東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年11月の記事です。

【出前講義】第39回理科研究会「科学が好きな子どもを育てる」パネリスト(11/28)

2014年11月30日 (日)

 一時期の忙しさというか、脳みそを含めた「破綻」状況から少し落ち着いて物事を考えるようになりつつあるのですが、それでも。。。というか、気がついたら、11月も終わり。週明けから12月。困ったほど時間の流れが速くて。。。今年も残り30日ちょっと。どうしたものかと、頭を抱えます。というか、今年も年末年始がない状態になるような。。。そういえば、そんな休みとか、仕事のあとに持ち帰ってやる仕事を「持ち帰り残業」と言うとか。テレビでそんなことを。。よい悪いを別にして、これをやめろと言われると。。。さらに、破綻が加速するような。。。本当にどうしたらよいのか。potentialの問題なのでしょうか。。。

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DSCN5291.JPG 今月最後の出前講義は愛媛県今治市。渡辺が高校生まで過ごした町であり、ここ数年、ふるさと出前授業をやっているところ。ここ数年年間、10件を超えるようになった「ふるさと出前授業」きっかけは、2007年に今治市立常盤小学校。その当時、理科を教えるすごい先生がいらして、その先生が今は、富田小学校の教頭先生をされている、村上先生。今年も6月に出前講義で伺いました。当時、もう1件の出前講義もあわせてアレンジ頂いたのが、当時の教頭先生で、現在の今治小学校の高橋校長先生。その当時から、アレンジではお世話になり、今に至っているのだなと。。。懐かしいその常盤小学校に6月に出前講義で伺ったとき、11月終わりに、理科研究会があるので、シンポジウムのパネリストをお願いできませんかと。渡邊校長先生から。よくできていて、この日程をうまく確保できたこともあって、「科学が好きな子どもを育てる」と題した第39回理科研究会が常盤小学校への出前講義に。いわゆる、研究授業なので、授業を受けている児童、生徒の皆さんはかなり緊張していたのでは。。というか、研究授業の渡辺にとってのイメージは、いつもよりちゃんとしていないと、研究授業のあとで、先生から怒られるというか、大変だったと言うイメージしかなくて。。。また、いつもは、出前講義で伺うときは、渡辺はやりたい放題というか、しゃべりたいことを講義をしていて、小中学校で授業をされている先生方は、大変だなと。

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DSCN5286.JPG そんな授業をされている先生方を4パターン、拝見。背景には、生活科から理科へどの様に連結するのか。。。さらに、小学校の理科から中学校の理科に発展させるのか。難しい問題だなと。。。生活科というのは、渡辺が小学校を卒業してからできた科目。1, 2年生の理科と社会の融合したもの。と言うイメージしかなくて。。。何を1, 2年生の理科、社会で何を勉強していたのか。。思い出せません。アサガオを育てて、夏休み前に持って帰るのが大変だったことだけは、覚えているのですが。そんな中ではじめて、生活科の授業を初めて拝見。身近なものを使って、おもちゃを作る。そういえば、小学校5, 6年生の時に、スーパーカー消しゴムが流行っていて、机の上でボールペンのバネを使って、動く距離を競ったり。あと、ストローをつないで、何本つないで、牛乳を飲むことができるのか。。。もちろん、こんなことをして、よく怒られたわけですが。楽しくいろいろなものを作るのは大事なこと。ただ、そこから何を学ぶのか。少し考えさせられました。もっと小さな子供の時代にちゃんと外で、いろいろな遊びをやっておくことが大事なのかなと。。。

DSCN5288.JPGDSCN5287.JPG 1コマ目前半は、生活科でものづくり。生活科のなかった渡辺には、どうもイメージができず。ただ、子供時代にいろいろなことをして遊ぶと言うことを経験しておくこと、それはとても重要なこと。もちろん、できれば外で。学校までの道のりは片道2km。それを歩いて、集団登校で。6年生の先輩が一番先頭。5年生が一番最後。1年生の時、先輩たちについて行くのが精一杯。ただ、これは学校へ登校するとき。帰り道は、友達とかといろいろな道草をして。その道草の遊び方も場合によっては、同じくらいの時間に終わる先輩たちから、教えてもらったのを思い出した。むぎぶえ、まめぶえ、これが最初は難しいもの。なかなか音が出ず。。。先輩のをもらってやると、ちゃんと音が出る。そんなたくさんの遊びを通じての経験が大事だったんだろうなと。

