昨日は、冬至であったとか。今日は、ほとんど真冬日に近い寒さでした。。今年の出張、出前講義も終わり、残してある雑用を片付けなくてはと思います。
そういえば、何かの書物に「賢者は歴史に学ぶ。。。。」とか言う一節があったのを思い出しています。歴史の中には、今の時代を生き抜くために重要なことがたくさん含まれているのでしょう。そのためにも、今までにあった歴史を今一度、大切にしなくてはいけないのでしょうし、その歴史の中の真実を知ることは、とても大切なことなのかもしれません。
歴史の生き証人といえば、樹木がそうなのかもしれません。何も言わず、その場所に育っていますが、誰よりも、歴史の流れを見てきたのだと思っています。研究室の隣には、仙台でも一番大きいと言われているいちょうの木があります。イチョウは、雌雄が別の樹木なので、そのイチョウは、雄の樹です。そこから、5mほど離れたところにあった雌の木は、その樹から比べれば、ずいぶんと小さかったかもしれないですが、ご近所の方も、ぎんなん拾いを楽しみにされていたものでした。
何事でもそうかもしれないですが、育てるのには、大変時間がかかります。それをなくしたり、除いたりするのは一瞬です。樹齢何十年というものがまた、そこにできるまでに、世の中がよい方向になっているのを祈るばかりでした。。。。。
わたなべしるす
育てるのは、100年。。。。
2008年12月22日 (月)