東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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2014.01.24

第57回日本学生科学賞(宮城)県審査より~卵受講生、知事賞受賞のお知らせ

みなさん、こんにちは。事務局の白戸です。
ご報告するのがだいぶ遅くなってしまいましたが、今年度の卵受講生の金(こん)あおいさん(宮城県仙台第二高等学校・二年)が、昨年12月に第57回日本学生科学賞 県審査(宮城県)で知事賞〔高校の部〕を受賞(最優秀賞6点の一つ)、また、全国では「高校の部 入選 一等」の8点の一つに選ばれましたことを、ご報告いたします。

 平成25年12月6日(金)の読売新聞34面(宮城県版)
に紹介されていましたので、ご本人の了承を得てこちらにご紹介させていただきます。

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振動反応の簡素化成功
知事賞


「振動反応における新しい発見」  仙台二高 2年 金あおいさん

 酸化と還元の反応を繰り返すことにより、混合液の色が赤と青に交互に変わる「BZ反応」。その反応に、通説とは違ってセリウムは必要ないとの仮説を立て、5ヶ月間実験を繰り返して証明した。
 今年5月、科学部に入部した。夏休みに教育実習で仙台二高を訪れていた科学部の先輩から「BZ反応」の基礎を教わるうちに、セリウムがなくても、反応を起こせるのではないかと思いついた。実験は30回以上も失敗を繰り返したが、反応が見やすい細長い容器で試すなどして、粘り強く続けたことが実を結んだ。
 入部してから半年でのスピード受賞だが、「素人なので、顧問の先生と先輩方のアドバイスのおかげです」と謙遜する。「これからは、複雑な実験から不要な物質を抜くことで、実験モデルの簡易化をしたい」と語る。将来は研究者になって、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究をしたい」と笑顔で話した。


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現受講生のご活躍、とっても嬉しいですね。
本当は新聞をコピーしたものを貼り付けたかったのですが、お写真が黒くなってしまうため、このように文字のみとさせていただきました。ご了承ください。

現受講生、修了生、大学生となったみなさんも、自分達も学内で、部活でこんな活動をして地元の新聞に掲載されました!という時は、ぜひ事務局にご一報ください。よろしくお願い申し上げます。

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