
研究室で実験台に向かっていると、ふと社会人になりたての頃などを思い出します。
会社は、値(あたい)には厳しくて、先輩でも結果についてOKが出るまで、真摯にやり直しをしている場面がよくありました。
私も入社して間もない頃は、誤差が許容値に収まるようになるまで、何回も練習させられました。が、いつまでも練習はしていられないので、間もなく先輩の指導のもとで、本番の実験をかさねる毎日が始まりました。
私たち新入社員は、「研修」という時間に職員としての心得をよくきかされました。
『自分たちの実験の結果が、そのまま社会に出て影響を与えていくという自覚と緊張感をもって...』などなど。
また、ひとつ上の先輩から「社会人二年目になって...」というようなテーマで入社してからの意識の変化についてお話を伺う機会もありました。
普段はたおやかで優しく、よく気を配ってくださる憧れの先輩も、ピペットを見つめる目はとても厳しくちょっと怖いくらいでしたm(_ _)m
様々なキャラクターの人々が実験においては皆一つ心で真剣。。。その姿は男女問わず、美しく見えるものです。
先日アブラナの種をたくさん蒔いたのですが、芽を出し、鮮やかな黄緑色の双葉になり、今週はその間から本葉がのぞいています。そのひとつひとつを実験に使うためサンプリングし、また次の実験のために育てていきます。
更なる研究の前進につながっていくことに思いを馳せつつの作業が、きょうも続いています。。。
(I)