東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2008年12月の記事です。

2008年の終わりに。

2008年12月31日 (水)

 年も押し迫り、仙台も大雪となり、冬らしくなってきました。今年の春先には、大冷害という予想もありましたが、平年並みの作柄でしたし、総じて、作物のできは良かった1年でした。地球全体では、経済が不安定になったのも事実です。これが、教育研究面に直結した影響は現れてないですが、そうしたことがなく、この不安定感を解決できるような研究ができればと思った1年でした。

 研究面では、ようやく仙台でのプロジェクトも安定して行われるようになり、6つの論文を発表し、3つの書物に執筆しました。これもひとえに、共同研究を行っていただいた方々、研究室のメンバーのおかげです。この場を借りて、お礼を申し上げるとともに、来年も引き続き、共同研究をより幅広く展開できればと思います。よろしくお願いします。もちろん、よりインパクトのある論文を世に発表するのは、今年以上に意識をしたいと思っております。

 教育面では、30回、60時間を超える出前講義を小中高で行ってきました。北は青森県、南は沖縄県で行い、教育に対する取り組みなど、こちらも多くの刺激を頂きました。また、来年もより多くの社会貢献を行うことができればと思います。出前講義を行った小中高で、こちらの講義のことを紹介してくれているweb siteを見つけました。紹介を兼ねて、お礼申し上げます。

http://fukuko.net/SSH/index.php?active_action=journal_view_main_detail&post_id=453&block_id=50&comment_flag=1#_50

http://matsuyamaminami-h.esnet.ed.jp/gakkou-seikatu/ssh/pdf/ssh08-09.pdf

http://www2.sendai-c.ed.jp/~nanashou/ppblog/pp_blog/index.php?mode=show&date=20081111

http://www.sendai-c.ed.jp/~yosinari-el/koutyou_blog/index.php?date=20081130&offset=5&display=box

 子年らしく、走ることが多かった1年でした。来年は、丑年らしく、猛牛のように、大きな展開をできればと思う大晦日でした。ということで、皆様、よいお年をお迎えください。

わたなべしるす、2008年、大晦日

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2008忘年会

2008年12月31日 (水)

あっという間に年末、最終日です。
仙台は吹雪いたり晴れたりの変な陽気で、表は真っ白な雪景色。
年が明ける前に積もるような雪は仙台では珍しいことです。
気が付けばレコード大賞が終わっていました。
新人賞はジェロ、大賞はEXILEだそう。
海雪、聞きたかったなあ。。。
今日、紅白でじっくり聞く予定です。
あ、大橋のぞみちゃんと藤岡藤巻のポニョの歌も楽しみです。

さて、そんな先日12月25日、2008年の忘年会が行われました。
今回は、国分町の入り口、広瀬通の"手羽一郎"にて。
某兄弟船で有名な兄貴を思い出します。
なんと手羽食べ放題、飲み放題コースでした!
スパイスが効いた外かりかり、中じんわりの手羽はやみつきの旨さ。
しかも、おかわり自由という素晴しいシステム。
会場の隅々まで色々と気を遣って頑張ってくれた菅野グループの今野くん、ナイス幹事!
お疲れ様でした!

ちりとり鍋、お刺身、手羽先に舌鼓を打ちながら、一年間の苦労を忘れた一同でした。

今年も色々なことがありました。
なんとかやってこれたのも周りの方々のサポートがあったからこそ。
本当に恵まれてるなあ。。。としみじみ思います。
お世話になった全ての方々に感謝しながら、今年最後の日を迎えています。

また来年もよろしくご指導ご鞭撻のほど、お願いいたします!!


