東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成25年度活動ブログ

平成25年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2014.08.23

研究重点コース「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」(8/23, 25追記)

 遺伝の渡辺でございます。昨年度まではエクステンドコースと呼んでいたもの。今年度から、名称を「研究重点コース」に。渡辺のところでは、昨年度、発展コースをやってくれた、秋田南・一ノ関さん、山形西・佐藤さん、仙台二華・丹野さんがそのまま、今年度も渡辺のところで、研究重点コースとして、研究をさらに発展させるということで。

DSCN3645.JPG 実験は、工学部の安藤先生のところとの共同研究。1回目は、お盆の8/14でした。2回目が、今日8/23と明日、8/24。渡辺はきのうまで、鹿児島県でのコアSSHの会議で。。。ということで、M2の辺本さんにTAとしてがんばってもらっています。実験の合間には、独自の研究というのでしょうか。「agarを用いた濃度による硬度」とでもよいのでしょうか。そんなこともやっています。詳しくは、渡辺のHPからも情報発信します。

 今回は参加してくれている受講生の皆さんからのコメントをこの後につけておきます。何かの参考になれば。。。

DSCN3648.JPG
 わたなべしるす

 <秋田南高校・一ノ関さん>
 エクステンドコース1日目の今日は私が参加できなかった14日の研究の続きを行いました。去年の12月以来なので徐々にやり方を思い出しつつ、新しい装置で柱頭にプラズマをかけて...という感じの1日でした。前回発展コースの時はプラズマ照射時間を0min、1min、5minでしたが、今回は2minにしたり柱頭をどれくらいプラズマが影響及ぼしてるかで分けたり...と前回よりも工夫を重ねて実験してみました。

 いろいろハプニングはあったものの、前回よりもメンバーで意見を出し合いながら研究できたことが何よりも良かったと個人的には思います。これは余談ですが、実験の合間に寒天作りもさせていただきました。最終的には寒天スーパーボールが完成しました。これもとても貴重な経験になりました。2日目の明日はさらにより良い工夫を考えながら研究したいと思います。


 <山形西・佐藤さん>
 こんにちは。山形西高2年の佐藤真由です。今回、科学者の卵のエクステンドコース生として秋田南の一ノ関さんと仙台ニ華の丹野さんと一緒に、渡辺先生の研究室で研究をさせていただきました。今回は昨年度の科学者の卵発展コースで研究させていただいた"プラズマ照射法で自家不和合性は打破できるか"の続きの実験をさせていただきました。

 前回の研究でプラズマの照射時間を長くすると柱頭が破壊されるという変化が見られました。今回の研究では、この現象について追求しています。プラズマで自家不和合性が打破出来れば純系のアブラナ科植物が手に入れやすくなり、優性の種子生産がより簡単になるかもしれなく、また、打破されなくとも自家不和合性は物理的な破壊ではなくもっと様々な工夫のもとで打破されるものなのか、自家不和合性についてもっと深く知ることができるかもしれない。ということでとてもワクワクして研究させていただいています。

 研究室は何度お邪魔させていただいてもとても新鮮で、自分にとって本当に大きな刺激になっています。今の研究状況は、プラズマ装置の調整やプラズマの照射時間など条件も様々あるのでまだまだすることは沢山ありますが一瞬一瞬が宝物のようなこの時間を、自分が抱いた疑問を大切にして取り組んでいきたいと思います。渡辺先生、辺本さんはじめ研究室の皆様、そして一ノ関さん丹野さん、お世話になっています。そしてこれからもどうぞよろしくお願いします!

                           山形西 2年 佐藤真由


 <仙台二華・丹野さん>
  昨年の12月に、発展コースで「プラズマ照射法で自家不和合性は打破できるか」というテーマで実験をさせていただき、今年度はエクステンドコースで続きの研究をしています。前回の反省を生かし、プラズマ装置の改良や、実験内容を変更し、より密度の高い研究になっているかと思います。また、前回の実験を自分なりに考察し直し、疑問に思ったところは大学院生の方や渡辺先生に質問し、新たな研究の中で、何のためにこの工程を行っているのか、自分の頭できちんと理解するようにしています。

  発展コースの時は、実験のための知識もあまりなく、受け身になっていた部分がありましたが、今回は少しでも「自分の研究」だと胸を張って言えるよう頑張ります!また、前回は発表会にも参加できなかったので、今度こそは色々なところで発表する機会があることを祈っています。

 写真は、実験に使用した寒天(実験においての重要性は不明)です。明日の実験も、寒天と共に乗り切ります!

