
皆様、こんにちは。岩手大学の21世紀COEプログラムで研究員として採用されている風間です。8月17日から8月22日まで、フィンランド・タンペレで開催されていたFESPB2008(ヨーロッパの植物生理学会)に参加してきました。
まず、タンペレという都市ですが、フィンランドでは第三の規模の都市だそうです。ただ、そんなに大規模な感じはしなくて、こじんまりとした都市でした。観光都市というよりか、工業都市のようです。ただ、街中にはムーミン(フィンランド生まれのキャラクター)に関する博物館もあるようです(残念ながら、僕は行けませんでした。。。)。
学会自体は、生理学会というだけあってストレス関係・病理関係・ホルモン関係を題材にした研究がやはり多かったです。実際に演題数を比較したわけではないので、分からないのですが、日本の植物生理学会より規模は少し小さな感じを受けました。
また、レクチャーを受けていると、バイオ燃料と食料不足の問題を解決するための農学的な研究がさまざまな視点から行われているのを感じることができました。エネルギーと食料は、生きていく上でなくてはならないものなので、その二つの問題に対する自分なりの考えを探りながら研究を進めていかなくてはいかないのでしょう。
写真は、学会が行われたタンペレホールと、学会最終日の昼食です。フィンランドでは、お肉料理に写真のようにベリーのジャムを付けあわせるそうです。最後の写真は、マーケットでの風景。色とりどりの野菜・ベリー・キノコが山のように並んでいます。
風間