東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】岩手県立水沢高校でのSSHアブラナ科植物多様性コンソーシアム・研修会と特別講義・実習「Brassica oleraceaの多様性と形態のどこに着目するのか??」(7/10-11)

2010年7月12日 (月)

 SSH東北地区発信のコア・SSH「アブラナ科植物多様性コンソーシアムプロジェクト」(機関校:岩手県立水沢高校)が昨年度に続き、採択され、その指導委員を務めることから、その第1回目のSSH特別講義・実習を行ってきました。昨年度と大きく異なることは、東北地区中心だったものが、関東、北陸、九州へと広がりを見せ、全体で13校の参加がありました。

 講義・実習では、新規加入校もあることから、栽培の基本ということの講義はできませんでしたが、観察の着目点、観察の重要性、自家不和合性の重要性などを概説しました。講義のあとの各校の討論の時間には、多くの高校の方から、観察、生殖など様々面について、直接質問を頂きました。より、このコンソーシアムが発展したのではと実感できました。オーガナイザーをされている、水沢高校の先生方に感謝したいと思います。

DSC03214.JPG 2月は、ずいぶん先の話かもしれないですが、そこで、年度末報告会があり、研究が大きく発展し、意見交換ができるが今から、楽しみになってきました。近日中に、このコンソーシアムのHPもできあがり、意見交換、コメントのトラックバックなどもできるようになるようです。楽しみにしております。

oleracea_アップ_1.JPG 来月には、鹿児島での「ダイコンコンソーシアム」。こちらの方もどの程度発展しているのか、どのような参加校なのか、とても楽しみです。


わたなべしるす


≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE