受粉反応の観察は、いろいろなやり方があるのかもしれないですが、渡辺の研究室で一般的に行っている、受粉しためしべをovernightで放置して、寒天にさして。翌日に、アルカリ、アニリンブルー染色をするというもの。夏も近くなり、たくさんの種類の花を見つけることもできるのかもしれないですが、今の時期はちょうど梅雨。そんなこともあり、実験道具と数種類の花を持ち込んでの、実験手法の伝授になりました。花粉をかけるところは、実習して、そのあとの染色、観察するスライドグラス作成は、最後の包埋のところだけ。最近の花は品種改良が進み、雌しべ、おしべが変化したような、八重咲きのものもあれば、。。という感じで、まずは、おしべと雌しべの識別から。翌日は、土曜日なのですが、授業もあるとか。。。やっぱり、土曜日、半ドンがよいなと。放課後には、包埋の作業をということでした。夏休みまでに実験をして、スライドグラスの観察で、渡辺の研究室に来てください。楽しみにしております。
渡辺の担当ではありませんが、工学部の安藤先生が指導される生徒さんとも、「プラズマ」というテーマで何ができるのか、他領域との融合など、議論の時間がとれました。ありがとうございました。よりよい形で、こちらも進んでくれればと思います。
最後に、昨年来訪問するたびにお世話になっている、生物の菅野先生と秋に向けてのSSHとの連携というか、出前講義での訪問のことなども、打ち合わせできたのは、何よりでした。不思議なひとのつながりについても、ひとしきり話ができ、また、実験室に入ってきた「ハチ」のような昆虫の採集の技も拝見でき。感動ものでした。さらに、今月末に予定している、東北大のオープンキャンパスで、希望者を募って、渡辺の研究室にも来て頂けるとか。ありがとうございました。
わたなべしるす