昨日の教育センターとの話を十分に消化できないうちに、翌午前中は、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科・出前講義と交配実習指導を行いました。梅雨の合間の晴れ間というより、30oCを超える天気でした。
まず、植物の生殖についての一般的な講義を行い、そのトピックとして、自家不和合性、受精、品種改良について、最近の話をしました。講義の中では、この科学の講義とは別に、3/11の大震災のことについてもふれ、そうしたことがあったとき、何が起きるのか、どうすべきなのかなども、講義をしました。
講義に続いて、温室内に移動し、トマト、メロン、スイカの観察をしつつ、スイカを材料として、実際に交配実験を行いました。ウリ科は、雄花、雌花になっていること、スイカなどは、各節ごとに雌花がつくわけではない、交配をした雌花には、日付を入れて、収穫できる日にちがわかるようにしておくことなどを説明しました。はじめは、雌花、雄花の区別がわかりにくいようでしたが、雌花の下に子房があることがわかると、雌花を見つけて、積極的に交配してみようという生徒さんもいて、頼もしい限りでした。
最後に、収穫、可食できるスイカを割って、キュウリなどと同じように、心皮が3室というか、さらに2つに分かれ、6室というか。それを実感してもらいました。まだ、梅雨のこの時期ですが、最近の品種改良のおかげか、糖度も10を超えていて、甘みも十分でした。
最後になりましたが、準備から講義の設定をお世話になりました、別府先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 当日は、愛媛新聞の記者がこの講義を取材頂き、6/23付けの愛媛新聞に記事(・植物の仕組み 今治南高で東北大大学院教授授業)がありました。ありがとうございました。
まず、植物の生殖についての一般的な講義を行い、そのトピックとして、自家不和合性、受精、品種改良について、最近の話をしました。講義の中では、この科学の講義とは別に、3/11の大震災のことについてもふれ、そうしたことがあったとき、何が起きるのか、どうすべきなのかなども、講義をしました。
講義に続いて、温室内に移動し、トマト、メロン、スイカの観察をしつつ、スイカを材料として、実際に交配実験を行いました。ウリ科は、雄花、雌花になっていること、スイカなどは、各節ごとに雌花がつくわけではない、交配をした雌花には、日付を入れて、収穫できる日にちがわかるようにしておくことなどを説明しました。はじめは、雌花、雄花の区別がわかりにくいようでしたが、雌花の下に子房があることがわかると、雌花を見つけて、積極的に交配してみようという生徒さんもいて、頼もしい限りでした。
最後に、収穫、可食できるスイカを割って、キュウリなどと同じように、心皮が3室というか、さらに2つに分かれ、6室というか。それを実感してもらいました。まだ、梅雨のこの時期ですが、最近の品種改良のおかげか、糖度も10を超えていて、甘みも十分でした。
最後になりましたが、準備から講義の設定をお世話になりました、別府先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 当日は、愛媛新聞の記者がこの講義を取材頂き、6/23付けの愛媛新聞に記事(・植物の仕組み 今治南高で東北大大学院教授授業)がありました。ありがとうございました。