東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【出前講義】飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」(7/18, 20追記)

2015年7月18日 (土)

 台風11号は今朝の未明に熱帯低気圧になったようで、仙台は少し雨が降ったくらいで、さほど被害はありませんでしたが、netで見る限りは、昨日の夜にかけて関西で大変なことを引き起こしたようで。。早く混乱が収束することを。。。昨年度から新装開店になった飛翔型「科学者の卵養成講座」。HPも従来の受講生の講義コメント・感想だけでなく、普段から身の回りの自然を観察して、記事が書ける「まちかどサイエンス」と言うHPも用意してあります。このHPをご覧の方でまだ、見ておられない方。百聞は一見にしかず。

DSCN8078.JPG さて、講義は「自家不和合性」というか、植物の生殖システム。ダーウィンもこの自家不和合性に興味を持っていたことを実感してもらう意味で、彼の著書の「The effects of cross and self fertilisation in the vegetable kingdom.」について、簡単に紹介して。なかなか、原著を読むのは大変だろうと。そこで、訳本を読むのでも。と思います。それに続いて、農作物の花とその名前。ほぼ一通り、正解が出たのは、なかなかの観察力だと思いました。1つだけ、解答がなかったのは、「ソバ」です。改めて、手元資料を確認して比較してみて下さい。覚えることが大事と言うことでなくて、自然のものに興味を持つと言うことです。生物に関係あるなしでなく、いまは「biomimetics」という生物を模倣することで工学に活かそうと言うことがあります。なので、どこにこれと言うことが潜んでいるかもしれないですから。もちろん、その逆も。。。是非、「まちかどサイエンス」を活用して下さい。

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DSCN8083.JPG この後は、「花の上にいるハチ」。これがどこから来て、どこへ行くのか。そんなの知ったことでないというかも知れないです。もちろん。ただ、ハチが自由に飛ぶことで、異種の花粉が雌しべの先端につく可能性が。その時、簡単に雑種が起きないのは。。。「種の壁」。もちろん、どの様なものが種の壁なのか、わかっていませんが。あと、大事なことは、物事に旬があること。花にも季節があること。ヒマワリの季節に、サクラは。。。ちょっと。また、ワープ機能があるハチにならないといけないので。。。。よく考えて頂ければ。。。

DSCN8087.JPG 花粉管伸長の動画は、どこで見てもらっても感動のようです。もうすこし全体が見えるようになれば。ただ、受精のあと、受精卵の分化については、名古屋大の東山先生が可視化していたのが、先日の新聞記事に。是非、参考にしてみて下さい。うまくやれば、花粉管の動画も受粉から受精まで見ることはできるかと。それに続いて、今回の本題である、自殖、他殖という遺伝的多様性の問題。遺伝的多様性が必要なのは、環境適応性を高めるため。それがなければ、遺伝的多様性はなくても大丈夫なわけで。。。その仕組みで最もelegantと言われているのが、自家不和合性。自己花粉を排除して、非自己花粉で受精する仕組み。その遺伝的背景とアブラナ科植物の自家不和合性のモデルについて、お話をして。。。今回は、ミニ講義もあった関係で、少しはしょりましたが、。。植物もしっかり多様性を高めるように努力しているのはわかってもらえたのでは。動画の最後は、名古屋大の東山先生からお借りしている受精の動画。なぜ、誘引されるのか、少し理解できたのではと。また、自家不和合性との共通性も。ちょっと難しかったかも知れません。時間もあって。。。何かあれば、質問をお待ちしております。。

DSCN8092.JPG 質問の時間には、ずいぶんたくさんの質問を頂きました。遺伝的多様性の必要性、ウリ科の着花習性、あと、ナス科、バラ科の自家不和合性のように、非自己を識別すると、非効率なのではと。たしかに。。。S-RNaseとSLFの相互作用で。。。SLFはたしか、平均20遺伝子くらい、各対立遺伝子に存在するというのが論文にあったような。鋭い質問で、こちらがたじたじでした。。。

DSCN8096.JPG 後半の講義は、今年度も海野先生の「地震」の話。実行委員の打合せもあって。ゆっくり伺えなかったですが、東南海地震など、これから考えないといけないなと言うことも。あと、質問の中で、「日本沈没」をイメージさせるようなものも。。。N2爆薬だったでしょうか。映画でのシーンを思い出しながら。

 講義の最後に、渡辺から改めて、たまごのHPについてのコメントを。また、たくさんの記事が、たまごのHPにuploadされるのを楽しみにしておりますので。


 わたなべしるす

 PS. 講義のあとは、数名が質問に来るくらいなのですが、今回は10名近い人数だったでしょうか。ほぼ、1hrくらい。いろいろな質問が。多種多様でした。渡辺の方で何かできることであれば、いつでも。あるいはまだ、質問ができずにもどられた方。mailで質問をして頂ければ。もちろん、次回のたまごの時でも。感動の1hrでした。

