公募研究実績一覧

  • 北海道大・黒岩班
  • 東北大・山元班
  • 東京大・藤原班
  • 東京大・小林班
  • 東京大・伊藤班
  • 東京医歯大・小野班
  • 名古屋大・打田班
  • 名古屋大・新美班
  • 名古屋大・金岡班
  • 名古屋大・植田班
  • 名古屋大・佐藤班
  • 奈良先端大・河野班
  • 奈良先端大・辻班
  • 近畿大・佐渡班
  • 首都大・岡本班
  • 明治大・矢野班
  • 基生研・玉田班
  • 理研・金班
  • 理研・隅山班
  • RIOS・岡班
生物の設計図であるゲノム情報は、均一化されたゲノムを持ったモデル生物において急速に解読が進みました。しかしながら一方で、自然界の生物集団のゲノムは、複雑な対立遺伝子構成や多様なエピゲノム情報を有していることが明らかとなっています。このため、自然界でおこる高次の生命現象は、複雑に絡み合う遺伝子産物の組合せによる相互作用(ゲノム・遺伝子相関)を通じて決定されます。また、このような相互作用によって、外的要因(例えば環境など)に対する頑健性や、相手方(例えばオスとメス、宿主とパラサイト等)に対する可塑性、多様性を生み出していることが理解されつつあります。
しかしながら、その分子メカニズムを体系的に理解しようという試みは殆どなされていません。本新学術領域では、このような「ゲノム・遺伝子相関」を対象とする先進的な遺伝学的研究を集約し、様々な生命現象の根幹を支えるゲノム・遺伝子相関機構の普遍性、多様性を明らかにすることで、ポストゲノム時代の新たな学術領域を先導することを目指しています。

領域の研究内容1

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