高校の理数科での課題研究では、これまでもいくつかのお手伝いをしてきました。農業高校でも、同様に課題研究があるらしく、昨年度、相馬農業高校で講義をしたときに、興味を持っていただき、キャベツ類の多様な形態などに着目して、交配をしてその後代がどうなるかという実験の指導を行いました。
今年はどこともそうですが、春が遅く、4月が終わろうとしているの、桜が散ろうとしていて、キャベツ類の開花には少し早かったようですが、参加した生徒さんたちは、熱心に取り組んでくれました。花の構造がわかっていても、つぼみの周りの蕚片、花弁を取り除いて、めしべの先端だけを出すのは難しい作業です。連休中は好天に恵まれるようです。絶好の交配日和です。ぜひ、がんばってください。
あちこちでアブラナ科植物の実験が増えていくのを楽しみにしています。
わたなべしるす


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