20140823_185849.jpg PS.のPS. 8/25追記。この2日間の活動については、渡辺のHPにも関連記事(8/23, 8/24)を掲載しております。合わせてご覧頂ければ、幸いです。



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2014.05.07

お久しぶりです!!事務局よりご挨拶

東北大学 科学者の卵 第5期生のみなさまへ

こんにちは。科学者の卵養成講座事務局の白戸です。
みなさん、お元気にしてましたか?学年も一つ上がり、みなさんが思っている以上に
日々、成長されていることでしょう! いつもバタバタしている中でしか触れ合うことが
できず、今になって「もっとゆっくりお話したかったなぁ」と振り返っております。

さて、渡辺先生がニュース欄に掲載していた話題ですが、

ただいま、事務局では過去の修了生(みなさんを含めると400名以上!)で、
今年の4月で大学入学年齢に達した方に対して、
進路調査を行っています。


ですので、5期生と4期生でまだ今年高校3年生になったばかりの方には、事務局から
何も連絡をしておりません。「あれ?」と迷われた方、当事者以外はわかりにくい
書き方になってしまい、失礼いたしました。

みなさんも、一年後、二年後には進路調査のお願いをするので、その時はご協力、
よろしくお願い申し上げます(多くの先輩が東北大学に進学しています)。

あと、みなさんが気になっているであろう、今後の循環型「科学者の卵養成講座」
ですが・・・色々と準備しております。まだ正式に発表できないのですが・・・

修了生となったみなさんとも、何かしらお会いできる機会があることを期待しております!
(学校で東北大学を訪問する、などの機会があったらご連絡下さい。
 工学部内であれば、みなさんの成長したお顔を見に行けるかもしれませんので☆)


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2014.03.20

1年間ありがとうございました!!

 こんにちは!!  山形西高校の佐藤真由です

 ブログ投稿するのが遅くなったのですが・・・。

 1年間の自分自身のまとめとしても書かせていただこうと思います(*^^*)

 

 私は発展コースとして、一ノ関留奈さん、丹野ちぐささんとともに渡辺先生の研究室で「プラズマ照射法で自家不和合性は打破できるか」というテーマのもと研究をさせていただきました。

 前にブログでも書かせていただいたのですが、研究室での3日間は本当に刺激的でした。 見るもの触るものが全て新鮮で、いつもわくわくしていたのを今でも鮮明に覚えています。そしてこの発展コースでの大きな収穫の一つが、同世代の同じように科学が大好きな仲間ができたことです。しっかり者で自分の意見をちゃんと持っていて、それを相手に伝えることができる丹野さん。2年生として1年生の私たちをいつもまとめて、先頭に立って引っ張ってくれた一ノ関さん。2人に出会えたことは私の一生の宝物です。そして、研究を手伝ってくださり分からないときには優しくアドバイスをくださったTAの方々、私たちに科学者の卵としてのあり方を教えてくださり、見守りつつ時には道を示してくださった渡辺先生。素晴らしい時間と経験をありがとうございました! 

 

 そして、口頭発表とポスター発表。実は1週間ほど前から意識し始めたのですが、もう、直前の緊張はすごかったです・・・。 口頭発表では早口になってしまい、しかもかなり噛んでしまいました。でも、これも一つの経験だと反省しながらこれからにつなげていきたいと思います。ポスター発表でもたくさんのアドバイスをいただきました。卵の先輩方や先生方には、的確な指摘とともに改善していくためのポイントまで教えていただき・・・。本当に感謝感謝です。卵の仲間からの鋭い質問に答えることができないところもあり・・・「研究して人に伝えること」の難しさを深く感じました。ただ研究して終わりではなく、人にそれを伝えることで始めて自分の研究が認められるのだと思いました。

  