DSCN8103.JPG PS. 7/20(月) 16:30. 科学者の卵養成講座のHPにも関連記事を掲載しておきました。合わせて、ご覧頂ければ幸いです。

 
 

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【教養講義】大学生のレポート作成入門--共同研究計画書へのコメント(7/10, 12追記)

2015年7月10日 (金)

 2週間前に学部1年生向けの「大学生のレポート作成入門」という講義で、「資料・情報の活用方法(4) 研究活動の実際と情報検索①-自然科学分野」と題して、渡辺の研究内容、それに伴って、情報収集、論文作成、その評価と言うことが成されると言うことを話しました。あっという間に2週間がたつのだと。。。かなりびっくりです。そのあと、仙台市内での出前講義があり、先週にかけては、中国出張。今週は、盛岡、大館に出張。盛岡では、高校への出前講義と研究関係の諸々の話。ここで諸々としてあるのは、まさに、講義で話をした情報管理の問題。打合せをしてくれた先生から信頼をなくしますので。。。お許しください。大事なことです。大館では、出前講義。ここにlinkがあれば、すでに記事はできていると思いますが、そうでないときは、鋭意作成中と言うことで。。。と、書いておきましたが、何とか、ここで完成。

 さて、講義を担当される附属図書館の方から、今回の共同研究計画書について、コメントを頂けないかと。。。SSHなど出前講義で高校生の発表などにコメントしたり、大学院生の修士、博士の論文審査会の時には、言いたいことを言うわけですが、学部を持ってないこともあって、最近は学部生の発表にコメントすることはないなと。。こんな機会はないと思って、今回のコメント担当ということを賜りました。

DSCN7909.JPG まず、全体へのコメント。共同研究計画書なるものを、この大学1年の時期に作ろうというのが、おもしろい発想で、また、各班編成も文理融合されているというのが、良い企画だなと。。。渡辺の研究していることの一端ですが、科学研究費・基盤研究(B)「アブラナ科植物の伝播・栽培・食文化史に関する領域融合的研究」というもので、アブラナ科作物というキャベツ、ハクサイ、ダイコンという食卓でなじみのあるものを文理融合で解決しようと言うことに去年からチャレンジしています。世の中的には、文理融合と言うことを言われますが、なかなか。。。結構難しいのが現状のような気がします。また、この企画で一緒に計画書を書いたというのは、まさに「同じ釜の飯を食う」ということ。苦楽をともにした訳なので。。。きっと、将来、何か困ったときに、天の助けになるような連係プレーができるのではと思います。若いときは、そんなことを思わないと思います。渡辺もそんなものでした。今になって、小中高大の時の友だちのありがたさを実感していますので。。。。あと、文章で書くと言うことになっていますが、もちろん、文章は大事。でも、それをイメージとして、1枚のポンチ絵にするというのは、できるようでなかなか難しいこと。領域横断的な活動であり、この人数であれば、誰か、絵心がある方がいたら、。。。ふと、そんなことを。計画書が見やすくなるかなと。文章を書くということからは、少しはなれてしまいますが。。。

 渡辺は計画書を見ているだけで、それ以外にポスターとか、発表とかがあるとしたら、そちらの方に重要なことを書いているのかも、しゃべっているのかもしれないですが。。つまり、渡辺の勘違いの部分があったら、お許し下さい。というか、講義の時におしらせしたmailで、そこはこうだというコメント頂けると、渡辺も勉強になりますので。。。で、結果発表の1位から5位のグループの研究内容などについて、以下、コメントを記します。

DSCN7950.JPG まず、第1位。4班の「人工知能(AI)が活かされた未来社会の提示」。すでに、チェスは、人間よりコンピューターの方が強いとか。将棋も今年は、少しプロ棋士が巻き返しましたが、それでも、近いうちにと言うことも。ただ、プログラムに設定されてなかった「意外な手」を見逃すなど、今年は人間側にも工夫がありました。つまり、まだ、この世界でもまだまだ考える余地はあると思います。一方で、渡辺は映画の邦画は見るのですが、洋画は苦手で、。。。理由は後ほど。。。ただ、洋画でこのAIを扱ったもので、AIのロボットが暴走するようなのがあったような。。。このAIがもたらす「光」だけでなく「影」の部分を取り扱っているのですが、どちらかというと文系よりから、。。。理系の方々にもう少し「影」の部分を考える危機管理ということがあっても良かったのでは。。。なにより、3.11を経験したものとしては。ふと、そんなことを。。。当日、そんなことが改訂、追加されていたら、すごいものになっただろうなと。。。

