第30期竜王戦決勝トーナメント準決勝第2局が行われている。勝利の行方がどうなるのか。というか、準決勝第1局があの状態で勝ちというのが、素人には理解できなかった。。。やっぱり、餅は餅屋で。サイエンスをやっているものには、限界というか、無理なところであった。持将棋のようにも思ったが、そうではないらしい。。。愛媛県に記録的短時間大雨情報がでたらしい。山間部であるが、どうなるのか。いずれ、何事もなかってほしい。夏休みは、子供の頃は虫取りの季節であった。網を持って、セミを捕るか、カブトムシ、クワガタムシのいずれか。よく遊んだ。遊んだことが今の肥やしになっているのではとも思ったりする。もちろん、危ないこともやった。クヌギの蜜がでているところにカブトムシ、クワガタムシ、チョウ、だけでなく、スズメバチ、アシナガバチが。。。そんな時、まずは、石を投げて、追い払う。やばいものを。だいたい、うまくいかない。そのあとは、虫取り網で、スズメバチとアシナガバチを捕る。もちろん、速攻、踏み潰す。申し訳ないが。。。危なすぎるので。スズメバチはないが、アシナガバチには、やられたことがある。しばらく痛い。。。ただ、絶対に手を出さなかったものがある。それは「ヘビ」。あの形、模様、色々全てが無理があった。もちろん、好きな人もいるだろうが、無理をしない方がよいと思う。 そんな虫取りをするときに戦力になるのが、網であるが、網だけでなくて、ひっくり返したら、竹の棒になる。これでたたいて落とすことも。いずれ、戦力になるものは、工夫をしないと。手が届きそうにないとき、こんなものでも。もちろん、そうでないようなものも。網が破けてしまった枠だけの網。丸くて、何も役に立ちそうにないが、クモの糸を巻き付ければ、セミくらいなら張り付く。もちろん、あまり大きいのは無理であるが。。。。いずれ、たくさんチャレンジして、トライして、だったと思う。そんな遊びだけでなく、研究、運動、何でもたくさんやってみることなのだろう。
向こう1週間ほどは、曇り空と言われたが、今日の日中はそれなりに天気がよかった。気温も上がったが、30oCを超えないのは、ほっとできる。なんか、仙台の夏がもどったような気がする。学生の頃、10oCの低温処理室で、アブラナを生育させていたとき、いかに低温処理中に植物を大きくしておくか。結構、状況判断が難しかった。徒長気味になると、低温処理後の生育に影響が出る。その意味では、水加減を注意しながら、肥料をそれなり上げつつ、管理するというのがコツだったような。ただ、今年の夏のように日照不足になると。。。これが問題。へたに肥料をやると、徒長気味になったような。いずれ、状況を見て対応する、何でもそうなのだろう。2011年3月から問題の事案も、紆余曲折があるようだが。。。何より状況判断ではないだろうか。という、渡辺の置かれた状況。明日から8月。かなりやばい。明日は、しっかり宿題をやることにしよう。
わたなべしるす
PS. 午前中は来客が。高校生の時に実験の指導をしていた方々があっという間にM2に。。。時間のたつのがはやいこと。。。困ったものである。
無理、戦力、状況(7/31)
2017年7月31日 (月)
盛夏と麦酒
2017年7月31日 (月)
お久しぶりです、M1の引地です。
先週は東北大学オープンキャンパスのお手伝いで青葉山キャンパスにおりました。
内容は理系志望の女子高生向けの講演会と、進路相談会。(男子の参加も大歓迎)チラシを配って呼び止めた生徒さんが来てくださったときは、とても嬉しかったです!
オープンキャンパスの活動の詳細はたかさきさんの記事をご覧ください。
さて、いつの間にか7月も終わりを迎えようとしています。
あまりの気温の高さで、ほぼ毎日アイスクリームを食べています...。
(研究室ではチョコミントアイスが好きか嫌いか、軽く論争が起きました。因みに私は大好きです。というか、アイスはどの味でも美味しいと思っています。)
暑い日に欲しくなるものといえば...アイスは勿論、ビールも挙げられますね!
というわけで、28日は生命科学研究科の納涼会でした。
今年の準備係は丁度我々の研究室に回ってきたため、この日は午後から少しずつ準備を始めました。
どれも美味しそうな料理...奥にある塩キャベツは先輩方、焼きそばは高田さんが作ってくださいました!
室内にいい香りが広がりました。具がたっぷりで美味しかったです!箸が進み、開始早々なくなりました。ありがとうございました!
