東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

San Diegoにて

2013年1月21日 (月)

先日のダイアリーでも紹介されていましたが,わたしも先週アメリカ・サンディエゴで開催された

Plant and Animal Genome(PAG)XXI に参加してきました.


開催場所であるSan Diegoはメキシコ近くの西海岸地域に位置しており,1月でも比較的温暖な

土地だそうです.滞在中は残念ながら気温があまり高くありませんでしたが,ずっと快晴で

気持ちのよい青空が楽しめました.

育っている植物も落葉した木本植物がある一方,色鮮やかな花をつけた植物も多く,とても不思議な風景でした.


IMG_2511.jpgのサムネール画像
プロテア:なんとも重量感あふれる花.


IMG_2400.jpgのサムネール画像
リュウゼツラン:ご存知テキーラの原料.花茎は高いものだと10mになるそう.


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ハナキリン:茎がトゲトゲしい多肉植物です.写真上では分かりませんが,

ここまで大きく育つとは知りませんでした.


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Brassica属と思われる植物もありました.



個人的に好きな多肉植物が多く育てられていたのが印象的でした.

そしてどれもサイズが非常に大きく,ひとりでこっそり興奮していました.



最終日前日にはタクシーを走らせお寿司を食べに行きました.


食べる前

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10分後

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なんだか旅行記のようになってしまいましたが,もちろん会議もしっかり聴いてきました.

PAG参加は初めてだったので前回の様子は詳しくないのですが,今回の発表を見る限り,

ゲノム情報の大量解析が一般的な手法になったと感じました.

ゲノム研究の進展は解析手法開発も含め,まさに日進月歩の勢いなのでしょうね.

今後は大量解析後のデータをいかに上手に扱うかが,研究者の腕の見せ所でしょうか.


国際会議は世界の研究動向について知ることのできる重要な場だと思います.

来年の会議ではどんな研究がトピックになっているのか,今から楽しみですね.


また,国際会議に参加するたびに英会話能力の重要性をひしひしと感じます.

以前にも増して能力が下がった気がするので,また勉強を再開しようと思います.



さか

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