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チャレンジ6年生 未来発見BOOKに登場

アウトリーチ

 

山元は、Benesseが発行する進研ゼミの標記冊子に登場、"科学でアタック!! 恋をしてしまうのは遺伝子のせい?"でHLAと相性の関係を紹介しています。


出典:チャレンジ6年生『未来発見BOOK』、p.18-22, 2016年1月1日発行


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図:掲載誌の表紙


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遺伝学会BP賞を受賞しました!

広報/アウトリーチ

山元研究室の村上日向(東北大学理学部生物学科4年)は、日本遺伝学会第87回大会で行った講演が評価され、2015BPBest Presentation)賞を受賞することになりました。

対象講演:村上日向、田中良弥、伊藤弘樹、山元大輔:非モデル種Drosophila subobscuraCRISPR-Cas9による変異誘発、日本遺伝学会第87回大会。東北大学川内キャンパス、201592426日、仙台。

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図:プログラム・予稿集の表紙

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実らぬ恋の記憶に果たすチロシンキナーゼの役割を解明

研究成果


キイロショウジョウバエの雄は、交尾を受入れない既交尾雌に求愛した後には、処女雌への求愛もほとんどしなくなります。Btk29Aという非受容体型チロシンキナーゼを失った突然変異体の雄は、この失恋の痛手からすばやく立ち直ることから、この種の記憶にBtk29Aが関与することがわかりました。

 

出典Sunouchi, K. et al. Requirement of the Tec family tyrosine kinase Btk29A for courtship memory in Drosophila males. Arch. Insect Biochem. Physiol. (in press).


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:失恋の記憶を調べる実験の手続き

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台湾で初開催のEMBO Conferenceで講演しました

広報活動/アウトリーチ


山元は、台湾のAcademia Sinicaにて20151248日に開催されたEMBO Conference on Neural Development-Function and Sysfunctionに於いてNeural basis for socially induced behavioral changes in Drosophila"と題する招待講演を行いました。


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図:会場での集合写真

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細胞死のタイミングを調節する仕組みの一端を解明

研究成果


完全変態昆虫のキイロショウジョウバエは、幼虫から蛹を経て成虫になる時点で、古い組織の多くが細胞死を遂げます。その引き金となる因子の一つはステロイドホルモンのエクダイソンですが、組織によって異なるタイミングで細胞死が誘導される機構についてはその多くが不明です。今回の論文は、染色体の高次構造に関わるZesteタンパク質が、エクダイソンの有効作用濃度域を調節して細胞死のタイミングを前後にシフトさせることを明らかにしたものです。


出典:Goto, T. et al. (2015) Zeste tunes the timing of ecdysone actions in triggering programmed tissue degeneration in Drosophila. J. Neurogenet. (in press).


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図:成虫になってすぐに細胞死によって失われる羽化筋(各体節に"逆八の字"に走る筋肉)

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