 続いて、第2位。9班の「睡眠の質の向上に向けて」。睡眠の問題による経済損失が日本だけで、3.5兆円。。。あまりのすごさに、こちらがびっくりでした。ただ、この文章がこの計画書の1 page目、あるいは、2 page目の最初にあれば、もっとインパクトがあったと思います。つまり、計画書としては、何を目的として、どうしたら、何が解決するという形で、とてもよくできています。たぶん、投票をした方々もそう思ったのではないかと。では、どうやったら、インパクトがあるか。読み手の側に立って、へーーーーと、思わせることではないかと思った次第です。寝具の歴史から現代の睡眠問題を考えるとあったのは、感動ものでした。出張先では、宿は基本、ベット。自宅では昔ながらに布団を敷いて。。。宿でも、若い頃は畳に布団という所を探しましたが、最近はしょうがないとあきらめて。。。それをしょうがないと思わないで、というところからの発想だったのでしょうか。あと、最近の子供の睡眠は、net社会になったこともあって、かなり問題が大きくなっているような。そんなものもない昭和40-50年代に子供だった渡辺には、夜できることは、夏の虫取りくらい。子供の睡眠に対して、明確に何かを考えないといけない時代なのだと、改めて、感じさせてくれました。あと、睡眠不足。これは、年と共に。。。誰か1日の時間を分けてくれないかなと。。。いつも思っています。いずれ、楽しく拝見でした。寝ることを日々欲しているので、こんなことを思ったのかもしれないですが。先週の出張で夜遅くまであれこれと仕事があったから、。。。そんな影響だったら、お許し下さい。

02.jpg 第3位は、11班の「ゆるキャラを用いて効果的に地方創生するにはどうすればよいか」。ゆるキャラで地方経済の活性化。なるほどというか、渡辺の研究室には、ゆるキャラが。というか、渡辺の出身の愛媛県今治市にはたしか、第2代のゆるキャラグランプリの「バリィさん」がいます。もちろん、第1代は「くまモン」。この2つの違いは、くまモンは、熊本県のキャラ。バリィさんは今治市という愛媛県の1つの市町村のキャラ。県レベルでの応援でなくて、市としての応援。あと、正確でないかもしれないですが、くまモンは県で積極的に支援というか、県が主体的に何かをやって、このキャラが生まれたような。それに対して、バリィさんは今治市のとある印刷屋さんが開発。それを今治市が。。。なんと、商魂たくましい。。。それもそのはず、○△×の■□商人よりも◎●商人の方がけちというか、がめつい。その◎●商人より、けちなのが、「今治商人」といわれています。何せ、今治には渡辺が生まれ育った桜井という地区があり、そこで、桜井漆器というお椀などが作られ、それをかけ、つまり、月賦で販売するような仕組みを江戸時代に作ったと。そんな町に育った渡辺には、こうしたものをいかに活用するか、その大事さは、いたいほどよくわかるわけで。。。参考文献の中に、くまモンは発見しましたが、バリィさんに目をつけたら、その商魂たくましさが、わかったのではと。ふと、今治市の宣伝でした。

 続いて、第4位。6班の「時代を反映するメディアとしての映画--大衆文化を通じて観る社会--」。唯一、大学院生が参加しているだけあり、研究の概要のところが、序論、本論、結論という明確な流れになっていたのは、さすがだなと。一度、たいへんな卒論を書くという作業をしたら、どうしたら、おもしろいと思ってもらえるのか、どうしたら、論理展開が良くなるかなど、しっかり考えておられるのだなと。映画のことは、少し書いたのですが、渡辺は邦画なら、何とかカバーできます。というか、基本、邦画。洋画がだめというのでなくて、どうもイメージがわかない。渡辺の想像力が足りないのかもしれないですが。。。海外の街が出ると、それはどこなのか。見たことがないところがほとんど。名前も身近出ない聞き慣れない名前。それが、佐藤、渡辺のようなまあ、ありそうな名前なら。そんなことなのかもしれないと。一方で、特撮映画は子供の頃から、たくさん見ていました。何を。。。。「ゴ◎ラ」、「ガ○ラ」。でしょうか。こっちの方が、より現実味がないと言われれば。たしかに。ただ、1954年に公開された「◎ジラ」の特撮を手がけた円谷英二監督は、こうした映画だけ出なくて、それ以前にもすごい特撮を手がけているというのを何かのテレビ番組で。その番組で様々な制約があった中で、その時代に合わせたできるものをチャレンジ精神で行ったと。それに比べると、今の時代は、Internetがあり、「映画」という枠もありかもしれないが、中身で勝負できるInternetを活かしたコンテンツ配信はどうかというようなことを。特撮映画というと、どうしても、上記のようなものを考えがちかもしれないが、「円谷英二」の歴史をひもといてみることで、これまでの映画とはちがった側面が見えるのではと。ちなみに、円谷英二のふるさとは、福島県須賀川市です。一度、行ってみたいところですが。いまだ、。。。

