前日は、宮城県仙台第三高等学校・SSH課題研究分野別中間発表会・コメンテーター。1/19-20は、石川県立小松高等学校のSSH研究発表会への参加。小松高校に伺うのは、昨年の秋の出前講義以来。今年は全国的に雪が多いということで、気にしていましたが、伺った折には雪もなく、ほっとしました。週明けからはかなり雪が降るようですが。。
19日は、生物部の生徒さんたちが、ダイコンを使った発芽実験。様々な塩類に対する反応を見ていましたが、ええ。。と思えるような興味深い現象が。この結果を渡辺のHPで書くのはどうかと思いますので、小松高等学校、ダイコンコンソーシアムのHPから何かあると思いますので。また、実験をするときの対象区(control)の重要性、実験系の構築ポイントをdeepに議論できたのは、何よりでした。また、東北大・農を受験したいという生徒さんたちともいろいろ議論できました。2次試験まであと少し、がんばってください。
20日は、午前が3つの公開授業、「総合科学」・地歴公民。中世の有名な科学者を取り上げたもの。科学的センスから、社会を見たとき。こうした授業をされるのは、たぶん、社会科の先生と思いますが、科学のことも知らないといけない(最後まで聞いて、講義をされる先生の知識力に、何が専門家わからなくなりました。。。。)。授業をされる先生も大変と思いましたが、授業を聞いている生徒さんには、領域融合的な授業としては、とても大切なことだと思いました。「Science(サイエンス)」という言葉の語源は「知る」とか。へーーーー。でした。そういえば、高校の頃の「倫社」の時間に「帰納法」というのを習ったような。。日本では学位を博士(農学)のようにいいますが、欧米では、Ph. D.(Doctor of Philosophy)。哲学一般というか、自然科学一般というか、昔からの考え方をきちんと身につけている、そんな意味なのだろうと、一連のようにつながりました。こうした講義が自分の倫社の頃にあれば、もう少し倫社が好きになったのかもしれないと。。。(受験の共通一次では、地理、政経でしたので。。)。また、プレゼンのシートの所々に、英語が。その英語が科学と関係ある。これであれば、もう少し英単語を覚えたのかもしれないと。「倫社」で宗教が出てきたとき、なぜ、こんなことを学習するのか。。。ずいぶん考えました。ただ、今の世界の流れ、科学の流れの根本に「宗教」があることを、説明されれば、楽しかったのかもしれない。30年以上前の高校時代ことを考えながらの楽しい50minでした。
研究協議会という、通常の運営指導委員会を超えて、参加されているいろいろな方々と交流の場があるのは、何よりではないかと思いました。ほぼ、学校全体での総合科学への取組は上記の講義の通りですが、すごいことだと思いました。「小松スタンダード」とでも名付けて、継続頂くのがよいかと。また、各教科でも科学と絡めて、授業を設定しているというのも、興味深いものでした。ただ、これだけの会議資料を作られた先生方のご苦労を考えた時、この時間を生徒さんたちへの様々な指導に使えないものかと思いました。
午後は、ポスター発表とこちらからの出前講義。ポスター発表は、数学、理科の多様な発表。数学の中で、紙を折りたたんで、「一刀切り」というのがあり、生物と融合したらおもしろいかなと。これからの発展が楽しみです。
最後の出前講義も生徒さんだけでなく、SSH研究発表会の参加者の先生方も。ありがとうございました。少々緊張でしたが、いつもように、「花、受粉、受精」のお話しを。春までもう少しですが、その頃には花もたくさん見るようになるかと。ぜひ、今までとは違った花と感じてみてくれるのでは。
最後になりましたが、SSHの寺岸先生、板東先生、松原先生、校長先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ますますのSSHの発展を祈念しております。明日は、埼玉県立浦和第一女子高等学校のSSH。SSHで国語を扱っているというのは、何よりの楽しみです。
わたなべしるす
19日は、生物部の生徒さんたちが、ダイコンを使った発芽実験。様々な塩類に対する反応を見ていましたが、ええ。。と思えるような興味深い現象が。この結果を渡辺のHPで書くのはどうかと思いますので、小松高等学校、ダイコンコンソーシアムのHPから何かあると思いますので。また、実験をするときの対象区(control)の重要性、実験系の構築ポイントをdeepに議論できたのは、何よりでした。また、東北大・農を受験したいという生徒さんたちともいろいろ議論できました。2次試験まであと少し、がんばってください。
20日は、午前が3つの公開授業、「総合科学」・地歴公民。中世の有名な科学者を取り上げたもの。科学的センスから、社会を見たとき。こうした授業をされるのは、たぶん、社会科の先生と思いますが、科学のことも知らないといけない(最後まで聞いて、講義をされる先生の知識力に、何が専門家わからなくなりました。。。。)。授業をされる先生も大変と思いましたが、授業を聞いている生徒さんには、領域融合的な授業としては、とても大切なことだと思いました。「Science(サイエンス)」という言葉の語源は「知る」とか。へーーーー。でした。そういえば、高校の頃の「倫社」の時間に「帰納法」というのを習ったような。。日本では学位を博士(農学)のようにいいますが、欧米では、Ph. D.(Doctor of Philosophy)。哲学一般というか、自然科学一般というか、昔からの考え方をきちんと身につけている、そんな意味なのだろうと、一連のようにつながりました。こうした講義が自分の倫社の頃にあれば、もう少し倫社が好きになったのかもしれないと。。。(受験の共通一次では、地理、政経でしたので。。)。また、プレゼンのシートの所々に、英語が。その英語が科学と関係ある。これであれば、もう少し英単語を覚えたのかもしれないと。「倫社」で宗教が出てきたとき、なぜ、こんなことを学習するのか。。。ずいぶん考えました。ただ、今の世界の流れ、科学の流れの根本に「宗教」があることを、説明されれば、楽しかったのかもしれない。30年以上前の高校時代ことを考えながらの楽しい50minでした。
研究協議会という、通常の運営指導委員会を超えて、参加されているいろいろな方々と交流の場があるのは、何よりではないかと思いました。ほぼ、学校全体での総合科学への取組は上記の講義の通りですが、すごいことだと思いました。「小松スタンダード」とでも名付けて、継続頂くのがよいかと。また、各教科でも科学と絡めて、授業を設定しているというのも、興味深いものでした。ただ、これだけの会議資料を作られた先生方のご苦労を考えた時、この時間を生徒さんたちへの様々な指導に使えないものかと思いました。
午後は、ポスター発表とこちらからの出前講義。ポスター発表は、数学、理科の多様な発表。数学の中で、紙を折りたたんで、「一刀切り」というのがあり、生物と融合したらおもしろいかなと。これからの発展が楽しみです。
最後の出前講義も生徒さんだけでなく、SSH研究発表会の参加者の先生方も。ありがとうございました。少々緊張でしたが、いつもように、「花、受粉、受精」のお話しを。春までもう少しですが、その頃には花もたくさん見るようになるかと。ぜひ、今までとは違った花と感じてみてくれるのでは。
最後になりましたが、SSHの寺岸先生、板東先生、松原先生、校長先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ますますのSSHの発展を祈念しております。明日は、埼玉県立浦和第一女子高等学校のSSH。SSHで国語を扱っているというのは、何よりの楽しみです。
わたなべしるす
今日、ダイコンコンソーシアムのHPに、寺岸先生が記事をuploadして頂きました。ありがとうございました。