この記事を書いているのは、7/22(土)~23(日)。土、日とも、科学者の卵養成講座関連。土曜日は通常の毎月の例会。日曜日は、昨年の受講生が研究重点コースに参加してくれていて。そのcareで。。。土曜の昼すぎの時点では、東北から北海道にかけて、前線の通過でしょうか。仙台の昼間にも通り雨。かなり激しいものでしたが、短時間だったのは、少し残念。全国的にダムの貯水率も下がっているようですので、ひとしきりの雨が降ってほしいものだなと。。。近所の木々を見ると、あちこちで水不足では???と思うようなものもあって、と書いていたのですが、夕方にかけて、北海道から東北北部にかけて、300mmを超えるような豪雨に。。。先の前線だけでなくて、日本近海に3つの台風という情報も。。。で、先週になりますが、研究室に来てくれていた方々の記事を書く時間がなくて。。。おそくなりましたが。。
7/19(水):飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「植物の花粉伸長に関わる因子の探索」
今年度が飛翔型「科学者の卵養成講座」の4年目。とうとう、最終年度。そんな中でも、渡辺の所で、重点コースを引き受けることに。もちろん、基礎コースで講義を9月、11月に予定はしているのですが。。。
一昨年度、昨年度に引き続き、飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コースを今年度も渡辺のところで担当。テーマは少し趣を変えて、「植物の花粉伸長に関わる因子の探索」。受講生は今年度は2名で、1名が宮城県宮城第一高等学校・2年の高澤さん。高校でいくつかの部活を兼担しつつ、こちらの実験も。これまでにも数回来てくれているのですが、バタバタしていて。遅くなりました。この記事を書いている日曜には、もう1名が来てくれて実験しているのですが、それはまた、来週に。 花粉管伸長に必須な元素として、ホウ素というのは細胞壁の合成に重要とか。それ以外の因子を探索してみようと言うことで。最終的な成果は年度末の発表会と言うことで。園芸的なことに詳しいこともあり、実験補助の尾形君にも手伝ってもらっています。過去に研究歴があることから、生徒さんへの説明も丁寧で。。。おもしろい結果が出てくれるのを楽しみにして。。。
7/20(木):宮城県仙台第一高等学校生物部・研究打合せ
4月だったと思います。研究室に見学してくれた仙台第一高等学校生物部の2名の生徒さんと指導をされている小松原先生。今回は部活で行っている実験について、こちらとすりあわせ。高大連携と言うことで、こちらで持っている器機を使って実験してもらうことに。渡辺は、昔の実験系は動かせるのですが、最近の器機は。。。そこで、技官の高田君に手伝ってもらう形で。。実験そのものは、来週からと言うことで。 また、来週も色々なイベントになりそうです。
わたなべしるす
PS. 秋田新幹線は、終日運休になった日曜日。夏休みすぐの土日でしたので、観光であったり、出張を計画されていた方。予定変更で大変だったのでは。雄物川が氾濫したというような情報も。ひどくならないうちに終息してくれることを祈りつつ。。。
【アウトリーチ活動】7/16(日)~7/22(土)のアウトリーチ活動(研究室訪問)(7/23)
2017年7月23日 (日)
【速報】2017年7月20日, 9時11分頃, 福島県沖(M5.6)地震に伴う影響(7/20)
2017年7月20日 (木)
少し先ですが、10月には常磐線の不通区間の竜田--富岡間が開通するとか。残りも2019年度中にという予定とか。東日本大震災で、東北本線のバイパスでもあった常磐線が全通するのももう少しかなと。
昨日、今日と、少し涼しいなか、朝の9:00過ぎでした。それなりの地震が。。色々なweb siteでも、東北地方で比較的大きな搖れでしたので、念のため、津波などに用心をという速報が。。。研究室でも机の角においてあったもの、渡辺の引き出しが空くくらいでしたが、震度2-3だったでしょうか。いつもより大きく、少し長めだったので、気になりましたが。いずれ、これといったことはなく。ただ、そのあと、数回の小さな余震が。。。これが何かの前震でなければ、よいのですが。。。そんなことを気にしながら、週末にかけてのイベントを込みにして、改めて、気合いを入れ直したのでした。というか、大事なこと。研究室にいるメンバーを含め、特に、被害はありませんので、ご心配なく。
わたなべしるす
PS. 研究科のHPに掲載されているのを気がつかなかったのですが、生命科学研究科が来年度から組織替え、改組を行うことが決定したと。渡辺は、現在、生態システム生命科学専攻ですが、4月からは分子化学生物学専攻にという予定です。研究科のHPで情報公開されることに連動して、こちらの研究室の分野名が変更されることなど、お知らせしたいと思いますので。
異変、意義、管理(7/19)
2017年7月19日 (水)