DSCN7962.JPG 最後は第5位。12班の「大学生の健康的な生活を確立するために」。健康はいつの時代も大事。渡辺が学生の頃。。。。それは、あとで書くとして、文章中に「仮説」を立てるとあったのを見て、もしかしたら、高校時代に理数科、SSHなどで課題研究をした方が班員にいるのかなと。ふと、そんなことを。研究をしていると、仮説というか、この実験をしたら、こんな風になってこんな結果になって、と考えるようになるのは、なかなか難しいというか。ある程度、年数を重ねないと。。。ただ、これがうまくいったら、こんなものが見つかったら、論文になるとか、そんなことは考えながらだったような。その点で、この計画書は、よくできているなと。一方で、研究費をもらうような書類でそうなのかもしれないですが、枠があれば、できれば、その枠を上手に埋める。全体に。書きすぎず、書かなすぎず。というところかなと。その当たりは、少し工夫があってもと。渡辺が川内で学生時代を過ごした頃、健康だったか。。。。朝ご飯はどうしていたか。あまり記憶がないですが、何かを食べていたような。なにより、今のように電磁波をたくさん出すものはなくて、最初はアパートに電話もなくて。。。そんな時代だったので。連絡手段は大学で友だちを見つけて、今日は何をするか。サークル以外で。いつの時代までだったのか、こたつを囲んで4人で朝までやっていたのは。なにを。。。。○雀。そんなのができることで、少しずつ友だちも増えたり。一緒にレポートを書くようになったり。そんな風に考えると、昭和50-60年代。不便は不便なりに、工夫をして何とかしていたような。その工夫が今に生きているのかもしれないと。そういえば、「必要は発明の母」というのがあったような。ある程度は、不便な方がどうしようかなとか、いろんなことを考えるモチベーションになるのではと、この5つのグループのを見て、ふと。。。そんなことを

 ということで、5つの班のコメントでしたが、コメントなのか、何なのか、わからないのもあったかもしれませんが、この講義をとった方々の参考になればと。。。なによりも、こうした皆さんの活動が、世界に向けて情報発信されることも良いことでないかと言うことで、図書館の方と相談して、このような形で公開させて頂きました。6位以下にも楽しい計画書があったのではと思います。何よりこうした領域融合的な活動が、将来大きな形で結実することを楽しみにしております。もちろん、渡辺が何か手伝えることがあれば、。。是非、お声かけ下さい。共同研究は、渡辺の師匠の日向先生から教わった「餅は餅屋」の精神ですので。。。

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 わたなべしるす

 PS. 7/12(日), 19:20。図書館の方から、こちらがコメントしたことについて、positiveなコメントを頂きました。ありがとうございました。お役に立てたようで、ほっとしております。また、こちらの間違いも気がついていただき、ありがとうございました。どうしても、書きながら、typingを気をつけるようにしているのですが。それでも。。。恐縮です。ありがとうございました。
 

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【出前講義】秋田県立大館鳳鳴高等学校・SSHスペシャル講義「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」(7/10)

2015年7月10日 (金)

 沖縄では今日いっぱいくらいでしょうか、速度の遅い台風の関係でかなりの被害が出たり、台風の外側の雲の関係で、九州、四国でも1hrに50mmを超えるような雨になったり。。。今年の梅雨はちょっと気をつけないと。。。一方、北東北は比較的天気もよく。というか、空梅雨気味でないのかなと。確かに、盛岡にいた7年ほどの間の梅雨も梅雨明け前がひどかったくらいだったような。すでに10年以上前なので、記憶が定かでないのですが。そんな中、一昨日は、岩手県立盛岡第三高等学校でSSHの運営指導委員会。今年度が5年目の最後の年度。次への採択に向けて、ということが明確になっていたのが、良かったと。

DSCN7992.JPG その岩手県立盛岡第三高等学校が主幹校となり、平成26年度東北地区SSH指定校発表会が開催されたが、半年ほど前の1/25-26に花巻ででした。夜遅い時間までdeepな議論をしたことというか、そうした企画を組んで頂けたことを今でも思い出しております。その折りに、秋田県立大館鳳鳴高等学校のSSH担当の先生から、出前講義のお願いを。最初は、課題研究に的を絞った宮城県古川黎明高等学校で行っているようなversionと言うことでお願いされたのですが、最近はどちらかというと、「キャリア教育」の方に重点が置かれている講義の方が好まれるということなどをコメントしたところ、1ヶ月弱前でしょうか、香川県立観音寺第一高等学校大阪府立天王寺高等学校で行ったキャリア教育と同じパターンの講義となりました。4月には、宮城県宮城第一高等学校福島県立福島高等学校でもでした。。

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DSCN7993.JPG 秋田県内への出前講義は、秋田県立秋田南高等学校以来。大館市周辺はリンゴ畑がたくさんあったり、植生は異なりますが、今でもよい意味で田舎が残されていて、渡辺が過ごした愛媛・今治を思い出させてくれるような自然豊かなところで。大館に来るのがはじめてなのですが、大館駅は奥羽本線と花輪線の交わったところと言うか。。。いつもこうしたところに鉄道ができたのを感動します。一方で、駅前には、秋田犬の像が。由来はGoogleしてはじめて理解でした。すみません。。。

