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【奈良先端大】河野班の記事を表示しています

河野班:3rd BISMPPで招待講演をしました

 7月に中国・北京で開催された"3rd Beijing International Symposium on Molecular Plant Pathology"にゲストスピーカーとして参加しました。
 河野は、"Small GTPase OsRac1 is a key regulator in PAMP-triggered immunity and effector-triggered immunity"というタイトルで、抵抗性タンパク質のシグナル伝達ついての話題提供を行いました。
 研究テーマである、抵抗性タンパク質に関する情報交換をしました。



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河野班:研究成果をPlant Signal Behavに掲載

河野班では、これまでに、受容体キナーゼであるキチンレセプターからの指令は、低分子Gタンパク質OsRac1の活性化タンパク質OsRacGEF1を介してOsRac1まで伝えられることを発見した(Akamatsu et al., CHM 2013)。このOsRacGEF1によるOsRac1の活性化が、キチンを受容した際の主要な免疫誘導機構である。今回、新たにOsRacGEF1は、OsRacGEF2とヘテロダイマー化すること明らかにした。このダイマー化したGEFがキチンや鞭毛成分フラジェリンの受容体キナーゼに結合することを見出した。

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河野班:共同研究がPLoS Pathog に掲載

 病原体の由来のエフェクタータンパク質の標的タンパク質であるU-box E3 ligase SPL11が、イネの免疫マスターレギュレーターOsRac1のシグナル伝達を調節していることを明らかにしました。この成果は、病原体の由来のエフェクタータンパク質と植物免疫の関係の一端を明らかにしたと考えられる。

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河野班:研究成果をJBCに掲載

 植物の免疫受容体Pitが病原体由来のエフェクターを認識した際に、受容体が効率的に免疫を誘導する際に脂質修飾のパルミトイル化が重要であることを発見しました。この発見は、植物の病原体に対する防御戦略を明らかにする上で、重要な発見と考えられる。

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河野班:総説をFront. Plant Sciに掲載

 動植物によるNod-like receptorと病原体由来のエフェクタータンパク質の相関(遺伝子相関)をまとめた総説をFront. Plant Sciに掲載しました。

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