東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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2012.03.18

この3年間を振り返って。。。(3/18)

 生命科学の渡辺です。今日の発表会はご苦労様でした。初めての機会であった方も多く、プレゼン、質疑など緊張したのではと思います。よい経験であり、科学者としての第一歩だと思います。第1期、第2期の先輩方も、びしびしと質問頂いていたのは、今期の受講生にはよい刺激になったのではないかと思います。

 さて、閉講式でも話をしましたが、JSTとの契約で、今年度が最終回。本当にこれで終わってしまうのだと、。。毎月、毎月、あれこれと大変でしたが、いざ、終わるとなると。。とても寂しいものであり。。。ということで、この3年間を振り返りたいと思います。

DSCN2333.JPG 立ち上げるまでにも、あれこれと大変でした。それはさておき、1回目の講義の時の受講生の緊張感と、早い方は、準備をしていた10:00過ぎではなかったでしょうか。そんなときから集まっていたのは今も思い出します。講義では緊張していましたが、たくさんの質問をもらったのを覚えています。夏前には植物園で、受講生が高校を超えて交流してくれたのでは。そんなのを見て、集団はheteroな方がよいのだと思いました。1年目には、400名を超える応募があり、受講できなかった300名をどう考えればよいのか。それに協力してくれたのが、学友会の吹奏楽部の方々。新しくなった萩ホールでの講義と演奏会。ありがとうございました。

 2期目は、1年目にうまくいったことを発展させ、エクステンドコースも開始して。講師陣を入れ替えたり、インターネット回線を利用して、受講生以外にも展開したり。学会との共催のシンポジウムも。また、加速器である、サイクロトロンの見学会も。渡辺も見たかったのですが、別の用事で結局2年とも見学できず。。大学院生との話でも進路とかサイエンスの話で盛り上がり。何もかも順調な3年目と思っていました。エクステンドコースの受講生には、資料の配付、回収のお手伝いもして頂いたり。考えていたことが、ほとんどできたような。そんなとき、最後の発表会を翌日にした3/11に、東北地方太平洋沖地震(M 9.0)。発表会の前日。あれの被害が津波、原発の爆発。等につながるとは。3/12の昼頃に、念のために、さくらホールの前に行きましたが、そこはすでに避難場所になっており、もちろん、誰も来るわけはないのですが、1hrほど待っていたような。。。何より、当日出ないことにほっとして。。。

 3期目は、こんな中で、青葉山は大きな被害を受け、もちろん、渡辺の研究室も様々な機器が落下したり、本が散乱したり、実験台が傾いたり。。。本当に開講できるのだろうか、こんな仙台、東北大に来てくれる受講生がいるのだろうか。。そんなことを考えながら、ふたを開けてみて、180名近い応募だったような。何より、毎年、100名を超える公募が成立したことにほっとしたのと、この環境で、発展コースを展開できるのか、エクステンドコースを行えるのか。。。考えることばかりでした。運営される先生方も、研究室の修復、震災関連の出前講義等。。。手が足りない中でも、いろいろな方々に支えて頂き、ようやく、今日の最終回になったような。。。

DSCN2338.JPG いろいろなことがありました。でも、とても楽しい受講生、運営、講義をされた先生方。普段指導されている高校の先生方、保護者の方々。何より、運営の下支えをして頂いた生命科学研究科の事務の方々、また、2年目からだったと思いますが、他関係部局からの事務の方々のhelp。本当にありがとうございました。

 昨今、大学、科学者の社会に対する貢献ということが大きな位置を占めるようになり、大型予算では、こうした高校生などへの講義等が義務づけられたり。そうした環境に移行しつつあるこの3年間で、このプログラムができたことが、何よりでした。皆様方からのpositiveな声を追い風にして、さらに発展させていきたいと思います。

