東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【研究室訪問】飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」実験-1(8/14)

2014年8月14日 (木)

 昨日がお盆の入り。今日もずいぶんたくさんの車が市内ではお墓参りに。そんなで、思わぬところで、道路は混雑していて。。。ただ、片平キャンパス内は、部分的に部局でお休みというところもあり、静かなものです。一方で、生き物を扱っていて、イネの花の農繁期のこの時期。忙しいというのが、うちの研究室。そんな中で、昨年度、循環型科学者の卵養成講座の発展コースで、実験に来てくれた、仙台二華・丹野さん、山形西・佐藤さんが1日、続きの実験ということで。秋田南・一ノ関さんも参加したいということでしたが、受験生ということもあって。。。また、お盆の時期ですので、移動も大変ということも重なり。。。そういえば、丹野さんは、高校のSGHのイベントで、カンボジアとタイへ。一方、佐藤さんは、日英高校生交流会に参加。どちらも、グローバルな経験を積まれて。。。それも感動でした。

DSCN3559.JPG 実験のお世話には、TAとして、M2の辺本さんに。プラズマ照射をしたあとに、顕微鏡で観察しながらという計画を。それに従って、この前の実験で十分に できなかった、反復実験の部分を重点的に。去年の冬と夏の植物ということで、少し条件もちがって、このあたりが、植物というか、生き物を使うということの 難しさだなと。。。実験の基礎の部分は去年の発展コースで習得済みということで、花粉動態を実体顕微鏡で観察して、それを見ながら、議論もしっかりできる ようになり。。。さすがだなと。

DSCN3566.JPG
DSCN3567.JPG 実験の合間には、渡辺の方で来月に非常勤講師で講義をお願いされているpptを使って、自家不和合性の歴史などを2/3くらいは講義できたでしょうか。少なくとも、生理学実験の大変さの部分は、わかってもらえたのでは。また、お盆の時期の実験ということで、ケーキタイムも。

DSCN3560.JPG
DSCN3564.JPG ということで、夕方までに反復実験をして、次回は、8/23~24ということで。土日に実験。来週から高校始まるらしく。。。渡辺の高校時代よりも速いのではと。。。いずれ、次回、さらなる展開があることを楽しみにしています。最後になりましたが、準備などを一手に引き受けてくれた、M2の辺本さん、ありがとうございました。新しいdataを持って、来月の科学者の卵養成講座の時に、安藤先生とまた、議論できることを楽しみにして。。。


 わたなべしるす

 PS. 発展コースの時に、葉っぱの観察をずいぶん、楽しんでやってくれていたのは、思い出しますが、花を生けている「寒天」にここまで興味があったとは。。。この写真の時は、まだ、序の口で。。。その後は。。。ちょっと。。何事も興味を持って、集中してやることは大事なことです。また、次はさらに発展させてみてください。

DSCN3568.JPG

≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE