宇都宮女子校でのSSH研究指導の翌日に、宇都宮大・農学部の高橋先生にc-Bioセミナーにご招待いただきました。高橋先生は、数年前に東大の西澤先生のところから、異動され、新たに、植物栄養を考える上で欠かせない、重金属と生殖過程との関係を新たなテーマとして研究を進めていると言うことで、研究面で意見交換ができると言うことで、そちらも楽しみで伺いました。
セミナーでは、花としての一般的なことから始まり、自家不和合性の分子機構までお話ししました。発表が終わったあとには、たくさんの質問をいただき、また、こちらがこれから考えなくてはいけないような質問も飛び出し、こちらとしては、良い刺激を受けました。ありがとうございました。
次回は、ぜひ、高橋先生をお招きして、生殖過程における重金属の話をお願いできればと思います。重金属である微量元素の重要性は、学部生の時に植物栄養学で学んだのが、最後のような気がしますので。ぜひ、よろしくお願いします。
わたなべしるす
宇都宮大・農学部・c-Bio招待セミナー「アブラナ科植物の自家不和合性--花粉と雌ずいにおける自他識別分子機構--」(11/12)
2009年11月15日 (日)