19年度が今日で終わりです。
特に大きな事件もなく、可もなく不可もない1年だったように思います。明日、4/1からは20年度です。新しい年度には、ぜひ、新しいメンバーにも加わっていただき、今まで以上に研究を発展できればと思います。
自家不和合性、耐冷性、small RNAなどいくつかのトピックで来年度は、論文発表ができればと思います。PD、院生の皆さんだけでなく、共同研究先の先生方とも連携して、と思っております。
今年度お世話になったみなさまに感謝するとともに、新しい年度も、よろしくお願いします。
わたなべしるす
2008年3月の記事です。
今日で今年度も終わりです。
2008年3月31日 (月)
20年度に向けて、新規大学院生募集
2008年3月17日 (月)
つい先日まで、三寒四温で、春は遠いと思っていたら、あっという間に菜の花が咲いて、実験のシーズンになりました。菜の花がたくさん咲き始める来月には、イネの材料の準備です。春、夏、秋と季節が変わって、サンプルがあるのは、良いことだと思います。
さて、前置きはこれくらいにして。topページにもあるとおり、5/10-11でopen labがあります。現在、3年生で新しく心機一転、大学院をかえてという方、ぜひ、お越しください。5/10の午前中は、研究科全体の説明会です。生命科学の大学院生向けの、全体の説明があります。午前中からですので、時間のない方は、午後から、直接、渡辺の研究室までお越しください。もし、あらかじめ来る時間などがある場合には、渡辺まで連絡してください。連絡先などは、渡辺のweb siteの中に、連絡するサイトがありますので。
https://www.ige.tohoku.ac.jp/cgi-bin/watanabe/contact/
研究室では、アブラナ科植物の自家不和合性、イネの耐冷性の分子機構、植物の生殖器官特異的に機能するsmall RNAなどについて、研究を展開しています。渡辺だけでなく、当日は、大学院生、博士研究員もいますので、様々な立場からお話が聞けると思いますので。
詳しい説明は、topページから、ぜひ、ご覧ください。しばらくは、News relaseからご覧ください。近いうちにtopに目立つようにしますので。
では、5月の菜の花のシーズン、田植えのシーズンにお待ちしております。
わたなべしるす。
COE成果報告会
2008年3月 4日 (火)
皆様、こんにちは。岩手大学COEプロジェクト『熱ー生命システム相関学拠点創成 --生物の寒冷適応機構をモデルとしてー』の博士研究員として、渡辺先生の研究室に所属させていただいている風間です。
先日、COEプロジェクトの2007年度研究報告会が岩手大学で開催されたので、冬の盛岡へ出張して参りました。仙台以北の冬は、未体験な上に、今年は例年よりも寒さがきびしいのでドキドキでした。今回は、研究報告会ということで、研究員、RAの学生さんが、今年度の結果をプレゼンして、議論をするのが目的でした。
このプログラムでは、タイトルからも分かる通り、低温に対するさまざまな植物の反応、防御などを研究しております。扱っている植物も、シロイヌナズナ・ザゼンソウ・イネと、バラエティに富んでいます。特に、ザゼンソウなどは外気温に反応して発熱する器官を持っていることが知られており、そのシステムの解明への研究はこのプログラムの大きな柱となっています。さらに、発熱の制御をモニタリングすることで、工学面への応用も目指しており、興味深いです。このように、さまざまな研究分野の研究者が、議論をすることはそうないので、毎年一回、有意義な時間を過ごしています。
一方、冬の盛岡を満喫できたかと言うと、そうでもなかったです。。。ほとんど一日中建物の中にいたので、寒さも感じることなく、寒さが緩んで来た仙台へ戻ってきました。写真は、岩手大学といえば、宮沢賢治というわけで、宮沢賢治も在籍した旧盛岡高等農林学校本館です。現在は、岩手大学農学部附属の農業教育資料館となっているようです。その周辺の植物園なども、さまざまな植物が植えられていて、なかなか楽しいです。