2013.11.17
2013.11.15
11月の講義と報告
2013.11.12
★11月9日の講義について
第4回目の講義も内容がとても濃く、聴き入りました。
◎「エンザイム ハンター~暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する~」
(中山亨教授)
講義の中で出てきた"花の色を変える"、という話題。私の中でとても印象に残りました。
フラボノイドの一種、アントシアニジンも右側のベンゼン環についているOHの数が多いほど、色は青みを増すみたいです。
サルビアで言えば、OH1個で赤、バラはOHが2個でもだいたい赤、リンドウはOHが3つで紫に近い青。
それは花の種類によって全く違うみたいですが・・・
なぜ花の種類によって違うのかとというと、花弁の色の違いの原因は、OHの数だけでないからです。
例えば、植物の液胞のPHが塩基性であるほど色は青みを増します。
他にもインターネットで調べてみたのですが・・・。全然HITしませんでした。残念。゚(*´□`)゚。
花の色の変化と言えば、紫陽花が有名!
土壌に含まれるアルミニウムを吸収されると青、吸収されないと赤になるそうですね。
よく、酸性なら青、アルカリ性なら赤と言われますが、
土壌のPHが土壌に含まれているアルミニウムが土壌に溶け出すかを左右しているからなんだそうです。ちなみに、アジサイは「紫」の「陽花」(←私の名前!笑)と書きます。
また、「ひらく、ひらく『バイオの世界』」をいただきました。ありがとうございました。
◎「がん」を知り、診断し、治療する―病に立ち向かう病理学の世界―
(堀井明教授)
講義の最初から衝撃を受けました。まさか、2人に1人が一生のどこかでがんになるなんて!
がんが恐ろしいということについては知っていましたが、具体的な割合については知りませんでした。
半分の人が助かるということですが、残り半分については助からないということですよね・・・。
まず、がんはなぜ出来るのか。
原因として、生活習慣(タバコ、お酒、食事)やウイルス、遺伝的要因があるようです。
遺伝的要因→細胞分裂するときに、塩基配列を写し間違えて(遺伝子変異)それが修復されずにそのまま細胞になることでがんになります。(しかし、それは進化の仕組みと同じ・・・)
がん遺伝子の活性化、がん抑制遺伝子の不活性化が大きく関係しているそうです。
がん細胞はなぜ有害なのか。
役目をもたないただの細胞が際限なく増殖するからです。通常の細胞よりも早く細胞分裂をし、自分のスペースを広げ続け、ついには臓器不全になってしまいます。
また、がん細胞は、転移をします。リンパ液や血液にのって移動することで全身にその範囲を広げます。
この講義を聞いて、「がんになりたくない・・・」という思いを新たにしました。講義の最後にURLを教えていただきました、「日本人のためのがん予防法」をしっかり読んで予防に努めたいです。
次回は12月ですね。それまであと1カ月、楽しみにしています( ❤´ ▽ ` )ノ
昨日は雪が降りました。もう冬ですね!風邪ひかないようにがんばりましょう♪
では、また*(^Θ^)/*
*小松陽花
2013.11.10
11/10
お晩でございます。寒く相成ってまいりましたね。仙台第一高校の高橋でございます。
今回も他の方々が講義については詳しくお書きになってるようで、まあ私は他のことでも。
その前に
今回の講義で、ひらく、ひらく「バイオの世界」という読み物をいただきました。
中身はカラーで非常に読みやすいです。時間があれば、読んで感想を書きたいと存じます。
お待ちを。
先週、科学の甲子園なるものに参加いたしてまいりました。前回の記事で紹介いたしましたが、
この科学の甲子園には広く深い知識とよきチームワークが必要と成ります。
しかし、、、うちのチームはどちらも足りなかったようで、見事にやられてきました。
いやぁ、悔しいですね。といって、悔やんでいるとまた行事があるのでさっさと気持ちを切り替えまして、来年こそは全国大会に出場できる様にこつこつと努力を。
でも、本当に楽しかったので一年生の方は来年参加の機会があれば、参加なさることをお勧め致します。ぜひご参加を!! また、全国出場をきめた方、がんばっていらして下さい。応援しております。
そして、ひとつ少しどうでもよい話を。来週SSHの発表会で他校に研究内容を発表しに伺います。それで日本語でも訳の解かる様な解らない様なことをイングリッシュで発表する予定です。一対一ならまだ話せるんですがねぇ。発表とはまたいい機会を与えてくださる様で。新しい発見があると信じて、行って参ります。何か発見があればお伝えいたしたいと存じます。
あ、毎秒毎秒って単位昔は一秒當り一秒って書いたみたいですよ。私の本(古い内燃機関の)がそのような表記でした。
メリーホプキン聴いたりクラシック聴いたりスイスの民俗音楽聴いたりしていたらまた乱文に。お許しを。
P.S. アコーディオン詳しい人いらっしゃいませんか?