 今回の研究では私自身詰めが甘く、100%理解をして発表に望めたわけではありません。それはきっと知らないうちに疑問から逃げていたのではないかと思います。疑問から逃げてもなにもいいことはありません。ただ一人もやもやして気になって・・ということが続くだけです。今回の発表をすることでそのことを本当に感じました。自分が理解していないことを人に伝えるなんてことは不可能です。だから私はこれから生活したり研究したりしていく上で見つかった疑問を大切にし、絶対逃げない、そう誓いたいと思います。

 

 人に伝えることの大切さも感じました。先ほどの内容とも絡んでくるのですが、今回の発表では私自身悔いの残ることが多かったです。それは人にうまく伝えることができなかったということが一番大きいと思います。 聞き手は0の状態から聞いています。その状態でいかに分かりやすく、自己満足せずに伝えることができるかが大切だと思いました。伝えるときは常に相手がいること、相手がいるから伝えているのだということを忘れずに生活していきたいと思います。

 

 そんな中、今回たくさんのことを学んだ中で一番感じたのは・・・「楽しかった!!」ということです。皆さんの支えがあったからこそ、ここまでくることができました。発表を聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

 今年度最後の科学者の卵が終わってしまい、私も小松さん同様心にぽっかり穴があいてしまったような気持ちになっています・・・。

 さびしいなぁ・・・(・_・)

 いつかまた皆さんにお会いすることができる、そう信じています!!!絶対!!

 

 私も『物理学ガイダンス』を頂いたので春休みに読んでみようと思います!!

 春休みの課題で300ページ以上の本を読むというものがあったのでジャストです♪

 

 

 最後になりますが、科学者の卵を企画・運営してくださった白戸様をはじめ事務局の皆様、科学者の卵OB・OGの皆様、講義やレポートの添削をしてくださった教授の先生方、研究室の皆様、一緒に研究してくれた一ノ関さん、丹野さん。そして渡辺先生。

 さらには、1年間一緒に講義を聞いたり交流会をしたりしてきた科学者の卵に参加された皆様。

 本当にありがとうございました!!!

 科学者の卵で得た知識・経験は私の一生の財産です。

 

 また皆様とどこかでお会いできることを願って・・・☆彡

 

 山形西高校1年 佐藤真由

 

 

 

 

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2014.03.18

1年間ありがとうございました(^^)/ 3月15日を終えて・・・。

こんにちは。宮城第一高校1年の小松陽花です!!


・・・・・・、科学者の卵が終わってしまいました。


毎月1回、講義があるのをとても楽しみにしていました。
どの回も、とても有意義で、自分が興味を持っていなかった分野でも、講義を受けることで、関心を持つことができました。


講義を受けるとき、いつも気をつけたことは「受け身にならないこと」です。
何事にも前のめりで、自分なりの「なんで?」を持とうとしています。
疑問を持つためには、理解することが第一条件です。
自分なりの「なんで?」を持とうとすることで、その分野に対する関心が生まれますし、より深い理解をすることが出来ますし、何しろ、楽しいです。


*~*~*~*~*~*


最後は、発展コースの発表会でした。私は、「納豆菌ファージの遺伝子発現系の解析とファージの宿主認識機構の解析」というテーマで、、土山絢子さん、田中雄佑君と一緒に研究をさせていただきました。
二人とも、とても頭が良くて、本当にScienceが大好きで、とても頼りになって、沢山の刺激を受けました。  そして・・・、研究するときは真剣だけれど、ご飯を食べるときとかは話していてとても面白くて。
一緒にいて、笑いが絶えなくて、とても楽しかったです。
またどこかで会えることを信じています!

金子先生、実験の根底にある部分が1年生でまだ習っておらず、なかなか理解できなかった私に、分かるまで丁寧に教えて下さり、ありがとうございました。今回の発展コースで体験し、学んだことは、教科書のどこにも載っていません。
また、こうして実験したことをレポートにまとめ、口頭で発表し、さらにはポスターで発表させていただくという機会を与えていただけたことも、自分の大きな糧となりました。
TAの方々も、忙しい中、親身になってご指導して下さり、本当にありがとうございました。