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Tokiwa-Sony-1128-01.JPG 後半は、4年生の物質の三態。水を沸騰させる。沸騰は学校だけでなく、普段から見ていること。また、液体から気体になると、何倍だったか、忘れましたが、気体となり、体積は膨張。気体の出口に風船をつけると、ふくらむわけです。では、こんなことをしたら、何が起きるのか、。。。子供の頃から、火遊びは怒られる原因でした。火事は何より危ないですし、火を使うと言うことを覚えたHomo sapiensに任された責任というか。。。この実験するのを観察していて、ふと、何が危ないのか、もちろん、加熱していて、さわると熱いこと。あと、膨張した風船が破裂するかも。。。くらいでしょうか。思いついたのは。もっと他にも危ないこと、こけたときに、器具がひっくり返ると。など、いろいろ考えることはあるはず。それは、研究室で実験をしていても、ありえること。何より、危険察知能力というか、何が起きるかわからないと言うことを考えるのは、大事なのだと。そういえば、今は危なくてやらないそうですが、水の電気分解で生じる「酸素」、「水素」の気体を混ぜて、火をつければ。。。大きな爆発になるわけで。。。渡辺の小学校の時にも、量を制限して、入れた袋の上に砂山を作って、遠く離れたところから、点火。近くで見たい子供たちに「ここまで下がるように!!!」と言って、実験をしてくれた理科の先生。離れていてもそのすごさは実感できたのを思い出しました。そんなことをしたり、外で遊びながら、いろいろ危険な目に遭いそうになることを経験して、大きくなったのだなと。。。ふと、そんなことを。

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DSCN5296.JPG 1コマ目前半は3年生の空き缶と輪ゴムと何だったろうか。そんなのを使って矢を飛ばす。危ないと言われつつも、募金の赤い羽根を使って壁とか、木に立てる、ダーツのようなことをしていた渡辺のことも時代。もちろん、それだけでは、スピード感がないので、さらにそれをもっとすごくするには、どうしたらよいか。ここには書けないような工夫をいっぱい。実験をしていて、力のある子は引っ張るのは大丈夫。遠くまで飛ばしていました。渡辺なら、。。。そうはいかないかったような。そんな時、となりの人がちょっと大変そうだなと思って、もってあげれば、飛ばすための機械の基礎は固まるわけで。。。ずいぶん飛ぶ距離は違うような。こんな助け合いというか、一緒に実験すること。それが、将来の共同研究とか、そんなことにつながるのではと。ふと、そんなことを。。。

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Tokiwa-Sony-1128-03.JPG 後半は、日吉中学校に移動して、中学校1年生の沸点が違うものを分けるという実験。蒸溜というのでしょうか。授業の前半を見てなかったのですが、水とアルコールの混合物を分ける実験を最初は、自由な発想でやったとか。温度を上げすぎると、つまり、ガスバーナーをつけっぱなしにしたら。。。中学生時代、そんなことを考えていたのか、。。。どうも、イメージがわかなかったのは、中学生時代の理科の先生を思い出さないからだろうか。。。しばらく考えていたが、どうも思い出せないまま、。。。。沸騰温度をそれぞれの物資の温度に合わせるので、うまく分けることができる。大学では農学科で農芸化学科でなかったので、化学系の実験はほとんどないというか、。。なんとなく、イメージはできても、では、できるかというと。タンパク質を分けるのも、分子量、電荷、疎水性などいろいろに工夫して分けるわけで。こんなところに、「ものとり」の原点があったとは。こんな実験を見ているとき、中学校1年生と言えば、去年は小学校6年生。いくつかの小学校で出前講義をしたときに、手を上げてこたえてくれていたような方が、成長しているのを見て。。。なんというか。。。何ともいえない気持ちで。また、そうした生徒さんたちがガスバーナーを使いながら、蒸留をしながら、加熱しないとき、「炎を赤にして見えるように工夫」していたのは、niceでした。

