東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【基礎ゼミ113】法学・佐藤経過報告(29)

2013年6月 7日 (金)

 おはようございます。法学部1年の佐藤聖人です。先日、図書館で興味深い本を見つけました。

 それは野菜の栽培について書かれた本ですが、一般的な農法と違う内容のものでした。水や肥料を最低限に控える栽培方法で、永田農法というそうです。早速、その方法を試しています。しかし、どうも上手くいっていないようです。レタスは子葉や本葉の一部が枯れてしまいました。オクラは芽を出したのですが、芽を開く前に枯れてしまったようです。その写真がこれです。

IMAG0037.jpg 一方、先月から育ててもらっている祖母の野菜はよく育っているようです。こちらも写真がこれです。黒の容器がレタスで、黄色の容器がオクラです。写真は先月のものですが、先に育て始めた僕の野菜よりもよく育っています。

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DSC_0186.JPG 野菜に与える水の量を含め、野菜の育て方を試行錯誤しながら、これからも育てていきたいです。

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渡辺コメント

 法学・佐藤さん、報告、ありがとうございます。新しいことにチャレンジしているようですね。植物、作物を育てていて、一番難しいのが、この水管理です。確かに水は最低限の方が、よいというのはあるかもしれません。渡辺もアブラナを育っていて、幼植物までは水をあげるようにします。あと、植え替えのあと。それから、花が咲く頃。この3つのstageは、たくさんの水がいるので。それ以外は、水をやるのを控えようとしますが、なかなか難しいです。終わったあとに、植木ばちから、植物体を引っ張って出すことができるくらい根っこが張っていれば、合格というか、よくできていると思います。コメントを見る限り、子葉が開く前のところは、やっぱり水は必要だと思います。そこは、ないと厳しいかと思います。まだ、種があれば、トライしてみてください。

 あと、対照実験というか、プロの農家であるおばあさんにお願いして、それと比較する。なかなかおもしろい試みですね。何が違うのか、一度、おばあさんにも植物の写真を見てもらうとか、試行錯誤してください。この試行錯誤は、どんなfieldでも大切なことですから。

 他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしるす
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