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DSCN7997.JPG で、秋田県立大館鳳鳴高等学校での講義では、最初に、タイトルが仰々しいかも知れないが、そんなわけでなくて、今まで半世紀くらい生きてきた人生の先輩として、高校時代を振り返ったとき、これをしておけばよかった、そうでなかったなど、そんな意味だと。渡辺が通った桜井小学校。それと同じような田んぼがあるところを2km x 2歩いていた生徒さんは意外と少なくて。。。もっと多いのかと思っていましたが。。。ただ、しっかりと「加減」を知っていた方がいたのは、ほっとでした。これからあと、何をどの様な「加減」でやるかというのは、とても大事ですし、それを自然の日々の体験で理解しているのは、大事ですから。それから、小学校の頃、将棋が好きでしたが、全然へたくそで。プロになれるわけでもなく。そんな将棋の話で米長邦雄九段の兄弟に対する名言を知っている方がいたのは、さすがでした。人生とはそんなものだと。。。また、いつものように「あやとり」をやってもらいましたが、ちゃんと最後までがんばってくれて。。。たいしたものです。きっと、明日からはやってくれた方を違った形で、みんなが評価するでしょうから。たいしたものです。あと、びっくりだったのは、「ブラウン管テレビ」を壊したことがあると言う生徒さんが。薄型テレビを使うようになったのが、最近と思っていましたが、そんなことを経験している生徒さんに会えるとは。よい経験だと思います。壊すことで、作ることを覚えるきっかけになりますから。

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DSCN8016.JPG 高校のそれぞれの教科で何を学ぶのか。特に、数学の問題集が昔とは様変わりしていることを。これは、先月行った高校での講義のレポートに「親からそんな問題集では、数学の力はほんとにつくのか」と言われたというのが書かれてあり、親の世代は、数学の問題と解き方でなくて、答えしかない問題集と格闘した大事さを言ったのだろうと思って。そんなこともあわせて話しながら、論理的思考力をつけることの大切さを。また、ふとしたきっかけで、遺伝学の番組を見て、それで今があると。さらに、やっと、高校入試が終わったのに、すでに、大学入試かと言われると、うんざりかも知れないですが、あっという間に来ます。その時、どう決断するか、それによって、今の自分があると。細かく言うのを忘れていましたが、東北大に来たので、今があると。他の大学であったら、今とは違っていただろうし。なので、大学、学部を決めることが大事だと。また、大学でどんな師匠に出会って、その方の下で修行するか、渡辺であれば、日向先生と出会うことができたというか、日向研究室で、アブラナ科植物の自家不和合性の研究をやったから、今があると。その当たりの説明は少し不足していたかも知れないですね。是非、よい師匠を見つけてください。

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DSCN8019.JPG また、高校、大学の同期というのは、大事にしてほしいと。きっと将来一緒に仕事をしたり、助けてもらったり、仕事の幅が広がる大事な友達になるからと。忘れていけないのは、「グローバル」の本質を理解している生徒さんがいらしたこと。グローバルが、さらに進展したら、。。。どうなるのか。とても心強く、すばらしかったです。あとはいつものように座右の銘、歴史からしっかり学ぶことの大切さ、くじけないでがんばる「組織論」。少し時間をoverしたのが。申し訳ありませんでした。続いての質問コーナーでは、大学院進学理由、文理選択での悩み、現在の渡辺の研究など、いくつか頂きました。全体の前ではという方は、レポートに書いておいてもらえれば。可能な限り。最後は、世界に向けて情報発信。

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DSCN8026.JPG 最後になりましたが、本講義の企画、運営に当たり、秋田県立大館鳳鳴高等学校・立石校長先生、SSH担当・大野先生をはじめとする多くの関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 到着してすぐに、終わったあとはお忙しいと言うことで、校長先生とプレゼンシートを見ながら、講義の意図であったり、昔のことを話をして。ありがとうございました。とてもよい刺激を頂き、講義にスムーズに入ることができました。何より、大学の同期でこの秋田県立大館鳳鳴高等学校の卒業生の名前があったのを、卒業生名簿で調べて頂き、名前を聞いてとても懐かしかったです。ありがとうございました。

DSCN8028.JPG PS.のPS. 講義のあと、東北大のオープンキャンパスにいく生徒さんを集めてという企画も。渡辺は時間の関係で参加できませんでしたが、公開しているのは学部があるところ。なかなか、研究室の中まで見ることはできません。渡辺の所は、openしていますので。研究室の中まで見て頂けますので。「片平キャンパス」で、オープンキャンパスとは少しキャパスが離れていますが、歩けば、それほど遠くはないです。是非、いらしてください。百聞は一見にしかずですので。お待ちしております。