 ありがとうございました。皆さんに書いてもらったノートを大切にして、10年後に、こんなことになったんだというような同窓会のようなものをできればと思います。また、新しいプログラムが採択されましたということをお知らせできることを祈って、このあたりで筆を置きます。皆様、本当にありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 渡辺のHPにも関連記事が。お時間のある方は。ぜひどうぞ。


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2012.03.14

3/18「科学を見る眼 プレゼン会議」 当日のスケジュール

科学者の卵のみなさま、こんにちは。

「科学を見る眼 プレゼン会議」(平成23年度「科学者の卵」養成講座発表会)が、

いよいよ今度の日曜日(3月18日)に迫ってまいりました。

当日のスケジュール等について、下記にお知らせいたします。

今一度ご確認の上、準備等進めて頂きますようよろしくお願いいたします。

 

また、当日は保護者の皆さま、先生方のご参観も歓迎いたしております。

ぜひこの機会に足をお運び頂けますよう、心よりお待ち申し上げております。

 

【実施日】 平成24年3月18日(日) 13:00~17:00

 

【場所】   片平キャンパス さくらホール

 

【当日スケジュール】

13:00~13:10  発表会 開会あいさつ

13:10~13:45  発展コース 第1期 実習内容と成果発表

            7分(発表4分+質疑、交代3分)×5組=35分

 

13:45~13:55  休憩(時間調整)

 

13:55~14:58  発展コース 第2期 実習内容と成果発表

            7分(発表4分+質疑、交代3分)×9組=63分

 

14:58~15:15  休憩 移動

 

15:15~16:15  1階ロビーにてポスター発表(約20件)

 

16:15~16:25  休憩 移動

 

16:25~     成績発表、表彰式

16:50~     閉講式、事務連絡

 

 

 ※「科学者の卵」養成講座受講生の皆さんは、2月講座時に配付しました

・最終レポート「科学者の卵としての視点」

・各種アンケート

を忘れずに持参し、発表会受付時に提出してください。

 

長野

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2012.03.12

【お知らせ】3/18(日)は「最後の卵」(3/12)

 運営などをしている、生命科学の渡辺でございます。久しぶりにここに記事を書いております。というのも、2009年6月13日(土)に「科学者の卵」は、始まりました。とても緊張した受講生が朝早くからきて、席に座っていたのを今でも思い出します。この「科学者の卵」も次の日曜日が最後になります。スポンサーのJSTの契約は3年間。そんなこともあり、形の上では、この次の日曜日の発表会が最後です。あっという間の3年間でした。3年間でtotal 300名。最初は、100名/年を集めることができるのかなどとささやかれていましたが、皆様にご愛顧いただき、ここまでくることができました。ありがとうございました。

 3年目の発表会であるとともに、1期目、2期目の方々もご参加いただけるように、前にもご案内申し上げました。これを機に友好を暖めて、それが大学、大学院、社会での様々な交流につながればと思っております。また、10年、20年先を見たとき、自分がどうなっているか等、自由に書けるノートも用意します。将来このノートを見たとき、みんなでまた一喜一憂できるような機会を設けたいと思います。

Oncidium 1-thumb-300x300-2651.jpg 皆さんと片平のいつも「さくらホール」でお会いできるのを楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. もちろん、ここまで好評でした「科学者の卵」。これで終わってはと言う皆様からの熱い声にお答えするため、次期プログラムを計画しております。また、その計画が発進できるようになったら、このHPでお知らせします。

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2012.03.09

3/18:第10回講座「科学者の卵」養成講座発表会 発表タイトルリスト

科学者の卵のみなさま、こんにちは。

3月18日、片平さくらホールにて行われる「科学者の卵」養成講座発表会にて

発表していただく皆さんの発表タイトルを下記にお知らせいたします。

 

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「科学者の卵」養成講座 発表会 「科学を見る眼」プレゼン会議

平成24年3月18日(日)13:00~ 片平さくらホール

 

1. ハイブリッドマイクロカプセルを作って金を捕まえてみよう!

