東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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2010.07.18

【お知らせ】日本植物細胞分子生物学会との共催による公開シンポジウム開催のお知らせ

 昨年も今年も多くの応募者があり、その中から、100名という受講生を受け入れました。そのため、多くの生徒さんが受講できないという、申し訳ない側面もありました。昨年は、8月に全国から特別講義と言うことで、皆さんを招待しました。今年度は、招待するような特別講義を行うことが困難であることから、前回のように、インターネット配信も試みました。

 それとは別の試みとして、学会が仙台で多数、開催されるという利点を生かして、学会が行う公開シンポジウムを共催で実施することとしました。その第1弾が、「日本植物細胞分子生物学会」との共催シンポジウムです。植物がもっている様々な能力を活かすことが、21世紀の科学者に求められるひとつの方向性だと思っています。現に、「光合成」と言う植物で行われていることを、完全に模倣して、人工系で「光合成」を行うことはできません。つまり、植物の様々な現象を理解し、それを模倣することが、農学、理学だけでなく、工学、環境科学など多くの方面に応用されることが求められています。

 今回は、植物バイオ最先端と言うことで、バイオエネルギー生産、花の色、花の香り、花の中でのコミュニケーション、と言うことで、4人の講師がわかりやすく、お話しいただきます。その中の1人として、渡辺も入っており、昨年はこの科学者の卵、最初の講義であった「自家不和合性」にお話しします。

 夏休み明けの土曜日だと思います。時間のある方、近くの方、ぜひ、いらしてください。


 わたなべしるす

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以下、シンポジウム内容

日本植物細胞分子生物学会市民公開シンポジム
「植物とともに活きる-有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー」

平成22年9月4日(土)13:30-17:00

東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)大会議室
宮城県仙台市青葉区国分町3-3-7
(TEL: 022-225-8641 FAX: 022-223-8728)

参加費無料、登録必要なし

1. 奈良先端科学技術大学院大学 助教 明石欣也
「エネルギーを産みだす植物たち - 地球環境を守るための植物バイオ先端技術 -」

2. 東京農工大学大学院工学府 教授 小関良宏
「植物の色の不思議---花の色と紅葉の化学と生物学」

3. 静岡大学創造科学技術大学院 教授 渡辺修治
「花香の不思議からテクノロジーへ」

4. 東北大学大学院生命科学研究科 教授 渡辺正夫
「植物の花の不思議---植物の花粉と雌しべは、どうやってコミュニケーションしているのだろう」

5. 総合討論

主催:日本植物細胞分子生物学会
共催:東北大学「科学者の卵養成講座」科学研究費補助金・若手研究(S)「アブラナ科植物自家不和合性」

問い合わせ先:
中山 亨(東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻)
電話・FAX:022-795-7270
E-mail:nakayama@seika.che.tohoku.ac.jp

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PS. 渡辺のHPにもこのシンポジウムについて、別角度から、コメントしたものがあります。お時間のある方は、ぜひ、どうぞ。

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