 PS.のPS.のPS. 帰り際、慌てていたわけでなかったのですが、今日の暑さで羽織っていたものをいすにかけたのをそのままにして。。。校長室で話をしていたとき、届けて頂きました。ありがとうございました。どうも最近、注意力が落ちているようです。。。きをつけないと。というか、夜中に、盛岡市で震度5弱の地震が。。。疲れて寝ていたからだと思いますが、そういえば、揺れているなくらいで。。。そのまま寝てしまって。慣れなのか、いずれ、注意力は大事なと。。。

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【出前講義】平成27年度岩手県立盛岡第三高等学校・SSH第1回運営指導委員会(7/8)

2015年7月 8日 (水)

 先週は月曜日が仙台市内の小学校へ出前講義火曜からは中国出張。その間に、研究室ができて初めてのソフトボール大会での優勝。そんなで始まった今週。昨日は少し夏のような暑さでしたが、今日は一転少し涼しい気温で。。というより、オホーツクからの風が入ってという感じでしょうか。一方、日本の南には台風が3つもあるとか。不思議な気象条件というか、気候の梅雨なのか。仙台は雨がかなり少ないような。。。新幹線で36min北上した盛岡は、。。雨の具合はよくわかりませんが、いずれ、あまり変わらないのかも知れないと。。。梅雨の後半に豪雨にならないことだけ、祈りつつ。。。

 運営指導委員会の最初に、県教委、学校長、運営指導委員長からコメントの中に、今年度、東北地区のSSH継続校が軒並み全滅だったことに対する危機感が。。。何が原因なのか。気になるところですが。いずれ、盛岡三高も今年度末が再申請年度。よりよい方向に運営指導委員会として、サポートできればと。。。前年度の実施に対して、木村副校長から解析結果について概説が。評価は難しいなと。。。これはいつも思います。ただ、big dataを解析するというのは、最近のtrend。なので、その当たりは、何かを代表例として、串刺しで解析したら、これという因子が連れてくるのではという感じですが。。。今年度トライして見てはどうでしょうか。また、卒業生からコメントが届いていましたが、もうすこし多くなれば。。。科学者の卵養成講座でいえば、「ひよこ」のようにして、長きにわたって、SSHとの連携ができればと。そんなことを、ふと。。。

DSCN7991.JPG 今年度の実施内容については、昨年度からの変更点など。よりよい方向に流れて頂けるのではと。。。また、次年度の継続採択に向けて、先進的な取組をしている高校への視察。なかなか、これはというところを視察されていて。どこかというのは、すみません。これも各学校の戦略、戦術かと思いますので。ご容赦ください。「場」を設定すると言うことは、いろいろな場面で重要なこと。その「場」をうまく設定、活用するためには、何を工夫すればよいのか。。。渡辺が高校生の頃、数学だけは少しできたので、部活をサボって、放課後に数学ができる友達と一緒に、苦手な友達に教えるようなことも。この「場」は自主的に設定したもので。。。その背景には、職員室に質問に行くと「こんなこと、教えただろう!!!」と、お小言を頂いて、その代わりに、教えてもらえたような。。。今の高校に出前講義等で伺うと、先生方が優しくなったのか、今の世代の先生たちが、先のような苦労をされたために、今の世代には、苦労をかけないようにしているのか。。。ただ、若いときには、苦労、失敗はたくさんしておいた方が。。。そんな気がしました。県教委と大学との連携というか、立ち位置というか、これも難しい問題だなと。。。

 最後になりましたが、今回の運営指導委員会でお世話になりました県教委・中村指導主事、和山校長先生、木村副校長先生をはじめとするSSH関係の先生方にお礼申し上げます。今年度もお世話になりました。今年度は先にも書いたように最終年。次の採択を目指して、さらに、発展することを祈念しております。今後ともよろしくお願いいたします。

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 わたなべしるす

 PS. 今年度はすでに、仙台三、観音寺一の運営指導委員会もあったのですが、出前講義と重なったり、他出張との関係で、参加できず、失礼しました。また、次回伺い、コメントできればと思いますので。よろしくお願いいたします。
 

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【出前講義】仙台市立泉ヶ丘小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー」(楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン、6/29, 7/17, 8/4追記)

2015年6月29日 (月)

 金曜日の夜当たりから降り出した雨が土曜日はかなりの恵みの雨となり、金、土、日と南からの空気が入ったのでしょうか。冷たいものを冷蔵庫から出したら、水滴だらけになっていましたが、月曜の今朝には、比較的からっとしたというよりも、前日までとは比べものにならないような梅雨の晴れ間。この晴れ間を活用して、農作業など春の最後の実験になるようなことを何とかしないと。と思えるような天気でした。

