東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

出前講義、科学者の卵、。。。

2009年9月 8日 (火)

1229月13日号の「サンデー毎日」に、この様な記事があった。全国600進学校、進路指導教諭が勧めるイチ押し大学。
http://mainichi.jp/enta/book/sunday/news/20090831org00m100039000c.html
面倒見がよい、教育力が高い、研究力が高い、入学後生徒をのばしてくれる、生徒に勧めたい、という項目で、いずれも上位3位以内に入っていた。内部にいる人間としては、驚きの反面と、まあそうかなと思う側面があった。それとともに、自分の研究室は、こうしたことに果たして貢献しているのだろうかと、自問自答をしてみたくなった。
面倒見がよい:関西の言葉の「世話焼きでんなー」というのがあるが、ある程度、そうなのかもしれない。
教育力が高い:学内での講義は少ないが、学外での出前講義は、好評である。今年も年末までまだかなりの引き合いが来ている。
研究力が高い:単に、Impact factorが高い雑誌であればよい、被引用数が高いと言うのであれば、それなりに、貢献していると思っている。だけでなく、これかも、研究力は維持したい。
入学後生徒をのばしてくれる:今まで、渡辺と仕事をしたり、卒業した学生さんたちを見ると、それなりと言うより、良くやってくれていると思う。ただ、これが、渡辺の教育だけによるかというのは、物差しがない。
生徒に勧めたい:いろいろなことを考えれば、勧めたいと自負しているが、最終的には生徒さん・学生さんが選ぶので、コメントは差し替えたい。
ところで、この記事の内容にもどるが、「旅費を東北大が負担して、多くの方にきてもらっています。。。。」という下りがある。これは、この4月から始めた、JSTからの予算である「科学者の卵」のことなのかもしれない。もちろん、渡辺の出前講義も、手弁当で行っているのであるが。。そんなことを評価してもらえるのは、うれしい限りである。
という、どちらかというと、教育面の評価であろうと思っている。ぜひ、研究面で、取り上げられるような記事を書きたいものである。


わたなべしるす

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