東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

ニュース

ニュース更新情報や最新ニュースをお知らせ

2009.09.19

9月30日の特別講義はどなたでも参加いただけます

ランジュバン=ジョリオ女史は世界的な物理学者であり,しかも,あの「キュリー夫妻」のお孫さんです。

女性として初めてノーベル賞を受賞したマリ キュリーはまちがいなく多くの科学者の憧れですが,その娘さんご夫婦,そして本日の講師であるエレン ランジュバン=ジョリオ氏のご活躍など,キュリー一族は科学の歴史に残る大きな貢献をされました.

家族のエピソードを交えながら,彼女たちを支えた科学への情熱について話してくださいます.


科学者の卵実行委員/東北大学大学院理学研究科

小谷元子


事前受付をお願いしておりますが、席が許す限り当日参加も受け付けます。
市民の皆さんのご来場を歓迎いたします。
これまでの講義(基礎コース)や研究への取り組み(発展コース)の様子等もポスターにて紹介させていただく予定です。
来年度、受講を希望される中学生やその保護の方の参加もお待ちしております。

科学者の卵実行委員





個別ページ

2009.09.18

「キャリア教育」の反響。。。

9/12にキャリア教育を行い、そのことは、HP上にいくつかの記事を掲載しました。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/mirai/activity/2009/09/16171526.php
http://www.ige.tohoku.ac.jp/cgi-bin/prg/watanabe/news/news.cgi?mode=dsp&no=119&num=

そうしましたら、今日付の朝日新聞の宮城県版ですが、「育」というコーナーで、「東北大の高校生対象講座にキャリア教育--研究者への道 赤裸々に--」という記事を掲載いただきました。新聞の内容については、後日、HP上にの迫るのでしばらくお待ちください。講義を開催した意図などをとても明確に書き上げていただき、記者の方には、感謝申し上げます。

と、言う連絡があったあと、すぐに、青森県立弘前高校の先生から、「キャリア教育」のレジメを受講生からみて、ぜひ、1年生対象の特別講義をお願いしたいという反響がありました。こちらとしては、科学の裾野を広げるという意味において、とてもうれしい限りです。10月に講義に伺うと言うことで、調整しております。また、新しいきっかけができることが、なによりです。

福島県立福島高校の先生からも、同様のリクエストを以前から頂いており、そちらでもまたお話しできればと思います。

というような反響が、すぐにあったと言うことで、運営サイドとしては、とても有意義な講義であったのだと実感した1日でした。


運営実行委員:わたなべしるす

IMG_3745.JPG

個別ページ

2009.09.14

片平地区・生命科学関係研究室見学

9/12の講義のあと、8月の研究室見学では、理工学関係の研究室しか見学できなかったこともあり、今回、片平のさくらホールでの講義でしたので、本プログラムに、ご協力頂いている先生方で、片平地区在住の生命科学関係の研究室を、訪問して頂きました。

全体の1/2程度である50名ほどの参加者があり、3つの班に分けて、東谷研日出間研渡辺研を20minずつという短い時間でしたが、見学頂きました。顕微鏡の下で動く線虫、人工気象下で生育させるための設備と植物の生育状況、モデル植物であるシロイヌナズナ、DNAシークエンサー、PCRなど、生命科学の研究室の一般的姿を見て頂きました。線虫にGFPを導入した遺伝子を入れ、筋肉、染色体が見える様子を見て、感動していたようです。人工気象下のイネであったり、低温室で発光ダイオードの光で生育しているアブラナというのも、不思議だったのかもしれません。多くの歓声がありました。発展コースで、生命科学系へ行かれた受講生には懐かしい景色だったかもしれないですが、ほとんどの受講生は、初めての生命系研究室の見学であり、とても興味深い様子で、見学していました。

生き物をかい続けることの大変さも、少し理解してもらえたのではないかと思いますし、小さなシロイヌナズナですが、そんなものを使って、遺伝学ができると言うことも分かったのではないかと思います。ノーベル賞の受賞対象になったGFPを実際に見た感動も忘れられない一コマかもしれません。

