昨年度から採択されたSSHコンソーシアムが、今年度から、コアSSHとして採択され、その運営指導員を仰せつかっていることもあり、花の咲いているシーズンであり、採種もできそうなシーズンと言うことから、そうした指導と、昨年度までの研究を外部で発表すると言うことで、ゴールデンウィークの谷間でしたが、先日の松山南高等学校と同じように、観察、ポスター作成の指導を行いました。両方の高校に行くことは難しいので、小松高校に集合してもらい、両校を指導しました。
高校生にとって、発表をまとめるというのは、どうしてもレポートのようになりがちで、実験をやった順番、全てのデータを使うと言うことになりがちで、それを論文というポスターにまとめるとき、どれが結論になり、最終的にどうまとめるのか、それに至るまでにどのデータを並べるのが、問題なのですが、そうしたトレーニングはしていないので、その感覚になれることに大変のようでした。
外での植物観察では、品種間で自家不和合性の程度が異なり、自然に放置していても、種が着きやすい系統、つきにくい系統があることを実感してもらいました。最後に、小松高校近隣の自制しているハマダイコンの様子も観察できました。ありがとうございました。種がうまく収穫できるのを楽しみにしております。
学会発表まで1ヶ月ほどですが、がんばって下さい。
わたなべしるす



わたなべしるす