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Tokiwa-Sony-1128-05.JPG 午後の最初は、生活科から理科へ、小学校から中学校へと言う2つの分科会を半分ずつ拝見。授業時の様々なポイントについて、意見交換。たくさんの質がなされていたのを見て、よく考えると、この研究会、39回目。ということは、渡辺が小学校時代からあったもの。こうした理科の先生方のその当時からの心配りがあったからこそ、今の渡辺がいるのだなと。そんなことも考えさせられました。というか、その当時の先生方に感謝でした。

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Tokiwa-Sony-1128-08.JPG 最後は全体会。開会式では、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・渡邊和志校長先生から、理科教育における「挑戦する心」の大切さをホンダのF1レースへの挑戦を例にして。。。たしかに、理論・技術を実践してみると、うまくいかないこともたくさんあること。実験をひたすらやっていた大学院生時代を思い出せてくれ、また、Natureへの論文掲載にチャレンジしないといけないなと。。。続いて、今治市教育委員会教育長・高橋実樹様より、この活動が40年という長きにわたって続いたことの大事さを。また、このあとのパネリストの丁寧なご紹介も。ありがとうございました。さて、シンポジウムでは、パネリストから最初に自己紹介。コーディネーターは東予教育事務所・原田指導主事、パネリストには、早稲田大・露木教授、新来島どっく・片岡課長、常盤小・小堀理科主任に、渡辺を加えた4名で。それぞれの方からこれまでの取組などをご紹介。

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Tokiwa-Sony-1128-11.JPG 片岡課長からは、造船にペンギン、マグロをモデルとしたバイオミメティクスが造船に応用されていると。また、造船の設計をするためには、遺伝的アルゴリズムを活用していると。研究授業へのコメントでは、それぞれのパネリストの専門が活かされ、。。。空力抵抗を計算して、矢を飛ばすと言う話が。。このあたりが研究者だなと。渡辺も実験をしている児童、生徒の皆さんにずいぶん話しかけたり、手伝ったり、でしたので。最後は、小・中学校理科教育への提言。それぞれの立場から、これはと言うことがたくさんありました。渡辺からは、今治の理科専科、今治自然科学教室、これはと言う子供さんとの出会いなど、いくつか継承してほしいことと言うか、そんなことを話して。。。何かの参考になればと。他の先生方からの記事は、ここにうまく書けず、申し訳ありません。渡辺にはよい刺激になり、これからアウトリーチ活動に活かしていけると思いました。ありがとうございました。

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DSCN5318.JPG 閉会行事では、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・越智誠・朝倉小学校校長先生から、今日の理科教育研究会から学んだことなど、この記事を書く頃には、すっかり内容を失念で、。。すみません。。。。

 最後になりましたが、今回の企画をされ、パネリストをお願い頂きました、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・渡邊和志校長先生をはじめとする関係の皆様にお礼申し上げます。また、何より会場の運営など様々な点にご配慮頂きました、常盤小学校の皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度以降もお世話になれればと。。。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 被災地の復旧についてのご配慮を頂きました。沿岸部はまだ仮設住宅という状況で。何とかしないといけない、そんなことを改めて、思い出させてくれました。遠く離れた愛媛・今治からも心がけて頂いているのだなと。ありがとうございました。

DSCN5322.JPG PS.のPS. 研究会の合間での雑談の中で、今治市内では今も行われている「集団登校」についての議論が。そういえば、仙台では、そんなことは行われておらず、それぞれが学校に行っているのをlabに出かけるときに見かけます。それぞれによいところはあるのだと思いますが、集団登校は、先輩がメンターとして、後輩たちを学校までの道のりにどんなことがあるか、また、後輩たちの調子というか、そんなことも気にかけながら。そんな姿を後輩たちは見て、先輩になるのだと。そんなことを考えると、とても大事というか、niceなsystemだと。そんなことを思い返したのでした。これからも長く継続することを祈りつつ。お世話になった先輩を思い出しながら。

 PS.のPS.のPS. シンポジウムが終わったあと、先にも書いた、初めての出前講義でお世話になった現、富田小学校・村上教頭先生が出張をおえて、会場に駆けつけて頂きました。ありがとうございました。これからも厳しくご指導頂ければ、幸いです。よろしくお願いいたします。