      第1期発展コース:工学研究科 三村 均 教授グループ

 

2. 細胞塊の遺伝子発現

      第1期発展コース:環境科学研究科 珠玖 仁 准教授グループ

 

3. ウニやヒトデを用いて、卵成熟と受精の仕組みを探ろう

      第1期発展コース:生命科学研究科 経塚 啓一郎 准教授グループ

 

4. 納豆の糸が消える? -発酵産業におけるバクテリオファージの影響を探る-

      第1期発展コース:農学研究科 金子 淳 准教授グループ

 

5. 火山と鉱物資源

      第1期発展コース:理学研究科 久利 美和 助教グループ

 

6. 君が天文学者になる半年間

      第2期発展コース:理学研究科 田中 幹人 助教グループ

 

7. 身近なところにある光の性質を探ろう

      第2期発展コース:工学研究科 大寺 康夫 准教授グループ

 

8. 身の周りの電波を測定しよう (仮)

      第2期発展コース:工学研究科 陳 強 准教授グループ

 

9. 超臨界流体のふしぎな特徴とその応用技術

      第2期発展コース:工学研究科 猪股 宏 教授・渡邉 賢 准教授グループ

 

10. ミクロの世界からのメッセージ 身の回りの細菌を調べてみよう!! 口腔細菌と抗菌物

      第2期発展コース:農学研究科 磯貝 恵美子 教授グループ

 

11. 根粒菌で温室効果ガスを減らす:植物と土壌微生物のサイエンス

      第2期発展コース:生命科学研究科 南澤 究 教授グループ

 

12. 動物の誕生:受精から形作りまで

      第2期発展コース:生命科学研究科 加藤 秀生 教授グループ

 

13. レーザー干渉計をつかった結晶成長メカニズムの研究

      第2期発展コース:理学研究科 塚本 勝男 教授グループ

 

14. ナノ粒子を作る、観る、実感する

      第2期発展コース:理学研究科 木村 勇気 助教グループ

 

15. 第二世代バイオエタノールの生産コストをいかに下げるか

            ~稲わらの糖化性における品種間差異を調査する~

      エクステンドコース:農学研究科 伊藤 幸博 准教授グループ

 

16. イネのシュート発生の突然変異体の解析

      エクステンドコース:農学研究科 伊藤 幸博 准教授グループ

 

17. 力を加えた細胞のマイクロ・ナノスケールの応答を観察しよう

      エクステンドコース:工学研究科 佐藤 正明 教授・坂元 尚哉 助教グループ

 

18. これからの科学者の定義 ~原発事故から学ぶ~ (仮)

      エクステンドコース:理学研究科 村上 祐子 准教授グループ

 

19. 太陽系の回転の起源

      エクステンドコース:理学研究科 秋山 正幸 准教授グループ

 

20. イオンクラフトについて (仮)

      エクステンドコース:工学研究科 安藤 晃 教授グループ

 

※発展コース:口頭発表・ポスター発表/エクステンドコース:ポスター発表のみ

※発表タイトル・内容は予告なく変更となる場合があります。ご了承ください。

 

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当日は、保護者の皆さま、先生方のご参観も歓迎致しております。

ぜひこの機会に足をお運びいただけますよう、心よりお待ち申し上げております。

 

長野

 

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2012.02.24

実行委員:安藤晃先生の研究に関連した記事が新聞に掲載されました

科学者の卵のみなさま、こんにちは。

「科学者の卵」養成講座実行委員として運営のみならず、12月の基礎コースでもご講義をいただき、また今年度エクステンドコースでも実習を受け持っていただいております、工学研究科安藤先生の研究に関連して、火星探査計画に関しての記事が、朝日新聞に掲載されました。

 

 

【朝日新聞 2012年2月6日】

「火星に足跡残せるか」

デジタル版:http://digital.asahi.com/articles/TKY201202050140.html

 

 

12月の基礎コースでお話していただいたイオンエンジンやプラズマを使ったロケットの可能性など

安藤先生のお名前とともに紹介されています。

ぜひご覧になってみてください。

 

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