
ダイコンコンソーシアム研究指導と講義を行うということで、広島国泰寺高校へ伺いました。この高校は、第1期のSSHから活動していること、オオサンショウウオをモデルとしてゲノム研究を行っている、国際交流も活発と伺い、講義・意見交換を楽しみにしておりました。実験室には、多くの両生類がおり、また、大学の研究室を思わせる実験室もあり、感動しました。
講義では、ダイコンコンソーシアムをしているメンバーが中心ということもあり、自家不和合性、植物の生殖について、話をしました。自家不和合性というダイナミックな現象について、とても興味を持っていただきました。オオサンショウウオのゲノム解析をした実績で、ぜひ、自家不和合性の多様性にもトライしてほしいと思いました。講義の最後には、多くの生徒さんから、鋭い質問を多数頂き、レベルの高さを感じると共に、指導されている三浦先生をはじめとする先生方の熱意が、生徒さんたちの熱意となっているのを実感しました。
ダイコンの実験の方は、二十日大根を使って、まだ予備実験をseedlingを使って行っていましたが、いろいろな品種で、ストレスなどに対する応答のdataがでるのを楽しみにしております。
講義後の三浦先生との意見交換では、今後、また機会を見て、講義に伺えるということで、こちらも楽しみになりました。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 早速、昨日の講義について、ダイコンコンソーシアムのHPに記事が投稿されておりました。あわせてご覧ください。
http://daikon-c.com/activity/2009/10/29092825.php