 PS.のPS.のPS.のPS. この出前講義のあと、参加の先生方との交流会。その翌日は、市内の高校の先生と出前講義、実験等の打合せで終日時間をとられて。。。そんなで、この記事のuploadがずいぶん遅くなりました。お許し下さい。。。

DSCN5329.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS. この記事を書いているのは、日曜日。ふとしたことで、地元の愛媛新聞を手に取ると。。。1面の左隅に「道標」の記事が。。。2年前になるでしょうか。11回の連載を5週間おきに。大変だったこと、ただ、文章をうまく納めると言うことなども学ぶことができて。。。そんな懐かしいものに、また出会うとは。。。不思議なご縁の今回の出張でした。

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ゴロゴロを横目に。

2014年11月28日 (金)

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
寒さがますと動くのが億劫になり、ついついヒータの前でゴロゴロ。
今日はこんなゴロゴロ母さんを横目にシャキシャキ活動している方々を紹介します。
まずは、我が家の白菜さん'S
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我が家にやってきたのはこんな可愛らしい時期でした。
展開ゼミ用に一歩先に研究室の温室で育てられていた苗です。
ズボラな私に育てられるだろうかと不安になりながら持ち帰ってきたミニ白菜ですが、
今やこんなに大きくなりました。
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土が乾いた頃にたまーに水をあげるというこの絶妙な間隔がズボラな私にマッチした模様。
寒さに強いので外に出しっぱなしでもOKという点がまたGOOD!
寒さに負けずもっとおおきくな〜れ!白菜さん'S !!

つぎに紹介するのは我が家の虫くん'S
我が家にやってきたのはこんなかっこいい時期でした。
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夏が過ぎ、忘れ去られた様に放置されていた飼育ケースの中にうごめく彼ら。
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何匹いるのかは不明ですが、世代交代した彼らは来年の夏に向けてせっせと土を食べ大きくなっています。
来年の夏にまた会おうね!



最後の登場はJUMPING BEANS

トウダイクサ科メキシコトビマメ属に属する潅木の種子です。
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我が家の主の出張土産としてやってきた彼らは、その名の通りジャンプします。
その正体は豆の中に寄生している蛾の幼虫。
中の幼虫が動く→豆がジャンプという流れのようです。
小さなケースの中に入っているので、跳ね回ると「カチカチ」と算盤の珠を弾いている様な音がします。
一匹が跳ねると連鎖的に他の豆も跳ねるようで、夜中も休まず金勘定しているもよう。
ちょっと楽しい音楽会でしたが、暖かい部屋の中に置いていたので
成長した数匹が成虫になり、、、ケースの中が鱗粉まみれ。
鱗粉がちょっと苦手な母さん。このケースをどうしたものか思案中。
BEANくん達、、、余り大きくならないでね!


こんな感じにゴロゴロ母さんが休む間もしっかり活動している方々立派です。
母さんも少しは見習わなきゃ。

いとう

(おまけ)
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ちょっと日が射すとやりたくなるらしい我が子達。
母さんの様にゴロゴロしているよりかマシ?かもしれないけれど。
「たこ」ってなによ?!
虫眼鏡で太陽だけは見ないでね。

     

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【学会発表】第37回日本分子生物学会年会ワークショップ「動植物における生殖戦略とその分子基盤」オーガナイザー(11/26)

2014年11月26日 (水)

 学会でのワークショップ、シンポジウムのお世話をするのも久しぶり。この前がいつだったのか。以前はそんなおはちがよく回ってきていたのですが。。。といっても、年度末にも別の学会で、お世話役が。。。平均的なものでなく、平均的でないものなのかも知れないと。今回は、日本分子生物学会年会ワークショップ「動植物における生殖戦略とその分子基盤」のオーガナイザー。これまでは、植物に限るということがほとんどでしたので。たまに、動物の方の話を聞くという程度で。。。これをうまくまとめることができるのか。。。

