東北大学で実施している「科学者の卵養成講座」に参加いただいている、弘前高校の生徒さんから、同校の進路指導主任の先生に、渡辺が行った「キャリア教育」が、好評であったようで、この職業人講話の講師を引き受けることになりました。なにより、講義のリピーター、それも口コミでということで、こちらもうれしく思っておりました。
他の講師陣には、医者、薬剤師、翻訳家、弁護士の方などがいらっしゃり、1年生全体を希望する職種の講師から、講義を聴くというものでした。渡辺が高校生の頃にはなかったような企画で、違った意味で興味深いものでした。渡辺のところには、最多の64名が聴講してくれ、渡辺の小学生時代から、大学、研究者という歩みを講義しました。中には、研究者になりたいという生徒さんもおり、将来そうした生徒さんと一緒に研究ができれば、この上ない幸せだと思いました。
講義のあとには、本講義のきっかけを作ってくれた「科学者の卵」の受講生と話ができ、また、講師依頼をしていただいた進路指導主任の先生とこうした講義がきっかけとなり、人と人がつながる、本物を見せるということの大切さなどが議論できたのは、ある意味、「科学者の卵」のコンセプトとあい通ずるものがあり、とても有意義でした。ありがとうございました。また、いつの日か、こうした講義ができればと、思った有意義な講義でした。
わたなべしるす
PS. 弘前といえばではないですが、さすが青森県。駅前に、赤く色づいたリンゴの木があったのには、驚きでした。違った季節に違った場所に行くのも、違った意味があることを実感したのでした。
青森県立弘前高校・職業人講話「研究職になるには・・」(10/17)
2009年10月17日 (土)