東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2013年を迎えて。。(1/1)

2013年1月 1日 (火)

 今年は静かなお正月です。天気もよく、大きく揺れることもなく。。震災復興二年目の幕開けにはふさわしいのではないかと。。。お正月のお祝いものと言うことで、町中の花屋さんで、「仏手柑」というのを見つけた。Citrus medica var. sarcodactylusというらしい。Wikiによると、シトロン(Citrus medica)の変種らしい。カンキツの見本園や遺伝資源としてみたことはあったが、手元にすることはなかった。カンキツは種が異なっても、雑種ができやすかったような。

DSCN5017.JPG 一年の計は元旦にありということもあるので、2013年の目標を。2012年に1年間、愛媛新聞に「道標」を記した。5 weekに1回というのは結構のプレッシャーであった。話題がかぶらないように、1,200字に納めると言うこと。落ちをつけると言うこと、などなど。文章を書くことは、サイエンスをすることの基本であるとともに、社会に出ても重要である。今年はぜひ、学生さんたちにHPに多くの文章を書いてもらうようにしたい。もちろん、日本語の文章だけでなく、研究をした成果を発表する論文は英語で、タイミングを逸することなく、迅速にと言うことを心がけたい。

 あとは、五感をフル活用するということだろうか。サイエンスをするだけでなく、生活をする上で、五感が研ぎ澄まされていることは重要である。観察をして、そのちょっとした変化に気がつくためには、五感 + 第六感というのも必要かもしれない。何となく、おかしいなという感覚を持つことである。この何となく不思議、おかしいという気持ちがサイエンスの始まりのような気がする。ぜひ、labのmemberには、この感覚を身につけてほしい。もちろん、渡辺自身もである。

 今年は余り欲張らず、基本に忠実に、着実に歩むこと、それを目標にlab全体が進歩するように、運営したいと思った、2013年の元旦であった。


 わたなべしるす

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