東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2012年を迎えて。。(1/1)

2012年1月 1日 (日)

 「2011年を迎えて。。」を記してから、あっという間の1年であった。昨年1年で何がどれだけできたのかは、昨日の記事に少し記した。そこにも書いたとおり、今年は「こころ」の改善というか、ケアーというか、それがまず第一にであろう。。。と思っていたら、お正月早々に、結構大きな地震が(M7.0)。。研究室の学生さんとびっくりで。。そういえば、年末年始をはさんでそれなりの大きいのがというのを聞いていたような。。せめて、今年は。。と祈るばかりである。

DSC00671.JPG まず、教育面から。年末の番組だったろうか。「日本人は忘れっぽい」とか。。。そんなこともないと思うのだが。やはり、今までの教育の来た道を振り返り、その中でよかったこと、反省すべきことを整理して、心機一転、よりよい教育をと思う。では、何ができるのか。教育面はすぐに計測できないという面もある。5年、10年後にあのとき、あのことをやっていたことがよかったと、歴史で言われるようなことを目指したい。ということは簡単であるが、何を実際にやるかというのは難しい。何をということを明確にここに記せないが、「戦略力」、「観察力」、「情報収集力」、「国際力」、「実践力」、「連携力」、「歴史力」と銘打って、7つの力をつけるように、がんばってみたい。それぞれが何を意図したものかは、今年のこのページで少しずつ記してみたい。

 研究面は。やっぱり、よりよい論文を発表することであろう。もちろん、短期的な実験もあるかもしれないが、この先の10年、20年後にも利用できる材料育成など、いろいろなことを行ってみたい。もちろん、植物をベースに、現在使える様々な手法を可能な限り融合するような共同研究を進めたい。「餅は餅屋」という、師匠の言葉を大事にして。。。

 社会貢献面。今年もできるだけ多くの小中高で出前講義を行いたい。それも双方向で。あと、今年は、「愛媛新聞・大型コラム「道標」」の連載もある。月1のペースで、初めてのことであるが、一般の方々に、植物、教育の大切さをアピールできればと思う。

DSCN1603.JPG 今年こそ、想定外のことにも対応できる、柔軟性、可塑性のある研究室運営を行い、教育・研究・社会貢献に対してバランスよく、発展させたいものである。


 わたなべしるす


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