東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

休み、若手、結果(2/1)

2015年2月 1日 (日)

 正月前、その前からずいぶん、土日の仕事が多く、先週も岩手出張だった。おまけに昨日は23cmの積雪。。。今日が好天で気温が上がったこともあり、半分以上溶けてくれた。道路も見える限りは、溶けていた。そんな1月最後の日曜日。さすがに、たまった疲れが。。。いつだったかも書いたが、休むことも大事だと。。。そうそう、昨日の学生さんの記事にもそれに類したことが。。。そんなで、1日休養を。せっかくなので、雑事もほったからして、ぼーとしながら、雪が溶けるのを眺めたり。。。脳みその中も入れ替えることができたような。そんな意味では、ありがたい休みだった。休みと言えば、師匠の日向先生がよく言っていた。「うまくいっているときは、少し無理してもがんばって、でも、うまくいかないときは、少し考えて休みを取ること」と。。。うまくいかないわけではないが、。。。もちろん、休みを取らないと、疲れて、足下を雪にとられかねない。実際、23cmの積雪の中をあるくのは容易ではなかった。ただ、転ばなかったのだけは。。。積雪間もないからであろう。駐車場の積雪を雪かきをするとき、危うかった。。。年なのか、疲れなのか。。。ただ、一方で、危なくない範囲で、こけることはこけないと。こけた方が、安全なときもある。無理して「腱」をきったり、ひねったりするよりは。そのためにも、安全な転び方というか、そんなことは、小さい頃から、危なくない転び方を身につけることも大事だと思う。経験したことがないことは、急にその場面になると、簡単にできないものであるから。

DSCN5833.JPG いろいろな休みの取り方があるが、スポーツ観戦。解説者のコメントは時としてシビアなものがあるが、そのスポーツに限ったことではないような。。。「若手の世代から、その上の世代にどのようにつなぐのか、若手の世代をどのように育成するのか」と。。もちろん、教育研究でもそうであるが、スポーツだと、勝ち負けという結果でわかりやすい。世代毎に何を学び、何を習得するのか、さらに世代を上がる毎に、どうするのか。そのあたりは、スポーツの方が明確に確立されているような。「隣の芝生は青い」ということかもしれないが、いかに若手を育てるのか。。。その点ですごかったのは、戦後のプロ野球復興時の南海ホークスの「鶴岡一人監督」の言葉。「グラウンドにはゼニが落ちている。人が2倍練習してたら3倍やれ。3倍してたら4倍やれ。ゼニが欲しけりゃ練習せえ。」と。シビアかもしれないが、それがプロなのだろう。若手育成など、今のプロ野球につながることを発想しているらしい。そんなところは学ばないと。。。そんなことをスポーツが教えてくれた。

 そのスポーツ、スポーツニュースを見ていたら、解説者が「努力はみんなするもの。その意味で、みんな同じ、結果を残したものが、一流だ」というニュアンスのコメントを。確かに、みんなfullにやれることをやっている。それをいかに結果につなげるのか。そのためには、結果を出すためのシステムも大事だけど、最後は気持ちで「結果を出すんだ、勝つんだ!!」と。。。そういえば、スポーツの方が結果にはシビアで、監督、選手はくびになったり、選ばれなくなったり。。。そんなことを考えていたら、すでに、2月。今年度も残り、2ヶ月。今日の休みを大事にして、若手に負けないように精進して、きちんと結果をだすこと、それが残された今年度の仕事のような気がした。

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 わたなべしるす

 PS. 日本版で言えば、子供時代の「秘密基地」。外国では違うものだけど、類似のものがあると。。。やっぱり世代毎にやらないといけないことが。。。

 

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