全体の1/2程度である50名ほどの参加者があり、3つの班に分けて、東谷研、日出間研、渡辺研を20minずつという短い時間でしたが、見学頂きました。顕微鏡の下で動く線虫、人工気象下で生育させるための設備と植物の生育状況、モデル植物であるシロイヌナズナ、DNAシークエンサー、PCRなど、生命科学の研究室の一般的姿を見て頂きました。線虫にGFPを導入した遺伝子を入れ、筋肉、染色体が見える様子を見て、感動していたようです。人工気象下のイネであったり、低温室で発光ダイオードの光で生育しているアブラナというのも、不思議だったのかもしれません。多くの歓声がありました。発展コースで、生命科学系へ行かれた受講生には懐かしい景色だったかもしれないですが、ほとんどの受講生は、初めての生命系研究室の見学であり、とても興味深い様子で、見学していました。
生き物をかい続けることの大変さも、少し理解してもらえたのではないかと思いますし、小さなシロイヌナズナですが、そんなものを使って、遺伝学ができると言うことも分かったのではないかと思います。ノーベル賞の受賞対象になったGFPを実際に見た感動も忘れられない一コマかもしれません。
また、時期を見て、他の研究室も見学できるようにしたいと思います。
事務局・渡辺しるす