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DSCN7792.JPG そんな6月最後の月曜日。今月最後の出前講義は、仙台市立泉ヶ丘小学校で、これまでとはまたちがった印象深いものに。これまでの多くは、小学校、教育委員会、教育センターからのお願い、つながりなどで、出前講義を行ってきましたが、今回は、科学者の卵養成講座でもお世話になっている「河北新報社」様からお願いを頂きました。5/26に泉ヶ丘小学校へ伺い、曽根校長先生、河北新報社の佐藤様と打合せをした「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画。この企画で、8つくらいの小学校で東北大の色々な分野の教員が出前講義をすると。横断幕まで作っていただき、主催が河北新報社協賛が東京エレクトロン、後援に仙台市教育委員会大和町教育委員会協力として、東北大学。いつもの「キャベツとブロッコリー」の講義なのですが、講義をする渡辺もこれまでになくわくわくするような横断幕で感動でした。なにより、講義に関わるものを河北新報社様、東京エレクトロン様の連携により準備頂き、いつもなら数個のキャベツ、ブロッコリーがたくさん。しっかり観察しながら、出前講義ができることに。ありがとうございました。また、当日は、「フリー参観日」ということで、保護者の方々も、10名近くでしょうか。参加頂きました。ありがとうございました。あと、いつもなら、渡辺が講義にいくだけなのですが、TAとして、東北大・サイエンスカフェで裏方としてがんばっておられる、2名の学生さん(辺本さん宮澤さん)にもお手伝い頂きました。ありがとうございました。

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DSCN7802.JPG 渡辺としては、こんな豪華な出前講義は、間違いなく初めてのことで。。。緊張しながらのスタートに。河北新報社は泉ヶ丘小学校のすぐ北側に工場があるので、多くの児童の方々が知っていて、目を通している方も。良いことですね。最近、活字離れというのが言われていますので。協賛頂いている東京エレクトロン様。これもかなりの方が知っていました。旧県民会館が東京エレクトロンホール宮城といわれ、テレビコマーシャルもあるからのようです。渡辺がうまく、東京エレクトロン様の半導体製造装置など社業を説明できませんでしたが、HPから見て頂ければ。そのあと、渡辺の自己紹介。この出前講義にも関係する「遺伝」に興味を持ったので、大学で勉強して博士になったと。また、博士、教授というのは、渡辺の世代には、テレビをつければ、たくさん出ていて。そんな時代背景もあって、科学に興味を持ったと。今のテレビアニメなどにもう少し博士、教授が出れば、ずいぶんと科学への親しみもちがってくるかと。どこか偉い人たちが検討してくれないのかと、思いますが。。。

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DSCN7809.JPG という導入のあと、植物の形というか、種子から種子までの世代交代が起きるまでに植物がどのように変化するか。トマトをモデルに。子葉、茎、本葉、蕾、花、開花、結実、というこれまで理科の時間に習ったことをしっかり理解できていました。もちろん、トマト以外にも、たくさんの植物、作物が同じような生長をすることも。では、今日の本題の「キャベツとブロッコリー」がどの様に生長しているのか、ほぼ住宅地の学区になるので、見たことがある方は、ほとんどいませんでした。でも、そのために、プレゼン資料に。プレゼン資料も河北新報社様に用意頂き、1 pageに1コマという大きく印刷して頂き、見にくい方には、とても良い資料となりました。で、そのキャベツ、ブロッコリーの生長を比較して、何が同じ、ちがうのか、さらには、キャベツとブロッコリーは同じ種(しゅ)の植物なので、遺伝子を混ぜることができる。渡辺が最初に話をした、日本型、インド型イネの遺伝子を混ぜたイネもできると言うのに近いコンセプト。

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DSCN7815.JPG 写真だけではわかりにくいでしょうから、実際にキャベツ、ブロッコリーの横断面を見て、どの部分が、どの部分になるのか、考えてもらい、それを踏まえて、各グループごとに考えていただき、模造紙に書く。発表時間を考慮して、25minという短い時間でしたが、5, 6年生、どのグループも時間内にしっかりとした絵をみんなで考えながら、書いていたのは、すばらしかったです。今回は、「フリー参観日」ということで、保護者の方々にも1チーム構成して、発表頂きました。児童の皆さん、親御さんのどちらにも刺激になったと思いますし、おうちに帰っての話のきっかけになったのでは。

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DSCN7826.JPG プレゼンの時間には、先日の今治でのふるさと出前授業に習って、黒板の裏表に貼り付けて。発表する、質問に答える、実物でこんな形というのを説明する人というように、しっかり分業して、プレゼン、質疑応答ができていました。質問もたくさんありましたが、時間の関係で、1班に1人ずつ。最後の保護者の方からのプレゼンは、やっぱり迫力がありました。普段から自然をたくさん観察して、よく考えられていたと。感動です。というか、保護者の威厳というか。そんなのを垣間見た瞬間でした。もちろん、子供さんの側もしっかりと質問を投げかけていたのもすごかったです。