DSCN5267.JPG 発表の内容は動植物で多様であり、「生殖と言う側面」ですが、解析手法、切り口も多様で(key wordとしては、自家不和合性、活性酸素、倍数性、性染色体、、花粉管ガイダンス)。。。こうした多様な戦略があるからこそ、多様性のある動植物ができたのだろうと。一方、共通性としては、「遺伝子重複」、「エピジェネティックな遺伝子発現制御」、「遺伝子不活化」、などと言うのがあるのかなと。こうした共通戦略をさらに理解することで、動植物の生殖がまた違った側面から見えるのではないかと。。。

 また、技術的には、NGSがずいぶんいろいろな場面に使われるようになり、使う場面を考え、工夫することも今後の重要な問題・展開になるのだろうと。。。また、真に機能解析するためには、CRISPR-Cas9のようなシステムでの解析を求められる時代になっただろう。大変な時代になったものだなと思うともに、技術的には恵まれているのかなと。。。ふと、そんなことを。。。さらに、異分野融合もこれからのkey factorになるだろうというか、必須だろうと。。最後になりましたが、一緒に座長を頂きました、遺伝研・北野先生、セッションで発表頂いた多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. 倍数性、異質・同質のちがいをこちらが間違って発言して。。。まだまだ、勉強不足だなと。

 PS.のPS. 会場でいろいろな方にお目にかかったり、議論したりしましたが、labの卒業生の前田君がポスター発表を。研究者のためのバイオリソース情報総合サイト。linkを入れてみました。お時間の許す方、使ってみてはいかがでしょうか。。。

DSCN5279.JPG PS.

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天秤、便利、それぞれ。。(11/25)

2014年11月25日 (火)

 普段使っている電子天秤。スイッチを入れて、薬包紙をおく。その薬包紙の重さを引くために、ボタンを押せば、ゼロ補正がされ、あとは、必要な薬品などを必要量載せ、液晶の数字を見ればよい。昔というか、小学校の使っていたのは、分銅を載せて、重さを量るタイプ。上皿天秤というのだったような。あと、違うタイプの天秤は子供頃に朝捕れた魚を行商に来ていたおばちゃんが使っていた、竿におもりと魚を載せる皿があるタイプ(このlinkの最後の所に、今治市での写真とあったのは、びっくり)。こんな古いものから、新しいものをふと考えたのも、学会での器機展示というか、器機の発展の歴史のポスターを見たからかも。。。便利になるのはよいこと。ただ、それの理屈がわからないと、もちろん使えるが、なぜと言うことを考えなくなるのでは。。。そういえば、とあるブースの説明で、いろいろなものができていたり、カスタムでできるので、自分で工夫をした昔が懐かしいと。。。これに納得できた自分は、年をとってしまったのだろうか。。。

DSCN5269.JPG そんな学会。普段なかなかお目にかかることのない方と話をして、新しいプログラム、プロジェクトの話もできたりする。netが整備された時代とはいえ、面と向かって話すことは大事。まさにアナログ。本もそうかも知れない。論文はほとんど、pdfで読む。論文が掲載されている冊子全体をめくることは、まずない。。。読みたいと思わないところのページに、おもしろい図版があったり、へー!!と思うような記事があったり。効率を考えると、pdfの方が便利かも知れないが。。。ただ、とある先生と話をしていて、netができて便利なったかも知れないが、その分、そのnetに使われる時間が増えたと。。。確かに。何を持って、便利とするのか。。。何とも難しい。

 そんな便利にしても、何が必要なのかを考えることが必要なのでは。netで検索をするにしても、検索に使う単語をどの様に工夫するかで、出てくる答えは違う。今なら、検索に経費はかからないが、学生の頃に、BIOSISという大型計算機上で動く論文検索ソフトのようなものがあった。最初の頃は、経費はかからなかったが、最後には、出力に使う論文件数に対して、いくらという経費が生じてきて、何の単語を入れるのか、単に自家不和合性という「self-incompatibility」と言う単語だけでは、だめと。。。そんな検索にせよ、時間をどう使うという工夫も結局は人それぞれ。そんな時、先日お目にかかった害虫研の松田先生から頂いた書き物のタイトルをふと思い出した。「蓼食う虫も好き好き」と。タデ科には、ソバとか、アイもあるとか。藍染めのアイである。子供の頃に食べたイタドリ、あとは、実験に使った、エゾノギシギシ。それぞれかも知れないが、いずれ、大事なことは考えること。そんなことを考えさせられた1日であった。