私も一杯頂きましたが、冷たくてさっぱりと飲めました。
(お酒があまり飲めないので、あとはお茶を飲んでゆったりしていました。)
後半はやや強めの雨が降ってきて、屋根のある場所に移っての実施で少し大変でした。
でも、外で美味しいものを食べたり飲んだりして、厳しい暑さを少し忘れられたかなと思います。あとは研究科全体でのイベントで立食形式だったので、他の研究室の方ともお話できたのが良かったです!
世間は夏休み。お休みの中、高校生が実験をしてるのを見たり、学部生がテスト勉強を頑張っているお話を聞き、こちらも頑張らねばとやる気を貰えます。
冷房や栄養の偏り、水分不足などで体調を崩さないよう、良いお休みにしましょう。
M1 ひきち
【アウトリーチ活動】7/23(日)~7/29(土)のアウトリーチ活動(研究室訪問)(7/25)
2017年7月28日 (金)
仙台の雨も一段落。早朝の雨がかなりだったこともあり、24hrの積算で40mmあまり。水不足の木々などには恵みの雨でしたが、山形、新潟では24hr降水量が100mm overという所もたくさんあり、昨日の秋田県の雄物川の氾濫のようにならなければよいのですが。。。この湿った空気は、台風5号からの水分供給のおかげなのか。。。いずれ、梅雨末期とはいえ、頭を抱えるところです。と、記事を書いたのは、昨日の話。火曜日は朝から湿度の高い曇り。午後からは小雨も。気温が23oC台まで下がったので、少し涼しさを感じるのかなと。ということと、きょうから、大学は「オープンキャンパス」。渡辺の所は、学部を併任していないので、そんなイベントもない、静かな週の前半。M1の女子学生さんたちはオープンキャンパス関連のイベントに参加で。後日、また、そのことは、このHPから情報発信されることと思いますが。前置きが長くなりました。
7/23(日)~24(月):飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「植物の花粉伸長に関わる因子の探索」
そんな雨降りの日曜、月曜日。先週も行った、飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「植物の花粉伸長に関わる因子の探索」。もう1名の受講生である、十文字高等学校・2年の後藤さんが実験に。実験の細かな内容は、企業秘密ということで。いずれ、先週の高澤さんの実験と連動しながら。。。花粉管伸長に必須というか、どの様な因子が影響するか、実験と言うことで。お許し下さい。 今回も、実験補助の尾形君にも手伝ってもらっています。夏休み中にもう一度実験に来る計画も立てて、興味深いdataがでることを期待して。。。。次回は、8月と言うことで。。。
PS. 火曜日の午前中、オープンキャンパスで、青葉山にあがる前に、渡辺の研究室に立ち寄ってくれました。写真を撮るのをすっかり忘れていて。。。
PS.のPS. SSH実施校に出前講義で伺ったときのことを記したニュースレターを、石川県立金沢泉丘高等学校、宮城県仙台第三高等学校から、頂きました。ありがとうございました。石川県立金沢泉丘高等学校のものについては、pdfをHPから見ることができますので。
7/25(火)~26(水):オープンキャンパスに伴う研究室訪問
日中の気温は27oCに限りなく近い最高気温。ただ、湿度が90%を超えていたのでは。空調をかけていてもかなり高い数字でしたので。夕方にかけて降った雨のおかげか、19:00現在、22oC台。。。少し涼しいと思うような。。。そんな曇ったり、雨が降ったりの火曜日は、オープンキャンパス。渡辺の所ではないわけですが、出前講義であったり、科学者の卵養成講座などで、お目にかかった方々が訪問というのが、これまでも。今年も1人目は、札幌から。小学校時代は七北田小学校でNSPとして、理科の特別講義を3回くらい行ったでしょうか。その時の夏休みに渡辺を取材して、記事にしてくれたことがあったとても積極的な子供さんでした。その後、札幌への転勤の関係で、ご無沙汰していたのですが、去年の連休中に研究室訪問をしてくれて。また、それをきっかけに、科学者の卵養成講座を受講してくれて。すっかり立派な高校生になった札幌日大の石ケ森くん。
