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研究概要|新学術領域

領域の目的

 生物の設計図であるゲノム情報は、均一化されたゲノムを持ったモデル生物において急速に解読が進みました。しかしながら一方で、自然界の生物集団のゲノムは、複雑な対立遺伝子構成や多様なエピゲノム情報を有していることが明らかとなっています。このため、自然界でおこる高次の生命現象は、複雑に絡み合う遺伝子産物の組合せによる相互作用(ゲノム・遺伝子相関)を通じて決定されます。また、このような相互作用によって、外的要因(例えば環境など)に対する頑健性や、相手方(例えばオスとメス、宿主とパラサイト等)に対する可塑性、多様性を生み出していることが理解されつつあります。しかしながら、その分子メカニズムを体系的に理解しようという試みは殆どなされていません。本新学術領域では、このような「ゲノム・遺伝子相関」を対象とする先進的な遺伝学的研究を集約し、様々な生命現象の根幹を支えるゲノム・遺伝子相関機構の普遍性、多様性を明らかにすることで、ポストゲノム時代の新たな学術領域を先導することを目指しています。

領域の研究内容1

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