東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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2015.03.31

米国・リバーサイド研修 帰国報告(その1)

今年度の最後の事業として米国リバーサイド市にて実施されました海外研修から無事帰国いたしました。
3月21日から30日まで10日間の日程で実施された海外研修では、カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)での研修や理数系高校(STEM Academy)との交流活動を中心にプログラムを実施してきました。南カリフォルニアのまぶしい限りの天候に恵まれ、30度を超える最高気温にもまけず、15名の高校生、みな元気に研修を終えてきました。

研修内容については、また継続して報告をしていきたいと思いますが、実施にあたっては現地の方々の歓迎と共に、ホームステイなど温かい対応をしていただきました。その背景にはリバーサイド市と仙台市との友好関係、そして東北大学とUCR校との親密な交流活動があります。ここではまずリバーサイド市と仙台市との友好関係について述べたいと思います。

リバーサイド市と仙台市は約60年にわたって姉妹都市の関係を続けています。我が国でも一番古い姉妹都市関係の一つです。今回の訪問にあたっても、奥山仙台市長からリバーサイド市長への親書をお預かりして、高校生から市長に渡していただきました。
市長からはこれまでの友好関係のお話をいただき、また高校生に記念品を頂戴するなど暖かい対応をしていただきました。写真はその際写したもので、真ん中で青い服を着ているのが市長です。
RiversideEGGS_10.JPGのサムネール画像

市長訪問後には、博物館や資料見学などを通じて、日系移民の方がどうやって市民の信頼を得ていったか、いろいろな犠牲の上にいまの友好関係が作られていった歴史などを知る機会も持てて、良い経験が出来たと思います。

今回の研修では、大学が高校生を引率して海外研修?ということで、保険対応やら緊急連絡体制やら大学生を派遣するのとは違った苦労もあり、直前まで事務局は対応に追われておりました。
ですが、東北大学が高校生を引率してやってきたということで、現地では多くの方が関心を示してくださり、また協力を自主的に申し出ていただくなど、いろいろな研修を滞りなく実施することが出来ました。
たった1週間程度の研修でしたが、参加した高校生たちも大きく変わったなという印象を持つ生徒もいたり、将来大きく羽ばたく翼を手に入れてくれたのであれば幸いです。
RiversideEGGS_7.JPG

(安藤 晃)


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