今回は、目標としている農学部のオープンキャンパスにということで。夕方に2hrくらいだったでしょうか。小学校当時であったり、去年の科学者の卵養成講座のことを話をして。当時の理科を担当されていた椎名先生、さらには、内藤校長先生のことも話題に。よく覚えていますね。うれしいのは、札幌にいれば、北海道大を目指すのかと思いきや、七北田小学校時代のNSPや地域共生科というのがきっかけとなり、今の理系進学があると。。。だから、仙台にもどってきて、東北大・農学部だと。。。涙が出ますね。。。こんなのを聞くと。出前講義というか、そんなことをしていてよかったなと。。受験生にとっては、この夏休みは大事な集中して受験勉強に取り組める時期。目標とする農学部に合格できるよう、がんばって下さい。もちろん、大学の先の「どうやって、めしを食うのか」ということも、合間を見て考えて見て下さい。人生全体を考えることですから。というようなあっという間の2hrでした。
7/26(水):仙台市立片平丁小学校・わくわくサイエンス教室「セミの変身をみてみよう」
昨日までの雨がなかったような快晴。おまけに北の高気圧の関係でしょうか、気温も朝は22oCくらい。日中も28oCくらいで、少し湿度も下がり、ずいぶん凌ぎやすい水曜日。学校指導員を仰せつかっている仙台市立片平丁小学校の親御さん、子供たち、先生方、20名以上いたのではないでしょうか。昨年に引き続き、わくわくサイエンス教室「セミの変身をみてみよう」。片平キャンパス内の数ヶ所をtargetにして、樹木の周りにあるセミが土から出てきた穴を見つけて、その周辺の小さな穴に指を入れてみると、セミの幼虫が羽化するために、外に出てくるところを捕まえることができるわけです。 昨年実施したときは、セミの幼虫をさわることができなかった子供たち、親御さんも多かったですが、今年はそのようなこともなく、。。まずは、樹木の下にすぐに近づかないように。これは土から出てくるところをつぶしてしまわないように。その周辺から。渡辺の研究室の近くの樹木で5匹くらい。それ以外の場所でも同じくらい。少なくとも、1つの家庭に1匹を確保できたのでは。先生方もかなり多くのセミをget。大きさから、ツクツクボウシ、アブラゼミ、もしかしたら、ヒグラシでしょうか。5minおきくらいに、同じ場所からシャッターを切って、つなげれば、セミの脱皮の様子を動画のように見ることも。あとは、セミの抜け殻を集めてみると、種類が分類できたり、大きさの多様性も見るかと。夏休みの宿題、がんばって下さい。遅い時間まで対応頂いた片平丁小学校の先生方、ありがとうございました。学校での脱皮はどうだったでしょうか。
PS. テレビをつけると「愛媛県今治市」という言葉が。。。一体、何が起きているのか。。。9月には出張もあるので。また、その時にでも。。。
PS.のPS. 7/27(木), 11:30. 仙台市立片平丁小学校のHPに昨日の記事を見つけました。渡辺がセミを捕ることに専念していたので、ここに渡辺が説明したりしている写真も。ありがとうございました。
7/27(木)~28(金):宮城県仙台第一高等学校生物部・実験実習
先週、研究打合せに来てくれた仙台一・生物部の2名の生徒さん。今週は、木、金と先週相談したサンプルを持ってこられ、早速、実験を。渡辺は実験から離れていることもあって、先端実験は、。。指導は技術職員の高田君が。木曜日は2名の生徒さんたち、かなり難航していましたが、金曜日は順調のようで。実験は何より繰り返して、やってみること。失敗した理由を理解して、どうやったら、うまくいくかというのを考えるのが大切なこと。そんなことを学んでもらえた2日間だったのではないでしょうか。 また、新しいサンプルができたところで、是非、チャレンジに来て下さい。お待ちしております。
わたなべしるす
PS. 木曜日の夕方、セミの幼虫を。前々日の片平丁小学校とのイベントのように。ちょうど、夕方に伊藤さんが片平キャンパスで。少しの時間、ご一緒して。こちらも2匹のセミを。時期にも寄るのか、運がよかったのか。多分、ヒグラシですね。羽は透明で、緑のきれいな線が。脱皮を見るのは途中まででしたが、朝来たら、成虫に。外へ旅立ちました。いつ見ても、生命の神秘、感動でした。
オープンキャンパス
2017年7月27日 (木)
こんにちは~M1のたかさきです。
7/25,26は東北大のオープンキャンパスでした!
なべ研が在籍している生命科学研究科は学部を併設しているわけではなく、大学院からの研究室なので、大きなイベントがあったわけではなく、個人的に連絡をいただいて何人か研究室見学にいらっしゃっていたようです。
このオープンキャンパスでは、なべ研の女子3人組(たかさき、ひっきー、ごんちゃん)で、高校生の進路選択に関する企画のスタッフとして参加してきました!
今回のイベントスタッフ(東北大サイエンス・エンジェル)で写真撮影!女子ばっかり~!
なべ研は比較的女子が多い研究室ではありますが、こんなにたくさんの女子軍団で一緒に何かをするのは久しぶりですごく楽しかったです!
それでは、みんなの働きぶりを見てみましょう!
