東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】仙台市立七北田小学校・NSP七北田小サマー講座「子供が転んでも「ただ」では起きない人生を歩むためには---一(いち)科学者の子供時代を振り返って考える。。。---」(7/21)

2011年7月24日 (日)

 昨年に引き続き、七北田小学校・NSP(Nanakita Science Project)、七北田小サマー講座も、2年続けて、講師依頼があり、お引き受けしました。前日までの台風の関係で、ずいぶんと涼しくなり、空調もいらないような環境で講義をできたのは、何よりでした。

 昨年の内容は、「博士になろう」ということで、お話ししましたが、今年もキャリア教育ということで、保護者の方を対象にお話をしました。子供さんも一緒だったのですが、保護者向けの話にして、小さいうちに小さな失敗をすることは大切だ。遊びながら、勉強しながら、毎日の生活をしながら。また、小さい頃に覚えたことは、今でも忘れないことなので、小さい頃の体験は、とても大切だと。また、これまでの子供さんの興味などを書いてみて、将来を見据えてほしいと。

DSCN0885.JPG 講義が終わったあとに、ずいぶんと多くの質問をいただきました。ありがとうございました。自然の変化を感じ取れるように、また、自然に親しむことが、科学の芽を育てるのだと。自然の中でいろいろなことを見ることが、小学校時代の科学に親しむことだと。難しい化学式とか、反応式とかより。ずっと、あとになって大事だと。

 講義のあとに、5年生のイネの観察を理科の椎名先生、5年生の先生方と行いました。北海道の品種は、すでに出穂して、登熟も始まっていました。季節は流れているのだと実感しました。

 最後になりましたが、夏休み前の忙しい時期にお世話頂きました、内藤校長先生、理科の椎名先生、5年生の先生方をはじめとする七北田小学校の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。夏休み明けの元気な子どもたちにまた講義ができるのを楽しみにしています。


わたなべしるす

 PS. 出し物として、今回は、片平の桜の木についていた蝉の抜け殻を。子供さんたちにはよいお土産になったようです。
 
 七北田小学校のHPにも記事がありました。内藤校長先生ありがとうございました。

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