*~*~*~*~*~*

科学者の卵最終回の後で、打ち上げに参加してきました!!!(あの、手をつないだまま背中を通す「腕抜き」を披露した者です)
ブログに書いていた、土本さんとも、しっかりお話してきました(^^)とてもフレンドリーで、話していて楽しかったです。(私も、こういうの大好きです。)

ドリアとピザを頼むものの、食べきれず、友達に2きれ程食べてもらいました。ドリンクバーで、発展コースでお世話になった田中君に、了承を得てドリンクバーで「ミックス」ジュースを作ったり・・・
初対面・・・に近い状態なのに、全く壁を感じず、自然体でとても楽しい時間を過ごすことができました。
これによって得たつながりを、大切にしていきたいです。



そして、話を戻します。科学者の卵が終わってしまって・・・

アマロスならぬ・・・、ん~科学者の卵はどう略すれば良いのでしょうか??

心にぽっかりと穴が空いたような感じです。
今まで楽しみにしていたことが、突然終わってしまったのですから。

最後に、表彰式で物理の面白い本をいただいたので、春休みにでもじっくり読んで、できれば感想を書きたいなと思っています。(「物理をまだ習っていない+読解力が無い」ので、読み解くのにかなり時間がかかると思われます)
書くとか言っておいて書いていない「ひらく、ひらく、バイオの世界」の感想も、じきに書きます!

それと、このブログを書くことで改めて感じたのですが・・・
自分が心で感じていることや、頭で考えていることをピタッと文章で表現することって、とても難しいことです。
私がこのように書きつづってきた文章も、読み返してみると、伝えたいことの半分も表せていないように感じます。
渡辺先生がおっしゃっていたように、休まずブログなり、どういう形であれ、続けて文章を書き続けることは大切なのですね。

*~*~*~*~*~*



ということで、全然まとまっていない、はちゃめちゃな文章にも関わらず、最後まで読んでくださってありがとうございました!!

そして、事務局の方や先生を含め、科学者の卵を通じて巡り合えたすべての人に、お礼を言いたいです!ありがとうございました!!!


またどこかで、皆さんに会えることを楽しみにしています!
では、そのときまで!(★・ω・)。*



Adios!     ^^♭


宮城第一高校 1年 小松陽花

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2014.03.16

1年間ありがとうございました。

こんにちは。

仙台一高の土本です。

 

 

 

皆さん、8ヶ月という短い間でしたが、科学者の卵、いかがだったでしょうか。

 

 

 

私は、皆さんもご存じの、ひよこである一高の某先輩にこのようなものがあると聞き、延びた締め切りぎりぎりに友達と申し込んだのが始まりでした。

7月からほぼ月に1回講義のために大学に通い、普通なら聞けないようなお話を聞いたり、大学生や大学院生の方たちと交流したり。

昨日の最終日での発展コースとエクステンドコースの皆さんの発表も、見ていてとても勉強になりました。

一高は知る人ぞ知るSSH指定校で、何かについて研究したり発表したりする機会が多々あります。

2年生になるとそれがまた本格的になるので、楽しみにしているのですが...

卵で気付いたことを生かせればなぁと思います。

とても貴重で、且つ、とてもいい経験をしたと感じています。

 

 

 

話は変わって。

私は昨日の卵終了後、例の打ち上げに参加して来ました。

こういうの私も大好きなんです、はい(笑)

人数的にはやっぱり一高生がいちばん多かった←

それでも、秋田や盛岡、関東圏の方もいらっしゃって、ざっと20名ほどでしょうか、OB・OGの皆さん含め、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

私自身、一高の先輩然り、各地の方々と新たな繋がりが増えました。

これこそ、講座と打ち上げの醍醐味ですよね。

縦にも横にも、せっかく出来たこの繋がりを、何かのときに生かせたらいいですね。

 

 

 

自分の知識の幅を広げることは勿論、文章力だったりコミュニケーション力だったり、様々なスキルを上げる、とても楽しい、いい機会を頂きました。

来年度も参加しようと考えている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか...?

どんな形であれ、また皆さんとお会い出来たらいいなと思っています。

 

 

 

最後になりますが、1年間お世話になった事務局の皆さん、講義をして下さった先生方、そして最初に誘ってくれた先輩と、一緒に通った2人の友達にこの場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

では、またいつかお会いできることを願って!!

 

 

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