中四国、近畿、東海、関東甲信越で梅雨明けらしい。九州はそのような話を聞かないし、残すは、北陸、東北だろうか。昨日からの寒気のおかげだろう。15:00頃の気温が25oCくらい。学生時代というか、1995年くらいまでの梅雨というか、夏のような。。。少しほっとする。夜になると、また、涼しい風が吹いてほしい。昨日は宮城県でも大雨、落雷があったとか。。。昔なら、梅雨明け前に大雨、落雷があったように思うのだが。。。いずれ、問題は、超局所的な雨であったり、高温であったり。あれを科学技術で分散させることができたら。。。地球全体の海水を混ぜるような攪拌機とか、地球全体の空気を混ぜるような扇風機があれば。。。そんなことをふと。。。そんな異変とは少し違うような外来両生類種の大繁殖が。何かのきっかけがないと、こんなことは起きない。原因の部分を記事から判読できないが、それの調査を指導されているのが、SSHのダイコンコンソーシアムでお世話になった和歌山県立田辺中学・高校の土永先生。新聞のHPを見て、びっくり。2回ほど、出前講義で伺った折には、SSHをやっている日高高等学校にいらして、その後、異動をされて、今の田辺中学・高校でこうした研究をされているとは。記事を見ると、生育している場所が拡大しているようですが、なんとか元の環境にもどってくれることを祈るばかりで。。。 異変というか、普通でないことが起きたのを元に戻すのは、意義のあること。ただ、単純ではないというのは、外来アリの拡大と言うことでも分かるとおり。子供の頃に、アリにかまれたことがあり、かなり痛い目に遭ったことが。。。昭和の田舎、そのアリが外来種でなかったと思いますが、。。それでもかなりの痛さで。そう考えると、今の外来種には、ちょっとお目にかかりたくないなと。。。そのためにも「防疫」をいかにしっかりやるか、ということになるのだろう。チャレンジングな試みをこのタイミングでやらないと。。。先の外来両生類のようになるのではと。。。世の中は、いろいろな意味でチャレンジングなことをやるのは大事なこと。野球でも鉄道でも。。。ちょっとの違いではないのかと言われるかもしれないが、そのちょっとの積み重ねが大事で、大きな意義を持つような気がするのだが。。。
仙台は明日から、夏休み。小学校の頃は自由研究をやっていたような。自由研究なので、自由にあれこれと考えることなく、やっていたわけであるが、いまでは、それをお助けするようなイベントがあるとか。。。自由でなくて、枠の中というか、管理されているというか。何をするか、自由気ままに考えて見ること、それが大事なような。いまだと、色々な木の根元を見ながら歩いていると、指の太さくらいの穴を見つけることが。セミの幼虫が羽化するために出てきた通り道。去年、片平丁小学校で行った「セミの幼虫のサンプリング」というか、探索。渡辺が子供時代に蚊に食われながら、ずいぶんやったような。いつだったかの学会でも、。。。いずれ、そんなのがあることからどうやって、おもしろさを発見するのか。そこが自由研究の勝負所のような。。。そんなこともあり、普段、観察することが少ない自然の変化を、朝から晩まで観察してみるのはどうだろうか。おもしろいと思う。そこまで暇でないと言われると困るのであるが。。。ただ、ちゃんと管理されてないといけないものもあるわけで、そんなことでもめるのも。。。今年の夏休み。ちゃんと意義があることを、遺伝的変異という研究対象をしっかり見ることで、やってみようかなと。
わたなべしるす
PS. 今年も片平丁小学校とコラボというか、出前講義で「セミの幼虫のサンプリング」と自宅での羽化の観察を予定。そのために、片平キャンパスの予備調査を担当の先生と。北門の近くにも、前からそれらしい場所を発見。今年も確認作業を。その帰り道。ふと、「知の創出センター」へ。以前、科学者の卵養成講座が始まった頃、お世話になった方が。前から、いらっしゃるのは聞いていたのですが、時間がなくて。。。また、何かでお世話になることがあれば。。。よろしくお願いいたします。
【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」研究における情報収集・評価-表彰とその後のイベント(7/18)
2017年7月19日 (水)
季節外れの寒気が入っているとか。おかげで、連休明けの火曜は雨もありましたが、終日凌ぎやすい天気。夕方にかけても雨が降るというので、自転車でなくて、講義に出かけたのですが、移動中は結局降らずじまい。。。よかったのか。。運動不足なのか。ただ、この寒気。大気の状態を不安定にさせて、東京では雹(ヒョウ)が降ったとか。。。この不安定さが抜けると、梅雨明けという所が出てくるのかと。。。仙台は来週頭にかけて雨模様なので、8月近くになっての梅雨明けとなるのでは。。。記事を書いている水曜、あるいはきのうくらいの天気であれば、ほっとできるのですが。いわゆる、渡辺が仙台にきた頃の梅雨と夏のような。。。 去年の講義の時は、時間があったようで、中間評価、最終評価を記事にしているようです。。。今年は、他案件でパンクしていて、無理そうなので、お許し下さい。というか、次年度の宿題に。。。ただ、講義の時に話をしたように、いかにストーリー性を持って、みんなが読んでくれる、おもしろいものにするか。そのために大事なこと、忘れていました。話の最後に「オチ」をつけること。外国で文章を書くことを学ぶと、パラグラフごとにある種のまとめを書くらしいです。英語で論文を書いていると、当たり前化してくるわけですが、。。日本語しか書いてなかった当時は、あまりそんな意識もなかったかも知れないです。その意味で、うまくまとめるというか、なるほどという「オチ」を考えるようにしてみて下さい。
