東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

有機的連携、新たな研究の創造、その先にあるもの(3/1)

2011年3月 1日 (火)

 ことしも、1/6が終わってしまった。暦で、2月は逃げる、3月は去る、という。もう少ししたら、研究室のメンバーも入れ替わり、新しい体制になる。では、これまでに培ってきた研究室としての有機的連携という言葉がよいのかは不明であるが、連携はうまく継承されるのだろうか。もちろん、単に継承するだけでは、新しいことは始まらない。それこそ、内部だけでなく、これまでも広く行ってきた「共同研究」が、来年度23年度も重要であることは間違いない。この点は継承したい。

DSCN0365.JPG では、それを超える有機的連携という意味で、また、今、labで行っている研究を超えるような新しい研究の創造という点では、どうすればよいのか、頭を抱える。もちろん、これまでに内容は発想をし続けるしかない。時代に取り残されないと言うことかもしれない。出前講義に出かけると、講義のあとの感想文のようなものをいただき、それに対して返事を書いているが、その中にはこちらが驚かされるような発想や、小学生のレベルでこの講義を聴いてここまできちんと考えるのだと、。。。さて、自分がその当時、そこまで考えが至っていたであろうかと、反省をしたり、過去を振り返ったり。そういえば、歴史は繰り返すとも言う。。。

 あと1ヶ月で、今年度を振り返り、これで良かったのか、もっと何か新しいことができたのではないか。大きなミスをしていないかなど、labとしての営みとして、様々なことを考えてみたい。そうした、有機的連携である共同研究、それが生み出すであろう、新たな研究の創造の先に、何を見すえて、10年先がどうなるかを考える時間を作りたい。と思う、今日この頃である。


 わたなべしるす

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