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 わたなべしるす

 PS. 「科学者の卵養成講座」、最初のコンセプトは、出る杭を育てると言うことだったような。科学の分野で。それに近いものが、芸術の世界でもとか。。。科学と芸術、中世には今より近い存在だったような。。。そう考えれば。。。

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金曜日から今日の事.内容モリモリ

2014年11月25日 (火)

こんにちは.一昨日の夜から昨日丸一日かけて家の(大)掃除を行いました,M1イワモトです.
昨日は衣替えと衣類の整理をするため洗濯機を4回稼働させましたが,干す所がキャパオーバーしてしまった上,今日は天気も悪く洗濯物は乾きそうもありません.困りました.
そんな僕が今回書かせて頂くことは,ナベさんナベモトさん,そして増子さんが以前に書いてくださった内容に重複します.増子さんの序章の流れに則り,構成は以下の様になっています.
一章.宇宙・生殖 VS 地圏・分子
二章.宇宙・生殖 VS ゲノム
三章.宇宙・生殖 VS 情報
終章.イワモト宇宙へ
あとがき.141122‐23 SSH・サイエンスリサーチ
著者紹介

一章<宇宙・生殖 VS 地圏・分子>
宇宙生殖の連合チームの第一試合です.先に一言申しておきましょう.
「申し訳ございませんでした!!」
私はピッチャーをやらせて頂きましたが・・・・・・・自分の度胸の小ささを思い知りました(-_-;)
そして,試合は負けました.

DSC_5739.JPG二章<宇宙・生殖 VS ゲノム>
いつもお世話になっているゲノムの方との試合,この試合に向けてピッチング練習していましたが,第一試合での心の傷が深く僕はレフトの守備位置につきます(逃げます).
この試合ではランニングキャッチをご披露しました(自画自賛プレーですww).第一試合での悪い印象を消し飛ばすこともでき宇宙の人との距離も縮まりましたが,試合は負けました.写真はホームに帰って来てハイタッチをする僕.

DSC_5811.JPG三章<宇宙・生殖 VS 情報>
この試合では前までの試合で打席に立っていなかった女性陣が攻撃に参加しました.生殖からも坂園さんや三苫さんが打席に立ちました.結果は・・・・・柵越えのHR・・・・だった気がします.試合は負けてしまいました.

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つまり三戦全敗です.順位は4位です.ですが,新しい研究室の人と仲良くなれて楽しかったです.

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終章<イワモト宇宙へ>
ソフトボールの後は打ち上げが開催され.旧遺生研全体でまとまって飲む前に各研究室で1次会が行われました.しかし,生殖の方々は諸事情によりいらっしゃりません.したがって,私は単身で1次会の宇宙の飲み会に参加してきました.

DSCN1074.JPGあとがき.<141122‐23 SSH・サイエンスリサーチ>
ソフトボールの次の日は高校生がラボ訪問にいらっしゃいました.二日間お疲れ様でした.ナベモトさんも先に書いていましたが,熱心にメモや写真を撮る姿に関心しました.まだ,高校2年生で植物に興味のある方は少ないようでしたが,植物に興味が湧いたらナベ研の事を思いだして下さいね.
あと,蛇足ですが,休み時間での友達との会話の中で関西弁を使ってしゃべる光景は新鮮でした.脱線しましたが2日間一緒に過ごせて僕も楽しかったです.ありがとうございました.

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著者紹介
著者は最近ツイている.具体例を挙げるならばチョコボールのエンゼル君だ.著者は最近チョコボールを3買い銀のエンゼル君を2つ出すという強運ぶりを発揮している.そして今日新たにチョコボールを6つ程買って銀のエンゼルを当ててやろうと考えた.
しかし,ナベモト氏とお昼を買いにコンビニに行くと事件が起きた.
ナベモト氏「知ってる~.当たりって見分けられるんだよ~」
チョコボールを選ぶモト氏.レジに並ぶモト氏.開封するモト氏.ドヤ顔のモト氏.
なんだか夢が壊された.ともあれ,後2つでエンゼル君が5枚.

DSCN1089.JPGDSCN1088.JPGPS.
ナベサンが昨日から長期出張に出かけています.お気を付けて行ってきてください.

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