これだけ長い文章を書くということ、ある種の論理性を持って。。。初めてのことだったか、その当たりは不明ですが、あるえらい先生のお言葉に「自分の研究にまつわることであれば、A4 1 pageを30minで書けないと。。」ということも。さすがにそこまで行くには、かなりの修行が必要ですが、それくらい書くことになれてほしいと言うことだと思います。で、去年からですが、渡辺がこれというのを選んだ5つのレポートを表彰。最優秀賞、大逆転賞、堅いで賞、アピール賞、理系で賞。渡辺の論文が去年の12月、今年の6月にNature Plantsに掲載されたこともあって、Natureにまつわる粗品も。次なる励みになってくれればと思います。
講義のあとは、昨年に引き続き、講義をした教官と受講生、TAの方々、さらには、裏方を支えてくれた事務官も交えての交流会。半分くらいの受講生の方が参加してくれたでしょうか。4つくらいの学部の方々と色々な話ができたように思います。大学ではもちろん、色々な基礎的なことを学ぶ訳ですが、最終的には自分のコンセプトを持って、真っ白の紙の上に、自分なりのデザインをすると言うこと。どの様に何を並べるかで、物事が変わるというのは、分かってもらえたのではないかと。その味付けの仕方も。受講生の皆さんの温かいご意見がこの講義を新しい方向に向かわせている駆動力になっているのだなと。そんなひとときでした。
渡辺が学生時代、少なくとも、1, 2年の教養部と呼ばれていた時代、5コマ目を取るなんて。。。でした。その5コマ目という講義を受講し、最後まで聴講してくれた学生さんと裏方の皆様に感謝して、今年度のこの講義を終了し、次年度に備えたいと思います。ありがとうございました。皆さんご意見を集めて、呉越同舟、同床異夢にならないよう、まとまりのある講義になればと思いますので。
わたなべしるす
PS. 講義の途中でも話をしたように、渡辺は、後期に展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を行っています。興味のある方は、HPをご覧になり、申し込んで下さい。すでに2名ほど、興味を持ってくれている方もいました。どの様な観点でも、講義をおもしろいと思うのであれば、また、お目にかかりましょう。 PS.のPS. 講義でお世話になった事務方の運営のheadの吉植様。家庭菜園をされていたり、決断力、行動力などの重要性などを今年も議論できました。ありがとうございました。事務官には定期的な異動があることから、次年度またお世話になることができるのか。。一抹の不安がありますが。何とか、その当たりは、この講義がよい方向に行きつつあることを鑑み、寛大な対応があってほしいなと。ありがとうございました。
動く幾何学模様をHPトップに設置しました
2017年7月15日 (土)
渡辺研ホームページトップに、動く幾何学模様を設置しました。
わかる?
植物生殖遺伝分野、の文字の後ろに、水色で動いている丸がありますね。
サイダーのあわや、水族館のあわ、水槽のエアレーションとか、そういうイメージですね。
今のところ、水色でお送りしております。暑いですから、見た目だけでも涼しくなって頂けたら嬉しいです。
仙台、昨日夜、雷雨になりまして、突然の稲光なんかもあったりして、ちょっとびっくりしました。しとしと、じめじめ、なんとなく寒い、がキーワードの仙台の梅雨ですが、今年は、じりじり、むしむし、しっかり暑い、です。
伊藤さんの記事に、暑いって禁句、のはなしがありましたが、あれ、すごく分かるなあ、って思って。暑いって娘に言われると私もますます暑く感じるので、あんまり言うなってうちも言ってます(そして、私は暑いと言ってしまい、娘に注意される)。
仙台だけでなく、全国的に高い気温が続いていますので、熱中症に注意してくださいね!
また、各地で集中豪雨が相次いでいます。冠水や浸水、洪水で各地に甚大な被害が出ているのを連日ニュースで見て心を痛めています。被害地域の方々が一日も早く、いつもの生活に戻れますよう、仙台から微力ですがお祈りしています。
被害があった市町村宛てに、ふるさと納税が増えているそうです(豪雨の被害で返礼品を送れない、というジレンマがあり、現在は寄付のみ受け付けに切り替えた市町村もあるよう)。私も出来る形で応援したいと思います。
マスコ