また、時期を見て、他の研究室も見学できるようにしたいと思います。


事務局・渡辺しるす

DSCN3217.JPG

個別ページ

2009.09.14

第4回特別講義、終了

9/12(土)の午後から、第4回特別講義を実施しました。
今回は、前半に工学研究科の安藤先生から、プラズマ工学ということで、核融合、宇宙工学という観点でお話し頂きました。渡辺も高校生の当時、核融合発電にあこがれ、それを研究するために大学へと言うことを考えた時期もあり、とても興味深い内容でした。講義についての安藤先生からのコメントは、また別の機会にと言うことで。

後半には、生命科学の渡辺が「キャリア教育第1弾」ということで、「博士になるとは?研究者とは?---いろいろな出会いがあり、決断があり、そして。。。---」ということで、講義を行いました。こうしたキャリア教育というのは、高校でもあまり実施されてないようで、当日の質問こそ少なかったですが、受講生にはよい刺激になったようです。

講義としては、渡辺の小中高の時代にどのようなことに興味があり、また、なぜ、そのことに興味を持ったのか、ということを背景に、東北大・農学部へなぜ進んだのかという点のお話をしました。時代もありますので、どの程度生徒さんたちと、考え方を共有できたのかは、不明ですが、何かの刺激になったようです。さらに、大学、大学院、研究者になるという過程で、何を考え、どう進んだのか。その選択によって、大きく道が変わると言うことも、お話ししました。

最後にレポートとして、受講生自身の人生を振り返り、また、これから、どう進路を考えるのかと言うことについて、まとめてもらいました。全体の2/3程度のレポートにしか、目を通していませんが、いくつかの共通点、気になったことがありましたので、記しておきます。皆さんの参考になればと思います。

・進路に悩んでいる。そういうことを考える機会になった。
・英語が苦手である。どうすればよいのか。
・これからの人生には、まだまだ多くの決断があるのだ。
・自分の行きたい進路が明確になってきた。

というようなまだ、悩みがつきないヒトから、

・現時点で、行きたい大学、学部、研究者、教授になりたい

というように目標がはっきりしている受講生もたくさんいました。

12月には、もう一度、キャリア教育を行うことを予定しています。このプログラムの代表である木島副学長から、また、ちがった角度のお話があると思います。そうしたことも参考にして、ぜひ、目標をはっきりさせることが一人でも多くなれば、この講義を実施して良かったのだと思います。

なお、当日は、プレスの方も見えられ、近日中に新聞紙上に取り上げて頂けるとのこと。記事が出ましたら、また、HPでお知らせします。

関連記事を渡辺の研究室のHPにも記してあります。お読み頂ければ、幸いです。

事務局・渡辺しるす

PS. 当日の参加者は、
高 校 生 :84名
保 護 者 :13名
学校関係者: 0名
報道関係者: 1名(朝日新聞)

でした。ありがとうございました。

DSCN3240.JPG

個別ページ

2009.09.04

第4回講座(2009/9/12)・キャリア教育には、教員、保護者の方々もぜひ、ご参加を!!

8/13にもお知らせしましたが、第4回講座(9/12)では、特別枠として「キャリア教育」を行います。この「科学者の卵」における1つのポイントとして、「理系の職業や進路の魅力を児童・生徒等に伝える取組」というのがあります。生徒さん自身に自分の将来をどうするのか、理系の進路、職業とは、どのようになっているのかというのは、毎日接している教員・保護者の方がにも、一緒に考えていただけるよい機会ではないかと思います。

高校教育の間には、どうしても将来の大学受験のことが大きな問題として考えざるを得ません。これは、講義をつとめる渡辺も同じでした。それでもその間に、いろいろなことを考えていましたし、そのときに考えていた大学像、大学院像、研究者像というのと、実際は、異なる点も多数ありました。こうした高大間のギャップを埋める上でも、こうした「キャリア教育」をこれからも展開していきたいと思います。

今回の「キャリア教育第1弾」が、生徒さん自身と教員・保護者の間での将来を議論する1つのきっかけになっていただければと思います。

では、9/12に、片平でお会いしましょう。


わたなべしるす

PS. 興味ある方は、渡辺の研究室のHPをご覧ください。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/

DSCN2960.JPG

個別ページ

68  69  70  71  72  73  74  75  76  77  78

PAGE TOP