も4/29には復旧し、東京から新青森まで1本の大動脈として、また動き始めます。

DSCN0369.JPGのサムネール画像 先日来より、科学者の卵の修了証等が届き、それについてのコメントを多くの受講生から頂き、感動しております。ありがとうございました。その中で、発展コース、エクステンドコースであった方々には、3/22に、東北大で行われる予定でした、日本植物生理学会「高校生生物研究発表会」へのご参加を併せてお願いし、多くの方々が、発表予定でした。前の記事にもあるとおり、発表そのものは成立しており、みなさまの業績の1つとなっておりますが、形になるものをお届けできておりませんでした。発表会の要旨もまだ、未発送でしたので、お届けします。さらに、「科学者の卵」からまとまった形として、多くの発表を頂いたことから、個人発表への表彰に加えて、特別賞が授与されることになりました。また、参加校に対して、賞品として、日本植物生理学会が編集しております、「植物まるかじり」という5冊組みの本を一式、発表参加校に贈ることになりました。その1冊の中に、渡辺の記事もあります。ぜひ、ご覧下さい。

 連休明けの5月の中旬頃に、みなさまの手元に届く予定でしたが、本日、みなさまに向けて発送したと言うことを学会事務局から連絡を受けました。このように予定より早くなったのは、仙台が大きく被災したと言うことで、学会事務局(京都)の方で全面的なバックアップをいただき、予定より早い発送となりました。被災地仙台からではこうはいかなかったと思います。会を企画した側としては、感謝の限りです。それで、早いところは今月中、遅くても連休の谷間には手元に届くのではと思います。感想などをuploadいただければ、幸いです。

 皆さんの無事と健康を祈りつつ。。また、より早い復旧と災害の収束を祈りつつ。。。


 わたなべしるす

個別ページ

2011.04.25

さくらによせて (企画紹介あり)

スタッフの久利です。

修了証うけとりの書き込み、スタッフ一同喜びをかみしめています。

さくらホールのさくらの写真を掲載します。

 

11042401.jpg

 

11042402.jpg

 

11042403.jpg

 

今、研究者としては、みなさんが判断をするための情報を提供することが使命と考えています。

久利がかかわっている企画を紹介しておきます。

科学者の卵養成講座とは直接かかわりませんが、近隣の方で、足を運べそうならいらしてください。

 

5月9日(月):理学研究科東日本大震災説明会(詳細はこちら) 

 ※内部向けの内容ですが、外部からの聴講も歓迎いたします

5月12日(木):BraveTohoku311主催サイエンスカフェ(詳細はこちら) 

 ※時間帯が遅いのですが 保護者の方と相談の上

5月13日(金):東北大学サイエンスカフェ特別版(調整中)

5月19日(木):東北大学理学研究科出前講座(詳細はこちら)

5月26日(金):東北大学サイエンスカフェ特別版(調整中)

 

科学者の卵養成講座は、夏休みの集中講義から開始できるよう準備中です。

また、「チーム卵」として、正規のプログラムとは別に、ただいま、意見交換もしています。

高校生のみなさんと直接会って、はなせる機会をはやくにもちたいと願っています。 

個別ページ

2011.04.23

【お知らせ】修了証など発送しました(4/23)

 2010年度、「科学者の卵養成講座」のみなさまへ

 前略 運営をしている生命科学研究科の渡辺でございます。3/11の東北関東大震災におかれましては、多くの亡くなられたみなさまのご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 すでに皆様からHPに報告があります通り、昨年度の修了証などを発送し、その文面にあるとおり、次々とHPに記事を書いていただき、ありがとうございます。運営の一端に携わっているものとして、うれしい限りです。

 3/11の大地震から、1.5ヶ月くらい立ちます。仙台の町はそれなりにもどっていますが、津波の被災地、さらに、福島原発の被災地では、いつまで時間がかかるのか、まさに、人類の英知を全てつぎ込まないといけないレベルになっています。その点では、受講生がコメントしてくれている「複合的領域」をこれから支えてくれる人材だと心強い限りです。

 それとさらに一方では、今回の大震災に伴う一連の現象の一部は、天災かも知れません。現時点では、ただ、「想定外」というのは、「科学者」と言う立場としては、良いのだろうかと、今回の震災はずいぶんと考えさせられました。どんな研究をしていても、ある種の「危険」、「危機」と言うことはあります。そうしたときに、大丈夫だろうと思ってやることと、そうではなく、危ないかも知れない、という「危機意識」があって行うことは、違うと思います。最大限、この様なことがあり得ることを十分に予想して、それ以下であれば、十分な対応ができ、研究ができると思います。また、こうした意識があれば、ちょっとした実験の変化にも気がつくことができると思います。「想定外」であれば、そんなことは起きないと思ってしまうと。。。

DSCN5061.JPG 今回の講義の中に、環境問題を文系の側面から考えるという講義があったと思います。複合的なことには、文理融合と言うこともあります。そうしたことがtotalにできて、天災、人災という大災害を最小規模に押さえる、なくすことができるのではと思います。

 ずいぶん長く書きました。今回の受講生の中から、多くの将来の複合的問題を解決できる科学者に限らず、人材が活躍してくれるのを楽しみしています。

 本当に1年間ご苦労様でした。そして、夏に予定している、「発表会」を楽しみにしていてください。また、このHPでお知らせしますので。


 わたなべしるす

個別ページ

1

PAGE TOP