まずはじめに、ひっきー。
にこにこ笑顔で、農学部出身としてためになるお話をしていますね!
他大学から来たこともあり、ほかの大学とは違う、東北大の良さを伝えていました!
続いて、ごんちゃん。
AO2期で大学入試を突破したごんちゃんのお話を、AO志望の高校生さんたちは真剣に聞いていました!
やっぱり経験者は違いますね~!言葉選びも丁寧で分かりやすかったです!
最後に、わたし(たかさき)。
実は今回、わたしは企画運営のほうにも携わっていました。
「どうやったら伝わるのか?」と、いっぱい調べて時間をかけて作った資料をみながら一生懸命しゃべってました。(実際にちゃんと伝わったかどうかは分かりません。)
個人的な感想としては、高校生の皆さんとおしゃべりできて単純に楽しかったし、自分の高校生時代や学部生時代を振り返ることで、初心に戻った気がしました。
今回来てくれた高校生の皆さんにとって、「将来どんなことをしたいのか?」のきっかけづくりに少しでも貢献できていたなら嬉しいなあ...。
そんな感じでとても楽しい2日間でした!
PS. 26日は私の誕生日だったのですが、ラボのみなさんから誕生日プレゼントを色々といただきました!ありがとうございました。23歳はもっとしっかりした大人になれるように頑張ります!
M1 たかさき
先鋒、復活、特徴(7/24)
2017年7月24日 (月)
今週あたりから本格的な夏休み。ただ、研究室にいると、植物のcareであったり、春の間は、植物の表現型を見るのが手一杯と言うことで、その遺伝子型であったり、集めたサンプルの解析がこの夏休みの大事な案件。渡辺も学生の頃、春に集めた柱頭、葯のタンパク質を分析していたような。。。いずれ、講義などから解放される分、かき入れ時になるのでは。。そんな中、「テレワークデー」という言葉が。。。なに?これ?でしたが、読めば、出勤せずに、自宅などで働くと、それも政府の呼びかけ。。。先鋒をきるというか、とある会社がほぼ無人とか。。。digital dataのみのようなものであれば、これも可能かと。。。ただ、この背後にあるものとして、2020年の東京五輪があるとか。3年後には、この時期、混雑しないようにという配慮のよう。。。なるほどであるが、テレポーテーションを使うようなことができれば、混雑をしないで、移動ができるのだが。。。さすがにここまでは。。。 そんな月曜日、ようやく、仙台も梅雨らしくなって、雨模様。寝ている間でほっとですが、かなりの雨が降ったようで。キャンパス内の木々も一息入れて復活できたのでは。もちろん、このあとの8月の天候、気温がどうなるかで、この雨の位置づけが変わってくるはずなのですが。。。復活というと、叱られそうですが、将棋の藤井四段。棋聖戦1次予選を2連勝とか。「夏休みを強くなるために活用したい」。。恐るべき中学3年生。自分がその時期、そんなことを考えていたか。若い者に負けないように、こちらも復活をかけて、これまでにたまっている書類、書き物を片付けないと。。。
学生の頃は、遺伝子の塩基配列を決めようとすれば、大変なこと。ところがいまや、機械にかければ、あっという間。そのあとの、数学的というか、特定のシステムに投げ込めば、ほぼ、目的の所も決めることができるような時代。渡辺がやっていた頃から30年もたったのか、30年しかなのか。。。いずれ、恐るべき時代。そんな技術を応用して、蚊に吸われた血液から個人が特定できるとか。何ともすごい方法論。。植物にも応用できれば、違った特徴を見いだすこともできるような。。。そんな解析技術のおかげか、海底1.2kmからかなり不思議な微生物が発見されたとか。。。どうやって生きているのか、特徴を洗い出すと、おもしろいことになりそうな。。進化、生態、いろいろと。。。特徴を争うというと叱られるかも知れないが、ふるさと納税。被災地にエールという記事が。東日本大震災だけでなく、北部九州、今回の秋田など、全国から支援があることを祈るばかりで。。。特徴を出し過ぎて、指導が入るというのも。。。その地域の復活であったり、先鋒としてがんばってきたことを考えると。。。難しいことは分かりますが、。。何とかうまく調整ができないものかと。。。
わたなべしるす
PS. SSHの運営指導委員を賜っている香川県立観音寺第一高等学校の石井先生からうれしいお知らせが。何でも、「第5回 香川県高校生科学研究発表会」で、観音寺第一高等学校の発表が最優秀賞など、高い評価であったと。さらには、生徒さんたちが鋭い質問をしたことも評価委員長から好評であったと。SSHでの不断の活動の賜物かと。年度末の報告会が楽しみにしておりますので。