
今年で2年目となる七北田小学校・NSPで、特別講義「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」を行いました。今年の5年生は、3クラスで120名という大所帯でした。最初に、トマトの生育を種まきから結実するまでを復習し、そのあと、キャベツ、ブロッコリーにも花が咲くことを講義したあと、キャベツとブロッコリーは、同じ種なので交配できると説明し、この雑種がどのような形態になるかを、各班ごとに分かれて、絵を描いてもらいました。
キャベツ、ブロッコリーの特徴をよく捉えていて、キャベツの中からブロッコリーが出てくる絵を描いた生徒さんがとても多くて、今年の5年生の普段の観察力に感心しました。また、植物に根があることは当たり前ですが、描いた絵に、きちんと根があったり、ブロッコリーに花が咲いているところを書いたり、植物学の基本である、「博物学」のポイントを押さえている感があり、今年度の講義が楽しみになってきました。
秋には、是非、自分たちで雑種の種を育てて、どうなるのかを実感してもらえればと思いました。今年もNSPは楽しみです。内藤校長先生、理科担当の井上先生、よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 七北田小学校のNSPのところに、井上先生の記事がありました。
http://www2.sendai-c.ed.jp/~nanashou/ppblog/pp_blog/index.php?UID=1245143541