2013.11.10
11月9日の講義
はじめまして!! 山形西高等学校1年の佐藤真由です。
初投稿です! 渡辺先生が何も書かないと文章力がつかないとおっしゃっていたので・・・
頑張って書いてみます!! 拙い文章ですが少しでも読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
《中山亨教授: エンザイム ハンター ~暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する~》
酵素と聞いてパッと思いつくのは、デンプンやグリコーゲンを分解するアミラーゼ、蛋白質を分解するペプシンくらいでした。(知識が少なくてすみません・・・)
しかし、中山教授のお話をお聞きして酵素はとても多くの能力を持っていると知りました。
特に青いバラは中学校の教科書にも載っていたので、昔から気になっていました。まさかアントシアニジンの右側の輪の修飾基(OH)が関係してるなんて・・・思いもよりませんでした。
それに、アゲハ蝶の能力ってすごいですね・・・!! 先天的に"ミカン科の葉を見分けなければわが子は飢え死にしてしまう" と分かっているのでしょうか・・・? 前足の構造を詳しく見てみたいと思いました。
あと、レポートの"紫外線を含む太陽光を過剰に浴びてフラボノイド生合成系が合性化されて植物体内に蓄積される意義" (問題間違ってたらすみません...) に私はかなり悩まされました。結局、レポートに書いたものはかなり幼稚な答えになってしまったので、自分でも調べてみたいと思いました。
中山教授のお話をお聞きして、enzymeの持つ力の奥深さを知ることができました!!
《堀井明教授: 『がん』を知り、診断し、治療する~病に立ち向かう病理学の世界~》
私は今まで「がん」と聞くと年をとってからかかりやすいとか、かかると治すのは難しいのではないか?と考えていました。 しかし、2人に1人は一生のどこかでがんになるという現実を知り、驚きました。そして、その半分は助かるというお話もお聞きして、少しほっとしました。
がんの種類によっても5年生存率に大きな違いがあるということも、初めて知りました。
堀井教授は成績の悪い膵臓に特に力を入れて研究されているとお聞きしたので、他のがんの種類と膵臓はどのように違うから、成績に差が出るのかもお聞きしてみたいと思いました。
さらに、働きざかりにおけるがん死の頻度が高いということも驚きでした。
そしてその時私は、"どうすればがんを予防できるのかな?"と思いました。
すると、ちょうど堀井教授が『日本人のためのがん予防法』 というホームページを教えて下さいました。内容を見てみると、"食事は偏らずバランスよくとる"とか、"日常生活を活動的に"など、気をつければできることばかりでした。
がんは自分の努力次第で予防できると知り、少し嬉しくなりました。
日本人全員で正しい予防法を知り、日本のがん死の頻度を下げていけたらいいなと思いました。
中山教授、堀井教授貴重なお話をありがとうございました!!
内容があまりない感想なのに長くなってしまいました・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
皆さんともっといろいろなお話が出来たらいいな、と思っています!!(*^-^*)
では、また科学者の卵で♪