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DSCN7850.JPG 最後は、謎解きというか、どんな植物になるのか、植物のルールに則っていることが、大事なこと。それを守れば、答えはたくさんあってもよいと。そう思っている児童の皆さんがずいぶんたくさんいたことが感動でした。5, 6年生の代表の方から、今日の講義の感想。どちらもとてもしっかりしていて、また、遺伝に興味を持ってもらえたのは良いことだと。学校の周りの自然を活かして、考える理科を楽しんでもらえればと。。。最後は、世界に向けて、情報発信。ステージに上がり、横断幕がある写真、感動の一言でした。ありがとうございました。講義が終わったあと、握手を求めてくる方も。この前の川滝小学校以来で。ありがたいことですので。

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DSCN7856.JPG 講義のあとには、6年生と給食。講義時間が少し長くなったこともあって、急ぎの給食の時間でしたので、あまり質問がなかったようですが、今日の宿題になった、この講義の感想の所に、質問がある方は、書いてくださいねと。給食のあとには、曽根校長先生を交えて、30minくらいでしょうか。昨今の教育事情について、deepな議論を。渡辺たちが育った時代、その下の世代が親御さんをされているわけで、その当時のことを思い出して、自然の中で色々な体験をすることが、後にどれだけ重要な意味を持ってくるのか、そんなことを考えることができる世の中になればと。。。そんな時代を物語るわけではないですが「忍耐」と書かれた色紙が。名前・時代から見ると、野口英世博士でしょうか。あと、「啐啄」という言葉。機を逸することなく、対応することの大事さを語っていると。そういえば、昔、どこかの先生から拝聴した言葉と。こんなところで見つけました。

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DSCN7866.JPG 最後になりましたが、本講義の場所を提供頂きました、泉ヶ丘小学校校長・曽根先生、5年生担任・早坂先生、6年生担任・佐々木先生をはじめとする皆様にお礼申し上げます。また、主催の河北新報社の佐藤様はじめ関係の皆様には、当日までの準備、運営において、たいへんお世話になりました。協賛の東京エレクトロンの志村様、古屋様はじめとする関係の皆様には、今回の企画の多大なるサポートを頂きました。最後になりましたが、出前講義がスムーズに運営されたのは、電通東日本・井上様をはじめとする関係の方々のおかげです。ありがとうございました。こうした機会がありましたが、お声かけ頂ければ、できるだけのことをしたいと思いますので。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 給食室の前の所に、季節の野菜というような記事が。「旬」という言葉が失われつつある現在。旬の時期に頂くことのありがたさ、旬がいつなのかを考えること、それは、いつ種播きをするのかと言うことにもつながるわけで、ちょっとしたところに考えることがあるのだろうと。校舎の外には、ウメの木が。。。ほとんど結実していませんでした。これは、校内にこの木だけしかないからなと。この前、天王寺高校に伺ったときには、ずいぶん結実していましたので。。。ウメが咲く頃、天気が良くなったのか、その当たりの記憶がすでに。。。

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 PS.のPS. そうそう、忘れてならないのが、最後に早坂先生からアナウンスがあった、東京エレクトロン様からの小学生へのプレゼント。「えれめんトランプ」と銘打った元素記号と素粒子の解説をしたもの。写真を撮らせてもらったのですが、中身は。。。渡辺は見ることができず。見るからにすごそう。。。渡辺だけでなく、TAをやってくれた辺本さん、宮澤さんも興味津々でした。というか、それくらい、すごいものだと。今から、小学生になりたいと。。。そんなことを思ったくらいでした。東北大というか、渡辺、辺本さん、宮澤さんの研究室がある片平キャンパスには、「東北大学知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity)」というのが、春先に竣工。中を見たことはないのですが、外からは、。。いつか、伺ってみたいところだなと。。。HPからの文章を読むと、東京エレクトロン様より多大なる支援を頂いたと。。。ありがとうございました。

DSCN7870.JPG PS.のPS.のPS. 「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画には、続きがあり、夏休みに東京エレクトロンホールで、大がかりな企画が。まだHPに出てないようですが、とりあえず、去年の所にlinkを。。ちかいうちにまた、このHPから、広報したいと思います。少しお時間を。。。

 PS.のPS.のPS.のPS. 7/17(金), 17:00。先日、受講した児童の皆さんから、手紙を頂きました。今日が夏休み前の最後の日だったのですが、他のこともあり、返事がかけていません。すみません。何とか、夏休み中に届けて、学校に出る日には、手元にと思いますので。すこしお待ち下さい。それから、今頃気がついて申し訳ないのですが、仙台市立泉ヶ丘小学校のHPに渡辺の出前講義の記事を発見しました。このところ、出張続きで。ようやく落ち着いたので。。。遅くなってすみません。ありがとうございました。
 
 PS.のPS.のPS.のPS.のPS. 8/4(火) 13:30。研究科のHPに関連記事が掲載されました。あわせてご覧頂ければ、幸いです。

 

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