東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

3/11(金)、14:46から今日まで、その1(3/17)。

2011年3月17日 (木)

 まず、この大震災でなくなられた多くのみなさまに哀悼の意を表します(黙祷)。さらに、被災をされているみなさまによりよい環境になることを祈っております。また、渡辺の研究室に多くの心配のmail、電話を頂いた方々に感謝します。今日、研究室のweb serverのみ回復したことから、哀悼の意を表しつつも、研究室に電話を頂いたり、mailを頂いた方に、こちらの状況を説明することも、1つの任務であろうということで、今日1日ですべてを記載することはできませんが、日を追って、記載できればと思いますし、その間にご協力頂いたみなさまに、感謝の意を表したいと思います。

 さて、3/11(金)、14:46の東北関東大震災で、何が起きたのか。当日、研究室では通常のことが行われており、翌日の科学者の卵の発表会での準備、翌週から開催される日本植物生理学会の準備、年度末の様々なことが行われており、学生、院生の方々は実験をしておりました。自信に敏感な渡辺は、初期微動で「地震」といって、立ち上がり、本震の第1弾では、何か落下があったとは思えない、いつもの地震でした(研究科にある館内放送を通しての、「緊急地震速報」は何故か、ながれませんでした。。。)。これで終わると思っていました。ところが、そのあとの第2弾で、本棚の本という本が落ちました。続く、第3弾で、すべてが。机の下に避難したり、呆然としたり。本震が収まったあと、点呼をしつつ、外に出て、部屋の中に誰も残っていないことを確認して。その後も余震が続き、非常勤の方、アルバイトの方には、戻って頂きました。あとでテレビなどを見て、ずいぶん遠くまで歩かれたのではと、。。申し訳ありませんでした。あの時に、考えついたのは、それが限界でした。残った方々のその後については、改めて、後日記します。頭の整理ができません。

 当日研究室にいなかった方を含めて、研究室のメンバーの安否はすべて確認でき、無事でした。これだけは何よりでした。

 そのあと、いろいろなことがありましたが、多くの方から、通じない電話の中、安否確認などを頂いたこと、感謝に堪えません。ありがとうございました。SSHのダイコンコンソーシアムに、渡辺の安否を記して頂きましたこと、ありがとうございました。

 それから、研究室の皆さんのほとんどは、大学での通達に従い、自宅・実家待避をしてもらっています。無事に、ついたというmailも頂いております。大きな地震で傷ついた心を直して、また、会えることを期待しています。

 まず、web serverが直ったということで。。


 わたなべしるす。


 PS. 大学のmail serverの復旧には、まだ、7-10日かかりそうです。つながり次第、また、連絡します。何より、福島原発のことを気にしつつ。。

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