増子

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育てるのは、100年。。。。

2008年12月22日 (月)

昨日は、冬至であったとか。今日は、ほとんど真冬日に近い寒さでした。。今年の出張、出前講義も終わり、残してある雑用を片付けなくてはと思います。

そういえば、何かの書物に「賢者は歴史に学ぶ。。。。」とか言う一節があったのを思い出しています。歴史の中には、今の時代を生き抜くために重要なことがたくさん含まれているのでしょう。そのためにも、今までにあった歴史を今一度、大切にしなくてはいけないのでしょうし、その歴史の中の真実を知ることは、とても大切なことなのかもしれません。

歴史の生き証人といえば、樹木がそうなのかもしれません。何も言わず、その場所に育っていますが、誰よりも、歴史の流れを見てきたのだと思っています。研究室の隣には、仙台でも一番大きいと言われているいちょうの木があります。イチョウは、雌雄が別の樹木なので、そのイチョウは、雄の樹です。そこから、5mほど離れたところにあった雌の木は、その樹から比べれば、ずいぶんと小さかったかもしれないですが、ご近所の方も、ぎんなん拾いを楽しみにされていたものでした。

何事でもそうかもしれないですが、育てるのには、大変時間がかかります。それをなくしたり、除いたりするのは一瞬です。樹齢何十年というものがまた、そこにできるまでに、世の中がよい方向になっているのを祈るばかりでした。。。。。

わたなべしるす

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工学院大学附属中学・高等学校で出前講義(12/16)

2008年12月22日 (月)

2008年最後の出前講義は、工学院大学附属中学・高等学校で、中学3年生を対象に、「植物の生殖・アブラナ科植物の多様性」について講義をしました。

出前講義を始めて、3年あまりですが、中学生に講義をするのは、はじめてでした。東京の八王子といえど、都会。植物の花の写真をいくつか見せましたが、なかなか出てこなかったのは、やはり、地域性を感じました。これがきっかけとなって、植物に興味を持ってもらえるようになればと思いました。

今年もずいぶんたくさんの出前講義を行い、様々な生徒と出会え、話ができたのは幸いです。何より、そこに、東北大というtermで人のつながりがあったのは、とても不思議でした。

その意味でも、ぜひ、ここで講義で出会えた生徒と将来、研究ができればと思います。

わたなべしるす

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第2回引越し終了

2008年12月 9日 (火)

拝啓

TVからFNS歌謡祭が流れてくるともう年の瀬だなあと思う今日この頃、如何お過ごしですか。
今日で、師走も約1/3終了です。
師走の名の通り、渡辺先生は今月も大変お忙しそうで、メンバーは密かに体調を心配しております。

さて、私事ですが、先日やっとスタッドレスタイヤに交換しました。
先週の土曜日の夜、道が凍り。。。
次の日慌てて換えに行きました。
師走には色々な別名がありますが、その中のひとつは"氷月(ひょうげつ)"と言うとか。
まったく、納得な寒さです。。。例年より寒い気がします。

閑話休題、耐震工事に伴う引越し第2回目が無事終了しました。
今回は、今まで仮住まいしていた3階の部屋から同じ階の工事が終わった部分への移動です。
高田技官のもと、いっせいに平行移動して先週の金曜日~今週の月曜日でほとんどが終了しました。
ここぞという時の機動力は、やっぱり凄いです。

添付した写真は今まで仮住まいしていた部屋(before)と、新しい仮住まい先(after)です。
新しい部屋はやはり気持ちが良く、住み着きたい気持ちに駆られますが。。。
ここも仮住まいですから4月には出て行かなくてはなりません。
ちょっと切ない冬の午後です。

来週からは今まで仮住まいしていた部屋を含むブロックが工事に入ります。
それが終了し、完全に新しい環境に移れるのは来年の4月になります。

師走のもうひとつの別名は"春待月(はるまちつき)"。
まだ見ぬ新しい春を、楽しみに待っています。
。。と、その前に忘年会ですね。ふふふ。

これから、ますますの冷え込みが予想されます。
皆様も、どうかお体ご自愛下さいませ。

敬具

2008年12月9日

増子 潤美

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